『イコライザー2』午後ローを予習でっでで。
本日の午後ローは二週連続イコライザー! というわけで『イコライザー2』。二〇一八年の作品。
前作に引き続きのデンゼル・ワシントン演じるロバート・マッコールは今回も人知れず悪を挫き弱きを助ける過激な善人。冒頭いきなりトルコまで出張している時点で彼の本気度が伺えるというものである。本作では配車サービスの運転手となって、女の子に薬を盛ってレイプするようなイケメンヤッピーどもをボッコボコのバッキバキにしたりするのでスカッとしたね。
いきなりの感想でした。
前作は少女を救って読書を勧めていたが、本作では不良少年の更生に奔走し読書を勧めてくる。あと経営の傾いた本屋を助けたりして、暇があれば読書を勧める。日本に暮らしているとあまり実感がないけれど、アメリカだと識字率やらの関係で読書習慣のある人間の割合はかなり低いのだろうか。
最近だと電子書籍の影響もあってか大型書店の閉店も相次いでいるようだし今後、本屋さんって文化も徐々にマイナーなものになっていくんだろうなあ。しみじみ。元書店員としては寂しいかぎりである。
みんな、読書しろ。マッコールさんとの約束だぞ。
そんなこんなで、前作と路線はほぼ同じなので、リピーターにも安心の続編となっている。はずである。しかし敵役はただのマフィアとはひと味違う連中になっていて、まあそうならざるを得ないよなあと思ったりはする。それもこれもマッコールさんが強すぎるせいである。
みんなもマッコールさんのように強くなりたかったら、まず読書だ。