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"Make Passion Yours"​ Hult EFのメンバー紹介 Vol.5

Make Passion Yours第五弾は、2023年3月よりDirector Customer Success Enablementとして、Hult EFロンドンのGlobal本社所属となったShoko Hasuoさんをご紹介!Shokoさんのとてもダイナミックな幼少期の話から
教育というブレない軸を貫いた、素敵なキャリアストーリーと共にグローバルな環境で活躍したいと思う方の、お手本となるような話になっていますので、是非最後までお読みください!
※2023年2月にインタビューした記事です

《Shokoさん's profile》埼玉出身。幼少期は親の仕事の関係で海外(アフリカ・オランダ)で過ごす期間が長く、通算8年ほど海外生活を送る。帰国後は公立の中学・高校に進学し、大学でも部活三昧の文字通りローカルな学生時代を過ごす。社会人になってからは、教育×ICTビジネスの立ち上げやプロジェクトマネジメントに従事。EFの社会人向け留学事業部へ入社した後、社内異動を経てHult EFにてCustomer Success Directorとして従事。現在は、Director Customer Success EnablementとしてロンドンGlobal本社に所属。

多感な時期にオランダから1学期だけ日本の公立中学校へ編入し、その後国立大付属中学校へ転校を経験したShokoさん。長い海外生活から初めての日本での学校生活スタート。何かハードルはありましたか?

Shoko:スパルタな両親のおかげでオランダにいる時も日本の通信教育を受けていたので、学業は問題なくついていけましたね。入学した公立の中学校はローカルすぎて、「帰国子女」「オランダ」っていうワードに全く触れたことのない子供たちばかりだったし、なんの偏見すらない状態だったので、宇宙と同じぐらい不思議!という好奇心で接してくれました。クラスメイトからは、「Shoko英語はできるけど、書道めっちゃ下手~!」って言われたり、そうやってある意味対等にお互い出来ることと出来ないことがあるよねっていうコミュニケーションが取れていたので、ほとんど嫌な思いをしなかったですね。当時の担任の先生も、私のことを一切特別扱いしないでくれたのでそれも大きかったと思います。周りの大人の意向もあって結局、帰国子女編入枠のある中学校に転入したんですけど、そっちの環境の方が変に特別扱いされていたので、同じ境遇の友達がいるというのは良かったものの、親や周りの大人が思っているほど特別扱いはしなくていいんじゃないかなと、子供ながら思っていました。

その後あえて付属の高校へ進学せず都立の高校を受験したそうですが、なぜそのような選択肢を取ったんですか?

Shoko:幼少期からあちこち親の転勤に付いて行っていたので、「地元」と呼べる場所を作りたかったんです。転入した中学校も色々な地域から通う子たちばかりで、一緒に下校するとか、放課後に家の近所で友達と遊ぶとか出来なかったんですよね。なので、家から自転車で通える地元の公立高校を受験して、大学も留学とか海外の大学という選択肢を意識したことは無く、高校時代の友達がいる「地元」、東京で進学しました。

どっぷりローカル!な道を選択し続けた学生時代。その後「海外で働きたい」という思いが芽生えその夢を実現されたShokoさん。どのタイミングで、「海外」というキャリアパスを描くようになったんですか?

Shoko:2社目で教育ICTビジネスに携わっていた際に、毎月アメリカに出張したり長期出張をする環境下で、社会人になって初めてビジネスで英語をつかった時でもあり、その時に「あ!私の英語通用する!よかった!」と思えたことと、純粋に改めて異文化交流楽しいと思えたあたりから、漠然とずっと「いつか、また海外で」と思うようになりました。さらに3社目は超ドメスティックな日系ベンチャーだったのもあり、より一層「やっぱり海外で働きたいな」と思い、EFと出会うきっかけとなる転職活動を始めました。

どんな軸で転職活動をしていて、最終的にEF入社しようと決めたんですか?

Shoko:数回の転職を経て「人の成長を後押しできるような場をつくりたい」という使命感が強くなりました。何かを学びたい人に、良い学びの場を提供し、変化をサポートする。これが私のキャリアを貫く軸になっています。その中でも「いつか、また海外で」という思いもあり、教育×Globalという軸が明確になりました。さらに、教育事業が企業の主軸であること。これまで務めた企業は色んな領域のひとつとして、サブで行っていた教育事業だったのと違いEFはダイレクトに教育を通してビジネスの意思決定ができるし、どの部署や役職に就いたとしても教育から離れることは無いのが入社の大きな決め手でした。

弊社は、部署異動やポジションに決まりや縛りがないところが特徴の一つでもありますが、Shokoさんはこれまでに3部署4ポジションを経て、今回は5ポジション目の新たなチャレンジとなります。簡単にこれまでのEF Journeyを教えてください。

Shoko:入社から1年半は社会人留学部門と高校正規留学部門の留学コンサルタントとして従事していました。当時から従来の営業方法に固執せず、法人営業にも活動を広げ自分なりに創意工夫をしながら仕事をしてました。新しいやり方でHult EFとコラボレーションすることもあり、その時一緒に仕事をしていた同僚から異動のきっかけをもらいました。アイディアがあったらやってみたら、と言ってくれる文化だったからこそ、今があるのかなと。

ルールに囚われず、他部署との交流も積極的に行っていくことでHult EFへの道を切り開いたんですね!改めて、Customer Success Manager(CSM)ってどんな仕事ですか?

Shoko:Hult EFのオンライン語学・リーダーシップ研修などのオンラインプログラムの検討・導入の支援から、研修実施中のフォローアップなどを担当します。クライアント様が研修をご導入いただく目的や背景は様々です。それぞれが弊社の研修に期待していただいている結果をKey Account Managerとクライアント様と一緒に作り出すお仕事ですかね。担当としてご評価いただくことはCSM冥利に尽きますし、多くの日本の企業そして働く人たちが自己研鑽を当たり前に継続できる世の中に、貢献できていると思うと壮大な達成感があります。

まさにShokoさんの「人の成長を後押しできるような場をつくりたい」という使命感が実現できる仕事ですね!さて、いよいよですが3月からはどんなポジションで何をされるんですか?ロンドンGlobal本社所属に至った経緯も併せて教えてください。

Shoko:Hult EFの事業が成長する中メンバーも増えこの1年間はCustomer Success DirectorとしてCSMチームをまとめるマネジメント職に従事していました。日本代表としてGlobal本社と仕事をする機会が一気に増えたことが、今回の異動にも繋がったと思っています。日本が抱える問題をGlobal本社と解決するために、細かくしつこく時には時差の関係で夜中にやり取りすることもありました。日本はどうしたいのか?と問われることも増え「日本基準」をGlobal本社に理解してもらうのは大変でした。今までは日本のチームのためにという思いで、Global本社とコミュニケーションをとっていたはずが、日本と同じように問題を抱える他のマーケット事情も見えるようになり、日本に限定せずGlobal全体の最適解を見つけていきたいと思うようになりました。そこから正式なポジションが決まるまでは紆余曲折ありましたが、3月からは、Director Customer Success Enablementとして着任します。世界中のCSMの育成・支援、HultEFらしいCSMのロールモデルの確立、End userの受講生からクライアント様側の担当者の方までを想定した
カスタマージャーニーの見直しと最適化などを手掛けていきます。世界中のCSM仲間たちがめいっぱい活躍するためにできることがありそうでワクワクします!


「いつか、また海外で」という夢に向けて愚直に努力し続けたShokoさんは入社4年目にしてその夢を実現されました!正直、弊社のような外資系企業でも日本支社から本社へ行くのは狭き門。その狭き門を見事開くことができた秘訣は何だと思いますか?

Shoko:まずは目の前の仕事で確実に実績を残し、自分の能力を証明すること。これが無ければHult EFへの異動もなかっただろうし、同僚や上司も私を推薦する理由がないのでそこは絶対。あとは、前例も決まった道も無い中自分のやりたいことを実現させるので常に「Driver's seat」にいること。ちゃんと努力している人にはチャンスをくれるし、やりたいと思ったことを目指せるチャンスがある会社だと思います。そのチャンスをしっかり見極めて自分自身が努力をし続け、ほしいものが何かを上司に言い続けることが大事かなと思います。でも私が次のステップへ進むことが出来たのも私の後任となるメンバーがこの一年でものすごく急成長してくれたからというのもあるんです。大変な中での引継ぎでしたがCSMチームを引っ張ってくれて、だから私は安心して業務を任せて異動への準備をすることができたのでとても感謝しています。自分の努力だけじゃなく、応援してくれる上司や同僚が周りにいてくれてそしてタイミングが重なってラッキーだったなと思います!

前例のないポジションでの新たなスタート。これからの意気込みを教えてください!

Shoko:あんまりそういうのを出さないタイプなので、同僚からも「ShokoさんのPassionって"青い炎"ですよね」と言われます。私のPassionは「今日より明日がもっと楽しみ」という感覚で、年を重ねることは嫌いじゃないし一人の人間としても、ビジネスパーソンとしても、確実に成長していく自分を楽しみにしながら前に進んでいきたいと思っています!

Shokoさんの「青い炎」はとても安心感があって、頼りにしていたメンバーもたくさんいたと思います!何よりも自分たちのチームからGlobal本社で活躍するメンバーが増えることはとても誇らしいです。これからの活躍も応援しています!そして週末はヨーロッパ隣国でスキーをめいっぱい楽しんでくださいね^^

いかがでしたか?

日本での確たる実績を残してこそ海外への道が開けるというメッセージをShokoさんのサクセスストーリーから強く感じることが出来ました。

最後までお読みいただきありがとうございました。


執筆:Megumi Hashino, Talent Acquisition Manager, Asia


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