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連載小説のストーリーを修正、リセットする方法

注)テキトーに考えたネタなのでそのようにお読みください。

noteを見ていると、最近なんとなく投稿のペースを落としている方が多いように感じますね。気のせいかもしれませんが。

時期的に大きなイベントが少ないということもあるのかもしれませんね。

よく知りませんが、noteでの大きなイベントといえばやはり創作大賞ということになるんでしょうか。

2025年の創作大賞を目指している方なんかは、もう今ぐらいから構想を練って書き始めているのかもしれませんね。

まあ、長編の小説なんかはある程度は、例えば数カ月とかの時間をかけて書かれるものなのかもしれません。

noteではよく長編の連載小説もありますが、その場合、書き進めながら投稿できるので、書きやすいということはあるのかもしれませんね。

”スキ”の数などもその都度もらえればモチベーションにもなりそうですしね。

さて、作品がすでに書き終わっているものなら、少しずつ投稿すればいいということになりますが、投稿しながら書き進めていく場合は色々と注意が必要になりますよね。

例えば、連載の場合、遡ってストーリーや設定の方向修正ができないということはあるかもしれません。

もちろん、作品として物理的には変更は可能ですが、順番に読み進めている読者がいる場合、それをしてしまうと問題が発生する可能性があります。

誤字脱字ならまだしも、ストーリーや設定などを遡って変更、修正してしまうと物語自体が全く違うもの変わってしまう可能性があるんですね。

読者はこれをされてしまうと、それまで読み進めて理解した内容を覆されてしまって、結果的にそれまで読んだ部分が無駄になってしまいます。

これは読者に対する一つの裏切り行為になりかねないわけです。

なので、ストーリーに行き詰まったからと言って「コイツ、途中で死んでしまったんだけど、やっぱり死ななかったことにするか」というようなことを”遡って”書き直すことはできないんですね、当たり前ですが。

もし、そうしたいなら、その後の展開で変更、修正をかける必要があるわけです。

これは、考えようによっては人生もそうです。

人生はやり直せるといいますが、これは起こったことを起こらなかったことにできるわけではありませんよね。

さて、このように”人生”などと大げさなことを書いてしまって、こんなテキトーな記事でそんな大層なことを書かなければよかったなどと思っているわけですが、まさにこのようなことが連載小説では起こりうるわけです。

注)今回は展開させずにスルーさせてください。

ここで、ストーリーに行き詰まった場合の修正、変更の方法を考えてみます。

例えば、あまり実用的ではありませんが、

”そのとき突然空から隕石が降ってきて地球に衝突し、みんな死んでしまいました”

などと強制終了させる方法が思いつきます。

これは、仮にこの展開が成立し得たとしても強烈な違和感がありますし、作者のヤケクソ感がモロに読者に伝わってしまって、大抵の場合よろしくありません。

この展開を最初から狙っていないのであれば、いや、この可能性はゼロじゃないだろ、と強弁したところで作者は己に負けてしまったことを認めざるを得ないでしょう。

仮にそのまま連載を続ける場合でも、全く新しいお話になってしまうので、別の作品にするのが得策といえましょう。

稀に、連載漫画が突然打ち切りになったときなどに、私達はこのような展開を見ることができます。

また、よくあるのが、

「あれ、夢か、、あれは全て夢だったのか、、」

みたいな感じで、それまでのことを全て夢にしてしまう、という方法です。

いわゆる”夢オチ”というやつです。

これはストーリー展開としてはある意味”禁じ手”ですが、昔はよくありました。

「あれは夢だったのか、、、」とされたときのガッカリ感はかなり強烈で、また安直な印象も与えてしまうので最近ではあまり見かけませんね。

ただ、個人的にはわりといい方法だとは思います。多くの人は同様の経験をしていますから。

私などは、よく夢の中でパジャマのまま学校に行ったりしていたので「夢だったのか、、、」は大きな救いになりました。

この場合は、そのまま連載を継続することも可能なんじゃないかと思いますが、序盤に限ります。

物語が後半にいくに連れ、夢だった時のショックが大きくなります。

さらに、似たような手法ですが、

”彼は、そこまで書いてペンを置いた” ※最近だと”キーボードを閉じた”とかでしょうか。

として、それまでのことを彼の創作した小説(物語)にしてしまう方法で
す。その後は、その小説を書いていた”彼”の物語を進めていくわけです。

※↓少し違った形ですが私もそのような作品を書いています。無料で読めます。

夢オチもそうですが、この方法は基本的には一度しか使えない、ということがあります。

なので、夢から覚めた”彼”の物語が行き詰まったからといって「そこで彼はまた目が覚めた」というようには使わない方が無難です。

方法としてもう一つ思いつくのは”実はそうではなかった”というものです。

つまり、物語を”そうだと思っていたが実は違った”としてしまう方法です。

これは、割とよく使われるやり方かもしれません。つまり、登場人物たちが”勘違いしていた”とか”間違っていた”とか”騙されていた”などとすることでそれまでの設定などを変えてしまう方法です。

死んだ → 死んだと思っていたが死んでなかった
いい人 → 実はいい人ではなかった
振られた → そんなことはなかった
お母さん → 実は違った
女 → 男

色々とパターンはありますが、効果的に使えばこれは推理小説の大きなどんでん返しにもなり得ます。推理小説なら、ですが。

しかし、このようなそれまでの物語をひっくり返すような辻褄合わせを作品の途中で行うのは非常に難しいので、高度な技術が必要になります。

もしその技術があるなら、推理小説を書いてみることをおすすめします。

といった感じで考えてみましたが、これらの方法も最初から意図的にやっているなら、うまくすると面白い作品になりそうです。

ネタ的には短編小説にも応用できそうですね。


※)最初、最近書いた短編小説のことを書こうと思っていましたが、全く違う内容になってしまいました。スキ/フォローありがとうございます。励みになります。



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