躁鬱病になったきっかけ〜小学生〜
躁鬱病やうつ病などの精神障害はいつ誰がなるかわかりません。
生きづらい世の中だから誰がなってもおかしくないと思います。
仕事だったり学校だったり家庭環境だったり対人関係だったり、きっかけは様々です。
私が躁鬱病になったきっかけは、思春期にいろんなことがあったからだと思います。
考えられる心境の変化を思い出して書いていこうと思います。
躁鬱病診断のお子さんがいる親御さん、または自分が躁鬱病の方に参考程度に見て頂けたらたらありがたいです。
まずは、小学1年生の時。
家が同じ方面の女の子2人と仲良くなり、一緒に帰るようになりました。
しかし、そのうち1人は強気で、私たち2人に言うこと聞かせようとしてきました。
その子が道路で遠くへ向かって飴を投げて
『取っておいで』
そう言ってきたこともありました。
言うことをきくペット。
その子はそんな感じで思っていたのかもしれません。
私は、小学3年生までは赤が好きで自分で言うのもなんですが、積極的な女の子でした。
男子にコンプレックスを指摘されて泣いている子を見ると、つい言った人に
『そう言うこと言っちゃダメ』
と言ってるような人間でした。
しかし、小学4年生になってからなぜか自分を出せなくなってしまいました。
男子と話せていたのに話せない。
好きな色も赤など暖色系ではなく、青や水色などの寒色系好むようになりました。
今、思い返せば友達の言う通りに動いていた自分がいたからかもしれません。
誰かがいじめられているのを見ると、批判されるのが怖くて、いじめの対象になるのが怖くて、悪口を行っている子をフォローするのではなく、いじめる側にいた自分がいました。
裏で仲良い子をフォローすることもありました。
卑怯な自分がいることに、幼いながらも自分にすごく苛立ちを感じました。
小学5年生になり、私は帰る道が途中まで一緒の同じクラスの強気な女の子と一緒に下校するようになりました。
荷物を全部持たされたり、
『一緒に帰ろう』
と言われたかと思いきや
『やっぱ違う子と帰る』
と言われたり、急に
『絶交しよ』
と言われたり
とにかくめちゃくちゃ振り回されました。
弱気で内気な性格で、常に言いなりになっていたので嘗められていたのでしょう。
その子のことが嫌いだけど、一人で帰るのは寂しい。
そう思っていました。
クラスで仲良い子がその子しかいなくて、必死にその子のそばにいようと頑張ってました。
今考えたらバカみたいだったなと思います。
小学5年生では、掃除当番の役割を勝手に増やされたりして、一部の女子からいじめを受けました。
でも、私も言う時は言います。
先生に訴えてその後はその子たちは優しくなりました。
小学6年生になり、クラスで唯一仲が良かった言いなりにされていた子は転校しました。
そして、小学1年生の時にペットのように扱われた子と仲良くなりました。
また言うことを聞いてくれそう
そう思われてしまったのかもしれません。
その子と些細なことで喧嘩をしてはぶせにされた時、大人しい女の子たちが助けてくれて仲間に入れてくれました。
その後、喧嘩した子とよそよそしい感じになりつつも普通に卒業しました。
ここまでが、躁鬱病になったきっかけと考えられる小学校生活での体験です。
常に誰かの言いなりになって、逆らえばいじめの対象になる。
そんな環境が怖くて、自分をうまく出すことができなかった小学生の私。
その時から、私は人が怖くなっていたのかもしれません。
次は中学生時代を話します。