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#04_中年・独身・無職になってから
3ヶ月ぶりの投稿です。ここでは昔話を書き綴っていたつもりが、また体調を崩してしまいました。
やはり、一度うつやパニック障害を経験すると、季節の変わり目や環境の変化があるたび体調を崩しやすくなります。今回は、気候の変化で調子を崩したようです。情けないなー。会社をやめて約10年もたったのに、まだいつまでも病人のような自分に心底がっかりします。
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失職してからしばらくは、好きなことだけしていました。趣味活動に邁進したり、おいしいごはんを作ってみたり、どうぶつと戯れてみたり。自分を癒してあげる、自分に優しくする練習をしていました。
考えてみれば、そもそもわたしは自分にも他人にも厳しすぎる性格だったんです。今だから分かることですが、そもそも世間はそんなに中高年独身女性に優しくはありません。他人に厳しくしすぎれば、嫌われることも致し方ありません。。。
わたしは、生きがいだった仕事を失ってはじめてそんなことに気がつきました。そして、そこから約10年かけてどうしてそうなったのかについても理解しました。
悲しい話ですが、わたしは親に愛されずに育ったのです。医者からは「愛着障害(アタッチメント障害)」と告げられました。当時の医療では治療不可能と言われた分野です。
愛着障害については、こちらの記事がしっくりときました。ご興味あれば、ぜひご参照ください。
「仕事が生きがい」と言えば聞こえはいいですが、一言で言えばわたしは仕事に依存していました。仕事で成果をあげれば、会社に貢献していると証明できれば、自分が生きている意味を見出せました。こんな自分でも生きていていいんだ、と思えたのです。
でも、それを失った時わたしには何も残されていませんでした。
わたしと同じ経験をいま現在している方、過去に同じような経験をしてまだ立ち直れていない方、愛着障害の自覚のある方。
どうか自分に優しくしてあげてください。自分のことを小さい子供のように、毎日楽しく過ごせるよう可愛がってあげてください。そして、可能であれば同じような境遇の仲間を探してみてください。周りに自分と同じような人が見当たらなければ、そういう人が集う自助会もあります。ご自分のつらかった思い出や苦しい気持ちを吐き出してください。
こんなふうに、40代独身で仕事を失ってみて、初めてわたしは自分が抱える本質的な問題に気づくことが出来たのです。大きな気づきでもあり、悲しい発見でもありました。でも、気づくことが出来てよかったです。
また体調の良い時に、他にも回復のきっかけについて書き綴ってみたいと思います。
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