「宇宙人がいるかって? そんなの・・」の巻
すこし前に「ワレワレハ・・」という短編小説を書いてみたんですが、このテーマの一つがいわゆる宇宙人のことなんですね。
子どもの頃などは、こういったよくわからないこと、宇宙人とか幽霊とか雪男とかね、そういうのが大好きだったんですが、今の子はどうなんでしょうね。私の周りの子はみんな大好きでしたね。
最近では、宇宙人とか幽霊とかはどちらかというと”ネタ”化している印象もありますが、やっぱりおもしろいなあと思うわけです。
幽霊なんかは怖いと思うわけですが、やっぱりこの怖いっていうのってある程度必要だと思うんですね。
ホラー映画なんかは、通常この怖さを楽しむためのものですし、これがなんも怖くないということであれば、面白さも半減してしまいますよね。
つまりこの怖さも一つのお楽しみになりうるってことです。
これが、そんなものはいない、と完全に証明されてしまったらなんともつまらないと思うんですね。
もちろん必ずしもこういったものたちが娯楽を目的に存在しているかは微妙ですが、多くの場合幽霊はネタ化されて娯楽になっていますよね。
「あそこのトンネルには女の幽霊がでるらしい・・ヒヤヒヤ・・」
こういった話はほとんどの場合、そのドキドキ感を楽しむことで消費されていくわけです。
さて一応お断りしておいたほうがいいと思うんですが、もちろんこういったエピソードの当事者の方たちはどんな形であれ何らかの認知をしていることは、想像に難くないわけです。
そういった感覚は一定の尊重をするべきだとは思っています。
この記事では、ある種娯楽化されている一部のエピソードを対象にしているとお伝えしておきます。
つまり、私はある場合において、そういったことは”ある”のではと思っているということです。
さて、そのうえで宇宙人です。
地球人も、宇宙に浮かぶ地球という星に住んでいる”宇宙人”の一つだとよくいいますよね。
コレ、そのとおりだと思います。
そうすると宇宙の何処かに私達のような宇宙人がいてもなんら不思議がないとも思いますよね。
最近の、一般的な認識はわかりませんが、少なくとも昭和世代の人たちが子どもの頃は、宇宙人はいてUFOという乗り物で地球に来ている、というのは割と普通の認識でした。
例えば、宇宙人はいない、と言っている人は大抵、頭がカタイ奴だ、みたいに思われていましたね。しかし面白い表現ですよね”頭がカタイ”って。頭突きが強そうです。
この辺の認識はやはりテレビの影響が大きいと思います。
矢追純一のUFO特集なんてありましたよね。
SF映画などでも普通に宇宙人は出てくるので、宇宙人がいないほうがむしろ不自然なくらいですが、最近の一般的な認識はどうなんでしょうね。
昔はいわゆる常識人はそういったもの、つまり科学で証明されていないものは信じない、という人も結構いました。
もちろん、信じている人もたくさんいましたけどね。これは実際に見たことがあるかどうかは全く関係ありませんでした。
私も漠然と宇宙人はいると思っていました。
子どもの頃のある日、町内の人達が外に出て空を見上げているので、何事かと思って見上げるとシルバーの飛行船が浮かんでいたことがありました。
私は、てっきりそれをUFOだと思って
「ついにこの日が来たか・・」
と子供ながらに思った覚えがあります。
飛行船の横っ腹に「パナソニック」だの「コダック」だのなにかしらのメーカ企業の名前が書いてあっても、特に違和感を感じずに「ついにこの日が・・」などと思ったものです。
※)タイトルの「宇宙人がいるかって? そんなの・・」のあとにあなたならどう続けますか。
1.当たり前じゃん
2.いるわけないじゃん
3.わかりません
私は1です。3でもいいんですが、やっぱりこういうことって少し貪欲に楽しむのがいいと思うんですね。1くらいのスタンスでいたほうが色々楽しめるとは思います。根拠は必要ありません。スキ/フォローありがとうございます。励みになります。