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弾き語りの上達が早いのは「適当な人」
「適当」という才能
弾き語りの上達が最も早い人って「適当な人」だなって思うんです。
「適当な人」っていうと一般的には聞こえが悪いんだけど、弾き語りにおいては、「適当にやる力」ってめちゃくちゃ大事な才能です。
もちろん私も超適当人間。
会話もニュアンスが伝わればOKだし、料理も目分量。
友達との約束も行き当たりばったりだし、人生適当にやってればなんとかなる精神で生きてるし。
そんな適当な私でも、唯一できたのが弾き語り。
なんとなく音楽が好きで、歌うことが好きで、アコースティックギターを買って、独学で弾き語りを覚えて、今ではそれがたくさんの人に届いています。
実際に弾き語りを続けていて思うのは、「適当」が一番楽しくて、「サクッと」上達するということ。
挫折することなく弾き語りができるようになるには、適当でいいから楽しむってことが一番大切だと思っています。
「完璧主義」という才能
反対に、完璧主義な人は、上達のペースがゆっくりです。
なぜなら、1曲目の1コード目を完璧に鳴らしたいから。
「コードのポジションを覚えて、1本1本鳴らして、ダメだ、2弦の音が鳴ってない。3弦の音がビビってる、これが完璧に弾けるようになるまで、次のコードにいけない…!」
これは完璧主義な人の陥りがちなパターンです。
もちろん1音1音完璧に鳴らせるのは、めちゃくちゃすごいこと。
全てのコードをマスターするには莫大な時間と根性が必要です。
もちろんペースは人それぞれだし、その方法を楽しいと感じる人もいます。
完璧主義という才能を活かして、辛抱強く基礎練習を積んだり、音楽理論を地道に学ぶことに向いている人は、尊敬に値します。
ただ、私は完璧主義でもなければ根性もない(←)ので、初心者の頃にこの地道な方法にしか出会えなかったら、きっと挫折していました。
私と同じように、
とにかく楽しくサクッと1曲弾いて歌えるようになりたい!と言う人には、こういった練習の進め方は、あんまり向かないかもしれません。
「適当な人」の上達ステップ
私のように「適当な人」は、1コードの1音1音まであまり気にしません。
「なんとなくCコードっぽい音が鳴った!次のコードに行こう!」
これくらい適当で大丈夫。
何度もこれを繰り返していれば、コードの音は自然に鳴るようになります。
なんとなく1つのコードが弾けた、次のコードも弾けた、歌ってみよう、リズムがめちゃくちゃだけど、弾きながら歌えた!
そんな感じのステップで、なんとなくでも少しずつ成功体験を重ねていく。
これがめちゃくちゃ楽しいんです。
弾き語りを始めてみたものの、うまくコードが鳴らせずに挫折してしまったという人も、少し考え方が楽になるんじゃないかと思います。
自分に合った練習方法を見つけよう
1音1音、着実にコツコツと時間をかけるも良し。
なんとなく適当に一曲弾いて歌ってみるのも良し。
正解なんてないので、自分が楽しいと思う方を選んでください。
自分に合う練習方法を見つけることが、挫折しない弾き語りへの第一歩。
今後のnoteでは、私が実践してきた練習方法や、具体的なテクニック、挫折の乗り越え方や、弾き語りの考え方などを紹介していきたいと思います。
ギターに1度挫折した方、これから始めてみたい方々が、弾き語りを最高に楽しめますように!
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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