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脱オフィスのために出来る事を考えてみた @リモートワーク推進派


こんにちは。沖縄のインハウスマーケター@普久原です。

皆さん、リモートワークしていますか?
(僕は何故かオフィスへの出社と交互に行っていて、常に新鮮な気持ちで仕事に臨んでいるわけなんですが)自宅だと誰にも邪魔されず作業に没頭しやすいし、オンラインのミーティングツール等々のインフラもかなり充実してきているので「オフィスって必要?」と思っちゃったりしますよね。

そんなリモートワーク推進派の僕なんですが、先日久しぶりに出社してみて脱オフィスはまだまだ先かもしれない、と思ってしまいました。

リモートワークに足りないモノは「雑談」

気軽に雑談ができない、それに尽きます。雑談とはスティーブ・ジョブズが「創造性は何気ない会話から、行きあたりばったりの議論から生まれる」という言葉を残している事からわかるように、アイデアの源泉とも言え仕事をしていく上でとても大切なものです。

そんな雑談をすることに関しては、オフィスワークが圧倒的に勝利している状況だと言わざるを得ません。オンラインでのミーティングシステムが充実してきたとはいえ「雑談開始のハードル(気軽さ)」「雑談の質(コミュニケーション)」の2点を改善しなければ、アイデアの源泉ともいえる「雑談」を経た斬新な発想や良いアイデアを創出する事は難しいのではないでしょうか。

雑談開始のハードルについて(気軽さ)

例えば、当社でよく利用しているグーグルミートで雑談を開始する場合だと大体このような流れになります。

■リモートワークで雑談を始めるまでのステップ
①カレンダーでスケジュールを確認(人数分)
②会議URLを発行してインビテーション
➂インビテーションの承諾
④楽しい雑談の開始(ワイワイ)

このパターンだと、①の時点で都合がつかず雑談が開催される事はほとんど無いです。雑談部屋を用意して常に開放しておき、いつでも誰でも自由に入退室ができる、というパターンも試しましたが来客が無く部屋は無事閉鎖されました(業務を止めて部屋へ入室する事に抵抗があるみたいです)

しかしオフィスワークの場合だと2ステップで雑談が開始できて、とにかく気軽です。

■オフィスワークで雑談を始めるステップ
①相手の様子を伺い声をかける
②楽しい雑談開始(ワイワイ)

気軽すぎて会話が増えてしまったり、長い時間喋ってしまうこともありますが、そんな非効率な時間を楽しむことができるのもリモートワークには無い贅沢な悩みなのかもしれないですね(無理やりですね)

雑談の質について(コミュニケーション)

続いては雑談の質、コミュニケーションの部分についてです。
ちなみに僕が考える「雑談の質」とは伝達スピードと伝達量です、相手に伝えたい情報がどれだけスピーディーかつ正確に伝わるか?という事です。

リモートワーク環境だと、コミュニケーションの間にインターネットが挟まれて「僕⇔インターネット⇔相手」という構図になり、以下のように残念なところが生まれます。

■リモートワークで雑談する時に残念なところ
①自宅のネット環境に左右されやすく、動画や音声が不安定になりがち
②画面の情報が全てで、細やかな表情や感情の機微を拾いあげる事が困難

対してオフィスワークは「僕⇔相手」という構図が基本なので、前述したような残念さは無くスピーディーで正確なコミュニケーションが生まれやすいです。

脱オフィスのために必要なものとは

色々とまとめてみると、リモートワークのメリットが全然無いようにみえますが、遠隔の人とすぐに繋がれたり、通勤通学の時間が不要になって、その分自分の時間に充てることができるなど、数え上げると山ほどでてきます。

なので、リモートワークにおいてもオフィスワークと同様に雑談ができる環境が整えば、完全にオフィスが不要な時代になるのではないかと思います。
とは言え、まだしばらくはリアルに集まれる場所が重宝されるでしょうね。

それでは、皆さんお疲れ様でした。

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