午後ローを予習する 〜『ダンテズ・ピーク』
明日五月二十三日の午後ローは『ダンテズ・ピーク』。火山噴火によるパニックを描いた映画で、公開は一九九七年。同じ年にこれまた同じく火山が噴火するパニック映画『ボルケーノ』も公開されていたせいか、驚くほど記憶が曖昧で内容を取り違えている可能性がある。
大都市ロサンゼルスを舞台にするのが『ボルケーノ』。『ダンテズ・ピーク』は人口二万人以下という設定から地方の小都市といった位置づけなのだろうか。あと温泉で人が死ぬ。どちらにしろたいして覚えていない。
主演は007シリーズのジェームス・ボンド役で有名なピアース・ブロスナンと、ターミネーターシリーズでおなじみリンダ・ハミルトン。このふたりが火山と戦うのかと思いきや、案外噴火するまでは長かった記憶がある。『ジョーズ』のように町の評判を気にする顔役連中を説得し、町民を避難させるのに時間がかかったりしていたような。
そうそうピアース・ブロスナンといえば僕ぐらいの世代にはドラマシリーズ『探偵レミントン・スティール』が思い出されるのです。吹き替えは神谷明さんのイメージ。そういえば相手役は岡江久美子さんだったなあ。合掌。
ちなみに、この映画は一九八〇年に起こったセントヘレンズ山噴火をもとにして、つくられたとのこと。そう聞くと真っ先に「水芸セントヘレンズ大噴火!」と悪魔超人アトランティスの技名が出てくる世代ですがなにか。
ところで火山噴火を題材にした映画はけっこう少ないのではないだろうか。ぱっと思いつくのは『ポンペイ』とか。なかなか難しい題材だと思う。
しかし火山大国に暮らす人間としては、けっこう深刻な問題であるからして、逆にサメ映画とミックスしたりと、ライトなものを観てみたい気もする。もしかしたらもうあるのかも知れないが。マグマシャークとか。溶岩流の中を絶滅したはずのメガロドンが泳いでいたりして。まあ溶岩とサメが一緒に攻めてきたら溶岩のほうが断然怖いけど。
なんの話?
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