【こどもの教育】#002 こどものほめ方と対価
常々こどもの育て方(こう書くと仰々しいですね)について考えながら実践していますが、
その中でも今回は「ほめ方」についてまとめていこうと思います。
私は仕事柄、平日は朝しかこどもたちと話ができる機会がありません。
週末はたっぷりとあるのですが。
それでもたまに早く帰れる日があって
こどもたちもまだ起きているとなると
帰宅した玄関先に走ってきて
「今日は何があった!」
「今日の〇〇はどうだった!」と
マシンガンのように3人が話をしてきます。
内容が些細なことでも
とりあえず何かしら伝えてくれます。
早く帰るといつもそうなので、
親としてはとてもうれしい。
その際にどう言葉を返すか、
私の中で心に決めていることがあります。
1.今日できたこと
その日できたことを聞いたときは、
それに対して褒める。
これは当たり前のように見えるかもしれませんが、
「できた」ということに達成感を感じてほしいのです。
2.今日できなかったこと
反対にできなかった話の場合は、
その時の気持ちを聞くようにする。
一言目は「そうかぁ、惜しかったね」と返すのですが、
それが本人にとって悔しかったことなのか、
できなかったけど次こそはという気持ちなのか
確認するようにしています。
やらなければならないことは別ですが、
やりたくないことをいやいや頑張っても
本人のためにならないので
本人に今後のことをどう思っているか聞きます。
やり続けたい気があるのなら、全力でサポートします。
3.そのほかの場合
あった事柄をそのまま言われた場合は、
それに対してどう思ったのか、どう感じたのか聞く。
本人たちはとりあえず自分のしたことや見たことを
伝えてくれるだけなのですが、
私としては、その一歩先を考える練習になればと思っています。
それが結論に至らなかったとしても、
いつかどこかでほかの何かと結びつくかもと思うからです。
考える力というものを持ってほしいと思っています。
最近は小学3年からお小遣いをあげ始めていて
自分自身でお金の管理をさせるようにしています。その使い方は本人次第としています。
使い方は親は関与しないようにしています。
なくなればそれまでということも体感してほしいためです。
そろばんをさせていることもあって、
数字がお金と直結しているということを知ってもらうための一環です。
また、習い事で検定などがある場合、
通常合格で〇〇円、
満点合格の場合は、ボーナスとしてプラス〇〇〇円をあげるようにしています。
お金で吊る気はなく、努力した結果で
もらえる対価が違うということを認識してもらう、しかも楽しみながら。
という社会の縮図的なことを実践しています。
これも達成感が形としてわかるようになる仕組みとしています。
あくまで今の我が家のやり方ということで書いてみました。
状況次第でアップデートしていくかもですね。
最後まで読んでくださってありがとうございました