「女性が「殺して!」というとき」の巻
夏もほぼ終わり、残暑っていうんでしょうか。まだ暑いですし
、セミも結構な勢いで鳴いています。
やっぱりツクツクボウシが面白くて好きですね。
ミンミンゼミも面白いようにはっきりとミーンミーンと鳴いていますね。
ジージーって鳴いているのはあれはアブラゼミ?ですかね。
なかなかないですが、家の中にセミが入ってくることがあります。
都会の5階に住んでいたんですが、どういうわけかセミが部屋の中に入ってきてビックリしたことがあります。
外でもうるさいですが、部屋の中だと気が遠くなるほどうるさいんですね。
よく聞きますが、子どもの頃は大丈夫だったのに大人になると虫関係がダメになるという人がいます。
そんなこと言っている私も、なかなかダメになりましたね。
昔、虫取り網でセミを追いかけていたのがウソのようです。
ホウキを持ってきて穏便に外に出てもらおうと思ったんですが、女の人はこういう時強いですね。悲鳴を上げながら大騒ぎをするくせに、片手で生のセミを捕まえましたからね。物凄いトリハダが立っていましたけどね。
私は心が優しいからか、虫を殺すのも苦手になりましたね。
田舎にいると、虫を殺すタイミングがどうしても出てくるんですが、個人的には”心が優しいからか”なるべくなら殺さずに何とかしたいんですよね。
でも女の人は割と躊躇なく
「殺して!」
と言いますね。
虫を潰すのも思い切りがいいというんですかね。複数回、容赦なく叩く傾向があります。
まあ、人によるとは思うんですが。
昔、ワンルームマンションに住んでいた時に、部屋で大きなゴキブリが出てとっさに傍に会ったコップを被せて生け捕りみたいになってしまったことがあります。
殺虫剤も何もなかったので、そのままコップのゴキブリを見ながら缶ビールを飲んだものですが、あれは困りました。
出かけると、ゴキブリのことなんて忘れてしまうので、殺虫剤を買うのを忘れて何日かそのままになってしまって、まるで観賞用のゴキブリを飼っているみたいでした。
特にワンルームでゴキブリが現れると本当に嫌なものです。
すぐにやっつけられればいいんですが逃がしてしまうと、必ずこの狭い空間のどこかにいるわけですから、気になるというか気持ち悪い。
またヤツは夜に活動する傾向があるので、寝ているときに気配があるときがあるんですね。
ワンルームの部屋のカサカサという音ほど不安をあおる音もないと思うわけです。
真夜中の暗い部屋の壁にある黒い点を、あれは何かなあ、なんて寝ぼけ眼で何となく見ていたら、ススっと移動したりしてね。
慌てて電気を付けてやっつけようとするわけですが、特に壁にいる奴は飛ぶことがあるので要注意なんですね。
しかもあの飛び方!
なんかチョウやトンボのように品のある飛び方ではなくてバタバタバタバタとガサツに飛ぶのがなんとも神経を逆なでします。
しかもそれが自分の方に飛んできたりしたら男でも悲鳴を上げてしまう人は多いんじゃないかなと思います。
想像しただけでも気持ち悪いですね。
マンションの10階に住んでいたことがあるんですが、さすがに10階になるとゴキブリもそこまでは上がってこないのか一度も見たことがありません。
そういえば蚊もいませんでしたね。
その意味で高いところは虫嫌いにはいいかもしれません。
虫でまあ、いいと思えるのは鈴虫とかコオロギとかの鳴き声ですね。
あれは都会からすると、なんとも贅沢な感じさえします。
食べたりはしませんよ。
一時期なぜか猛プッシュされていましたが、アレはいただけません。
※)温泉旅館に行ったりすると「カメムシ大発生中」なんて張り紙をみたりしますが、これもなかなかです。仕方ないんでしょうけどね。スキ/フォローありがとうございます。励みになります。