明日の午後ローは『ハード・ターゲット』
タイトルの通り。明日の午後ローは『ハード・ターゲット』である。
個人的なことを書いて申し訳ないが、今現在メンタルがひどくやられている状況である。リレーティブのフューネラルがホッパーホッパーしていたのでそのインフルエンスがビッグボディである。メイプルリーフクラッチって感じである。だからまあ、大変なんだなあぐらいに思ってください。
じゃあ、作品を紹介するよ。
ニューオーリンズでは上流階級のセレブ向け闇のスポーツとして夜な夜な人間狩りが行われていた。狩りのターゲットとなるのは、元軍人や警察の特殊部隊だった経歴を持つホームレスばかり。父の失踪を追う弁護士ナターシャが事件性をうったえるも地元の警察はストの最中でまともに機能していない。だから町の中はチンピラだらけで治安という言葉はどっかに消えているし、ナターシャはチンピラにすぐ絡まれる。
そんな状況に突然ヴァンダムが現れて、チンピラを叩きのめす。例のアレで。そう、アレ。
なんかすごいキックとかで。
あとはまあ、だいたいわかるだろ。
そして本作のヴァンダムは他の作品と違い、襟足が長い。超長い。
さらに名前が印象的である。
チャンス・ブードロー。ヴァンダムの役名を覚えることはほとんどない俺でも覚えてしまうぐらいに覚えやすい。たぶん本作以外は覚えていない。
あ、あったわ。『ストリートファイター』のガイル。
あと監督はジョン・ウーである。だからヴァンダムが二丁拳銃を使うし、合間には後ろ回し蹴りをするし、その後でまた二丁拳銃を撃つ。監督の初ハリウッド作品というだけあって、力も入っていると思われる。ヴァンダムにしてもアクションスターへの道を駆け上がっている最中の作品ということで、両者の良いところが出ていたんじゃないでしょうか。
で、まあなんでいきなり『ハードターゲット』を紹介しているかというと、ヴァンダムやジョンウーが好きだからということもあるけど、敵役がランス・ヘンリクセンだからって理由によるところが大きい。
本作のランス・ヘンリクセンは、人間狩りの主催者っていう物騒な悪役なんだけど、妙に格好いいんだよ。ランス・ヘンリクセンの演じた悪役の中でも五本の指に入るぐらい格好いい。ピアノを弾いたりしてどこか品の良さも感じさせたり、トンプソンコンテンダーとかバンバン使ったりしてさ、超絶格好いいんだよ。
それから死に様も格好いい。俺もパンツに手榴弾を入れられたら同じ死に方をしたいと思うぐらいである。ウップス。
そんなわけで、明日は『ハードターゲット』。
観るといいよ。
それではみなさん、ハンティングシーズン・イズ・オーバー!