「厄介な壊れ方をした最後のテレビの話」の巻
さて、うちにはテレビがないんですが、最近こういう人って増えてるみたいですね。
いや、最近でもないかな。
10年以上前から、いやもっと前からかな、そんなことは言われてましたよね。
インターネットが普及して、ネットに夢中になる人が増えてテレビを観る人が減ったみたいなことが言われてましたが、実際のところテレビがなくても全く問題ないということに気が付いてしまった人が増えたってことなんでしょうね。
私の場合も、10年以上前からテレビは家にありませんが、まったくもって問題ないですね。
でも、その前は一応家にテレビはありました。
その当時は、テレビの音を消して画像だけを移していて面白そうなところだけを観たりしていました。
テレビは洗脳装置だ、と言われることもありますが、そもそものテレビジョンが映像と音を離れたところに”送信”するための技術だとすると、まあそれも当然の使い方ともいえますよね。
コマーシャルなんか一種の洗脳といってもいいかもしれませんもんね。
正力松太郎がCIAと協力しててテレビ放送と原発のプロパガンダを、、なんて話をしなくても、日本のマスコミの不可解さを感じている人は多いですよね。
テレビはそもそも送り手側の技術なので、どちらかというと送り手側の都合を優先するのはある意味当然ともいえるわけです。
まあ、この話がどうであれテレビがなければ関係ないわけですが、今ではスマホがテレビの代わりに強力な道具として普及しているわけです。
こんなの送り手側が利用しないわけがありませんよね。
さて、書きたかったのはこういうことではなくて、ウチにあった最後のテレビの話です。
最後のテレビなので、このテレビを最後にテレビはウチにはなくなったんですが、この最後のテレビがなかなか大変なヤツでした。
シンプルに言うと、壊れてしまったということになるんですが、その壊れ方がなかなか迷惑な壊れ方だったんですね。
そのテレビは、勝手にボリュームがMAXになる、という非常に不可解な壊れ方をしたんですね。
テレビをつけていると、いきなり勝手にボリュームが大きくなってきて最終的にはMAXになるというとんでもないテレビだったわけです。
皆さんは、テレビのボリュームを最大にしたことがありますか?
私はこの時が初めてでした。
しかしどうしてあそこまで大きな音が出せるようになっているんでしょうかね。音圧で体が吹っ飛ぶかと思いました。
最初は焦ってリモコンで音量を下げようとするんですが、ボタンから手を離すとまたMAXに向けて音量が上がっていくので、手を離せないんですね。
でも(小)ボタンを押しっぱなしだと音量は最終的には消えてしまうので、音が聞こえなくなってしまうわけです。
結局、テレビの電源を切るしかないんですが、テレビをつけるとまたボリュームがMAXになるのでどうしようもないんですね。
最終的には、テレビをつけたらすでに音量MAXというクレイジーな状況になってしまってテレビを付けられなくなってしまったわけです。
当時、年末近かったので見たいテレビもあったのでテレビにヘッドフォンを挿して漏れてくる音でしのいでたんですが、さすがにMAXのボリュームだとヘッドフォンを挿していてもなかなかの音量なので、これはヘッドフォンもぶっ壊れるなと思ってテレビをつけることを断念しました。
このテレビを最後にウチにはテレビがないわけですが、その後何回か引っ越してもテレビを買うことはありませんでした。
まあ、ネットで動画も見れますしね。
テレビから離れると、テレビの情報がいかに偏っているかがわかりますが、それはまた別の話。
※)こんなことを言いながら、たまにどこかでテレビを観る機会があったりすると、これが面白いんですね。テレビから抜けられない人がいるのもわかります。でも今後テレビはどうなっていくんでしょうね。スキ/フォローありがとうございます。励みになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?