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在宅介護、タイプロを見て感じたこと

この2日間、Netflixでタイプロを一気見しました。

タイプロとは、旧ジャニーズのアイドルグループ「timelesz」(←「タイムレス」スペル注意です)の追加メンバーを決めるオーディション番組です。
(タイムレスは元Sexy Zoneだからスペルの最後に「sz」が付くと知った!)

若い男の子たちがアイドルになるという夢に向かって、切磋琢磨しながら、ときに自信を失い迷いながらも成長していくという、まさに汗と涙の青春番組でした。


いやぁ、こういうとき親が要介護状態になったらみんなどうするんだろうなぁ、なんて考えながら見てたのは私だけ?
でもこんな千載一遇のチャンスは、とりあえずケアマネさんに全て託して、自分は絶対に合格できるように集中して、たくさん稼いで、最高級の施設に入れるべきだよな、と考えたのも私だけ?
いや、でも18歳とかなら、もしかして彼らの親と私の年齢は大して変わらないのでは、と怖くなったのも私だけ・・・?

そんな「介護脳」に侵されながらも、ハラハラ・ドキドキしながら夢中になって楽しむ時間を過ごせてよかったです。(寝不足)
図らずも「推し」ができてしまったので、今後も彼らの活躍を楽しみにしたいと思います。

それにしても、キムタクとかSnowManの目黒蓮とか出てきたけど、候補生に対しても敬語で丁寧に接していて、すごいなとちょっと感動した。
学生時代、たまに部活の練習に来る何年上かさえもわからない先輩って、ただ先輩ズラして偉そうなこと言って自分の運動不足を解消するためだけに来てたからまじ迷惑だったな、ってどうでもいいことを思い出した。



コロナ禍ではエンタメ業界もとても大変でエンタメの必要性を問われたりしていて、一方で「エッセンシャルワーカー」という言葉が話題にもなりました。

私が看護師を目指したのはコロナ禍前だったけれど、「何か人の役に立てるような仕事をしたい」けど、前職の経験などから、それは「わかりやすいカタチのもの」にしたくて、看護師を選択しました。

でも人はやっぱりエンタメに救われているよなぁと思います。

母が退院して間もない頃は、好きだったTV(ニュース、ドラマ、映画)が高次機能障害によってまったく理解できなくなり、「楽しくない」と言って、母から趣味娯楽がなくなってしまいました。
そのときになんとなくSnowManのダンス動画をかけていたら食い入るように見ていて、母にもまだおもしろいと感じられるものが残っていたんだと、私も救われた気持ちになったことがありました。
しかもSnowManの9人の中から私の「推し」を見つけていて、「え、娘のことさえわからなくなるのに!?」という不思議なこともありました。

そんな、人を救いパワーを与えられるようなアイドルの裏の努力が、このタイプロでは垣間見られた気がしました。

どの仕事も大変で、みんな壁にあたってもがきながらも、それがきっと「人のために」なっていくんだなぁなんて思いながら、Sexy Zoneのデビュー曲である「Sexy  Zone」が頭から離れないワタシでした。(タイプロではいっさい流れない)


ちなみに、最近アニメ「チ。」にもハマっている私からしたら、「地球はいつでもまわってる」という歌詞もなんだか感慨深い。

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