「40代後半から50代半ば!そう、中年期!」
こんにちは、デザイナーの田中千絵です。
毎日10分「50歳から自分サイズで生きるアイデア」。
この番組では、生きているだけでいろいろ抱えがちな
中年あたりの仲間たちに向けて、私の身の回りで見つけた
さまざまな生き方のアイデアを毎日10分お話していきます。
著書「卒母のためにやってみた50のこと〜がんばる母さんやめました」
が大和書房さんから絶賛発売中です!
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Voicy二回目です。聞いてくださってありがとうございます。
収録ってひとりぼっちで話すので、
どうもいつもの話し方と遠い感じがしてて、友達にもちょっとまだ固いね!とか言われます。
そんなわけで、今週は Voicy の練習期間ということにして、テーマを著書からとって話しやすいことから行こうかなって思います。
タイトルには「卒母」と書いてあるので
私、母じゃないし!などと思うかもしれないのですが、
母でなくても、1人でも、パートナーと暮らしていても、男性でも女性でも
ざっくり40代後半から50代前半あたりの中年期なら当てはまることだと思いますので、ゆるっと聞いていただけたら嬉しいです。
前半で著書の話もするので、「私は中年期の話だけ聞きたいの!」という時は
遠慮なくチャプター飛ばして聞いてくださーい!
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昨年4月に大和書房から出させていただいた私の著書
「卒母のためにやってみた50のこと〜がんばる母さんやめました」、
通称「卒母本」のお話をしたいと思います。
本の説明をすると、この本240ページ近くあるのですが、ほとんど全部手書きなんです。全部手書きにしたの?すごいね!変人!(いい意味です)って時々言われます。
誰かのノートを借りてきたような、エネルギーほぼなくても読める、
疲れていても目にも心にも優しい本です。
卒母本は帯が豪華で。
あの!料理研究家の土井善晴せんせい、
あと Voicyのパーソナリティーでも大人気のひうらさとるせんせいに
推薦していただきました!(ありがとうございます!)
内容としては、母親の役割をとらえ直し、家族それぞれの自立を目指す。
そして母は、自分軸で生きるために、色々やってみよう、というもの。
ちなみに本のタイトルにもある「卒母」という言葉。耳慣れないですよね。
著書の中では
「過剰な「母」という役割を終わらせて、家族みんなの自立を目指すこと」
としています。
自己犠牲を伴わない、健康的な家族の距離感を目指していこう!というイメージで考えています。
お母さんである方はもちろん、でも子どものいらっしゃらない方とかは、自分がもともと育った家族(これを原家族といいますが)
原家族との距離感を見直すのもいいかもしれません。周りの方でも「母にプレゼントしようかな」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
自分もまだ達成できていなくて、こちらの Voicy
でも仲間を作って行けたら嬉しいです。
ちなみに卒母本はどのページから読んでもオッケーです!
やりやすいようにどんどんアレンジしてください!
やってみていい感じだったら教えてください!
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さてお待たせしました、
今回のテーマ
「40代後半から50代半ば!そう、中年期!」
中年、イメージのいい言葉じゃないなと思いますが、
ざっくり40代後半から50代半ばのみなさま、ひとまずお疲れ様でした!
誰も褒めてくれないかもです。
まずは自分で褒めます。
自分のケアは自分でやってく姿勢も
50代からは大事なことかな思います。
スイスの精神科医で心理学者のユングさんはこの時期を
「人生の正午」とよんで転換期であるとして、危機の時期と位置付けています。
これは個人差があるので、何歳で!とか、必要のない方、すごく感じる方色々かなと思います。
正午って太陽の一番高い位置ですよね。
そこから太陽が下がってくると落ちる影が変わってくる、
物事の見え方も変わってくる、そんな時期が中年期。
今までやってきたことが実っていく一方で
これまでと違い「のびしろ」を感じにくい、とか
できなくなることが目立ってくる感じですね。
自分の体の変化だととてもわかりやすいと思いますが
老眼が進んで午後は色々見えていない、とか
気力体力無くなり、記憶力もどこかへ行ってしまって、
そんな中で焦り、焦燥感、不安もこれまで以上に感じる日々が続くと
元気がなくなってくるかなって思うことが出てくるかなと思います。
答えのない堂々巡りがまさに中年のクライシス!なので、
ここで一旦役割的な行動と「自分」を切り分けて見直して、
改めて自分の取説を見直していくといいかなと思います。
できること、できないことを書き出して分けてみてもいいし、
自分の時間割を考えてもいいし、
自分がどんなことでご機嫌だなー(コーピングですね)とか、
こんなこと言われて嫌だなと思ったらそのことと少し距離を置いてみる、とか。
やりながらトライアンドエラーで答えはないし、自分も変わっていくと思うので、
それについて色々やってみる方法も Voicyで紹介していきますね!
揺らぐ中年期はそんな感じで焦りやすい、不安を抱きやすい時期だと
まずは認識することが大事かなって思います。
今、中年期である私たちはバブルの恩恵にはあずかれず、
就職も氷河期で、終身雇用時代も終わり、「不遇の時代」と
言われてもう随分長いですが、ここにきて人生100年!と言われ、
途方に暮れませんが、新しい50代の過ごし方のロールモデルはないのですが、
みんなでやってみながら横のつながりができたらいいかなと思って。
自分を過信せず、限界がちょっと見えてきたら、
色々手放しながら、残りの人生を無理せずどう過ごしていきたいか、
みんなでお話していけたらいいですね。
50代からは見栄ではなく、愚痴や悩みでつながっていきましょう!
もちろん、30代40代の方々もぜひです!
今日も聞いてくださってありがとうございました!
中年期の気づきやモヤモヤ、これから中年期でこんなことが気になる!
などありましたらぜひコメントくださいねー!
Spotifyで母ラジオというのもやっているのですが、
そこの相方の臨床心理士の宮島さんも時々きていただく予定です。
臨床心理士さんと一緒に悩みを聞ける日も作りたいと思います!
ではでは!
田中千絵でした!