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「「ワレワレハ」という短編を書いてみた」の巻
先日、久しぶりに短編小説を書いてみました。
一応SF的な要素を入れてみたんですが、以前書いた「じゃあな地球」のようにタイトルには「短編SF小説」とは入れずに、単に「短編小説」としました。
まあ、「じゃあな地球」がちょっとフワッとした作品だったので、SFと銘打つことに少し気恥ずかしさがあったということもあります。
ただ、今回はガッツリ宇宙人が出てくるので、私のイメージするところのSFに近い感じではあるんですね。
とはいえ、別に宇宙人と戦争したりするわけでもなく(こういったアナログなイメージがもうSF的ではないとも思いますが)、基本的に日常の中にあるフワッとした曖昧なエピソードを取り込んでみたので、ある意味日常小説として書いてみたともいえます。
バーチャル世界を題材にしたややこしい話でもいいんですが、そういうのはもうすぐそこに迫っていて、逆にSF的ではないんですね。
というか、SF自体がちょっと古いアナログ的なジャンルを指しているイメージもある感じもします。
やっぱり光線銃か何かを使って「バキューン!バキューン!」なんてやってるのがちょっと安っぽいですが面白いと思ってしまうんですね。
これはもしかしたら、昔のロボットアニメやスター・ウォーズのようなSF映画のイメージが強烈だったからかもしれません。
まあ、SF小説ってよく知らないんですけどね。
SF小説の文庫本の表紙って、大体いかにもな感じのものが多くてそれっぽいものが多いですよね。
主人公らしき人物がそれこそ光線銃みたいなものを撃っているとか、これまたいかにもな宇宙人が攻めて来ている図だったり、宇宙船が爆発していたりね。
そんなイメージがあります。
でも、実際に読んでみると、意外に濃密な内容だったりして、ああ、安っぽいのはこの表紙の絵なんだな、なんて思ったこともあります。
SFはいわば”非日常”の物語ですが、この間の「ワレワレハ」の場合、非日常なのは妻が野ションするところくらいで、奇妙な出来事はもしかしたら”私”の妄想かもしれないわけです。
その意味で、まあいかにもSFチックなことは起こらないわけですが、それ以上に”私”が大事なことに気が付くということをポイントにしたかったわけです。
この文章はいったい何なんでしょうね。
「ワレワレハ」はいつも書いている文字数からすると少しだけ長めなので、ちょっとプッシュしないとなかなか読んでもらえないのでは、ということでちょっとだけプッシュしていました。
というわけで、気が向いたら読んでみてくださいね。
※)夜は少し寒くなってきて、そろそろ温泉もいい季節になってきたかもしれませんね。スキ/フォローありがとうございます。励みになります。