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toyslab
友人の歌声が青空突き抜けた件
30歳を目前に脱サラし、ワーキングホリデーを使って海外の本場の学校に、歌を1年、学んできた友人の帰国後初ライブを聴いてきた。
もとから歌の上手い人だったけど、声量も揺らぎも表情も、表現も、まるで別人のようで、「あ、青空突き抜けたな」と思った。
原石を100%磨いて、大人の若さというか、明るさというか、吹っ切れた歌声で、背中押されるような、なんというか上手く表現できないが、泣きたいくらいに潔くカッコ良かったんだな、これが。
20代のひと時、この素晴らしい人と、一緒に時間を過ごして共に学ばせて貰っていたんだなと思うと、出会いに感謝。
心から思う。
カッコ良くて、美人で、グローバルで知的で、とてもかわいい人で、そして、自分に正直な人だなぁって。
なんでこの人に、野心がないのか、不思議。
みんな、少しでも何かに秀でたら、泊になる賞とか、メディアの露出機会を増やすとか、バックアップしてくれる事務所探すとか、SNSでアピールするとか、人に注目されるよう積極的に動いてる。
彼女は下手に野心的な人以上に、才能溢れてて素晴らしいのだが、全く商売気がないというか、とにかくそういった意味で目立つ気は全くないのだろう。
自分のやりたい事を突き詰めて、走って、友人知人で応援してくれる人がいたら、それに感謝して、誘うくらい。
お金払って見に来た友人にだって別に変に媚びないし、あっさり挨拶する、貴族みたいな人なんだよな。
ステージの上の彼女は、友人の彼女なんだけど、そこから発される声が、現実でありつつも、同時に異国の物語だった。
また、生の歌声を聴きに行きたい。
彼女はまたすぐ、海外に行ってしまうけど、その歌声をまた、聞かせてください。