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食事介助で思うこと①
今日は、noteの接続障害が有り、記事を書こうと思ったら、入れなくて少し焦りました。
一応、プチ目標で30日連続投稿を目指しているので、これで投稿出来なかったらどうしよう!?
と、ちょびっと思いましたが、無事復旧したようで良かったです。
さて本題ですが、今日は食事介助についてです。
普通の人が思う
「食事介助」
というのは、もしかしたら
食事を自分で摂取するのが、手が動かせないとかの理由で動作的に、困難な人に対して、介助者が直接、食事を口に運んで手伝うものだと思われているかもしれません。
もちろんそれも主な食事介助の一つなんですが、施設や病院にもよりますが、実際にはそっちよりも、他の事が多いかもしれません。
認知症のため、食事を上手くとれない人
(ご飯で遊んでしまたっり、グチャグチャにしたり、誤って食事じゃない物を食べようとしてしまたっり)
飲み込みが上手く出来ない人
(一歩間違うと気管に入ってしまうと誤嚥性肺炎になってしまいます。更に下手したら、それが原因で死ぬ事さえあります)
拒食する人
(認知症とかで無くても食べるのが、なぜか嫌なんです。病院の食事がマズイとか、単にワガママだったりガンコなだけとか)
などを
危なくないように、食事してもらう。
或いは食べないと、当たり前ですが栄養不足で体調不良になっってしまうので、点滴になったり、最後には「胃瘻(いろう)」と言って、手術して管を通して栄養剤を流し込むようにする事になったりします。
そうならないように、しっかり食事してもらうようにする。
というような事も食事介助に含まれます。
で、その「食事介助」ですが
僕は自慢じゃないですが、職場の200人くらい居る全スタッフ(看護師、介護師、リハビリスタッフ、医者)の中で1番上手いです。
とある、かなりの拒食患者さんの話で、僕が居る時は10割食べるようになっていたのですが、
1週間の長期休暇があり、休暇明けにその患者さんがどれくらい食べているかなと、記録を覗くと
「1口」の大行進
( ̄◇ ̄;)
いや、おかしいでしょ!?10割がたったの1口って
実はこの「口」は「くち」に見えるけど、「ゼロ」なんじゃ!?
幾らなんでも、そんなに食べなくなるの!?
これはうかつに休む事出来ないな(苦笑)
という位、圧倒的に食事介助(というか食事促し?)が上手です。
(ちなみにその患者さんは、僕の休み明けの日の夜中に具合悪くて点滴になりました。)
で、なんでこんなに上手かと言うと、理由は簡単で
「本気で食べさせようと思っているから」
です。
えっ、精神論!?
そうです(笑)
いや、もうちょっと補足しますが、本気で思っていたら、どうやったら、この食べない人が食べてくれるのかな?
と色々考えるし、工夫もするからです。
ダントツ上手い僕ですが(笑)ダントツ試行錯誤しながら、食事介助しています。
そのためには、
「本気で食べさせようと思っているから」
が、必要なんですね。
だって、凄い嫌がる人を食べさせるってホントに大変ですもん。
口を閉じて開けようとしなかったり、怒って来る人だって、当然いっぱいいますし、
周りにすら「そんなに嫌がる人に無理矢理食べさせて可哀想に」
とか言われる始末( ̄◇ ̄;)
「いやいや、そんな同情して、この人が食べ無くて具合悪くなっても、あなた責任取れないでしょう!!」
と心の中で思いながら、言っても無駄だから言わないようにしようと思うけど、やっぱり口にして(笑)
最悪なのは、口に入れた物を吹き出して僕に掛けて来る人さえ居ます。
そんな感じで、はっきり言って、とにかく
面倒臭い
です。
技術的にどうこう言えなくも無いですが、
斜め45度の角度から、このスプーンで、この分量で、10秒置きに口に持って行ったら食べてくれる
というような簡単な共通技術なんて有りません。
その人の反応を見ながら、どんな風にとか、どんな声掛けをすればとか、色々試すしか無いです。
しかも、同じ人でも日によってどころか時間によっても全然違ったりしますからね。
そのため、やっぱり精神論が無いと無理なんです。
で、なんで
「本気で食べさせようと思っているから」
と思っているかというと
長くなったので、次回に続く・・・
PS、
勿体ぶっといて、もしスキ&フォローが少ないと続きが書けないので、スキ&フォローお願いします(笑)