「ボクの爆竹と癇癪玉」の巻
以前「ボクの道草」という短編小説を書いたんですが、この中に出てくるクツ飛ばしという遊びがあるんですが、コレ知っている人いますかね。
私の周りではメジャーな遊びではあったんですが、よく考えたら、この遊びが出来るのはそこの公園だけだったんですね。
ちなみにクツ飛ばしとは、ブランコに乗ったまま自分のクツを足を蹴るようにして飛ばし、その距離を競うという遊びです。
クツを半脱ぎした状態でブランコを漕ぎながら、一番いいタイミングでクツを飛ばすわけです。
もちろん立ちこぎです。
で、そこの公園では正面に人の家があって塀で区切られていたんですが、そこがちょうど野球の外野のフェンスのような扱いになっていて、その塀を超えてその家にクツが入ったら”ホームラン”と決められていました。
この設定はほぼ「ボクの道草」と同じです。
私のまわりでは結構流行っていましたが、その後に全く聞いたことがないので、もしやメジャーな遊びではないのかもと思ってるんですね。
あと、小学校では禁止されていましたが、爆竹を使っていろんなものを破裂させるという遊びも流行ってましたね。
破裂させるもののスタンダードは”犬のウンコ”でしたが、それ以外にもプラモデルなど色んなものを破裂させたものです。
破裂させるために、わざわざプラモデルを作ったりもして、そこには一定の美学もありましたね。
慣れてくると、火をつけた爆竹を投げ合うという親なら誰もが止めるであろう遊びもしてましたが、これは学校で禁止されるのも当然ですよね。
幸いケガをしたことはありませんし、友達も大丈夫でした。
爆竹は、駄菓子屋で普通に売っていましたが、そもそも何をするためのものだったんでしょうね。
やっぱり景気づけ?みたいなものなんでしょうか。
駄菓子屋には、ちょっとレアなものに”癇癪玉”というのがあって、私の世代でも珍しかったんですが、ウサギの糞くらいの丸い球で、それを壁や地面にぶつけると大きな音を立てて破裂する、というね。なかなか危険なおもちゃ?もありました。
今考えても、ただただ危険なおもちゃです。
※)とにかく破裂したり爆発したりするものが好きでしたが、だいたい子供ってそうですよね。でも実際かなり危険だったと思います。癇癪玉は今はもうないみたいですね。スキ/フォローありがとうございます。励みになります。