【#1 いま思うこと】
双極性障害になるまでのことを振り返ってますが
いま思うことも書いていこうと思います。
病気なって弱くなった?
双極性障害と診断されるまでは、東京で6年間
バリバリのキャリアウーマンでした。
(この話は【双極性障害になるまで】で書きます)
ヒールを履いて都内を歩き、
気がつけば部署のリーダーにまで登り詰めてた。
めちゃくちゃしんどいことも山ほどあったし
東京6年間を振り返ったら
たぶん笑った数よりも泣いた数の方が多いくらい
今は東京を離れ、地元にUターンした訳だけど
社会復帰して思ったのは「わたし弱くなったな」だった。
もちろん体力も体感今までの半分以下だし
すぐ疲れちゃう
これまで乗り切れてたことが出来なくなった。
うつ状態に入ると、お風呂、ごはん、トイレさえ危ない
弱くなった自分を受け入れられず
いろんな本を読み漁り、認知行動療法をやったり
様々なことをやってみて自分のものにしようとしてた。
「心を柔軟にしよう」と考え方変えようと頑張ってた。
ある時、会社で嫌味なおばちゃんがいて。
これまでは子犬がキャンキャン吠えてる程度だったのに
大型犬に噛みつかれるくらいの衝撃だった。
「わたし…こんなに弱くなったんだ」ってショックで
少しの間立ち直れなかったんだけど、冷静になると気がついた
これって弱くなったんじゃなくて自己防衛じゃね?
東京での6年間は確かにバリキャリだった
でもそれは頑張ってたから、それが限界になり壊れた。
一年半もの無職期間、自殺未遂…
何年経ってもあの数々の苦しさの記憶が薄れることはなく
「いつかまたあの地獄の日々に戻ったらどうしよう」
この思いが先行してしまって壊れる前に逃げようとする。
これって弱さじゃなくて自己防衛じゃん?
正当化してる、そう言われてもいい。
その人の苦しさはその人にしか分からない
同じものさしで気持ちはハカレナイ
精神疾患持って働いてる方は本当に尊敬する。
鬱が甘えっていうひと、
精神疾患持って働いてごらん?
あの地獄味わってごらん?
あの世界から色がなくなった景色みてごらん?
みんな、マイペースで
「逃げれる力が残ってるうちに逃げて」
しーらん
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