仕事をやめるという決意

こども達が小さい頃は、
時短やフルタイムで働いていた私。

熱や体調不良のときはお休みして
側にいてあげれたけど、

新学期になると「いやだー行きたくないー」
と保育園のクラスの前で泣く我が子に

「頑張って早くお迎え来るからね！」
と、ごめんね…の気持ちで胸いっぱいになり
ながら、担任の先生にお願いしていたのを
思い出す。

年長さんになると、
「早く保育園行きたいー！」と玄関で
待つほどになっていたけれど。

今おもえば、繊細な気質はあの頃からあったんだなあ。
担任の先生にも新学期や環境の変化に慣れるのに時間がかかるタイプかなーと言われていたっけ。

フルタイムになり、収入は増えた。
けど、今までよりさらにこども達との時間が減ってしまい、毎日が今まで以上に一瞬だった。

このまま大きくなってしまったら自分は後悔する。そう思い、パートになった。

パートになって数年。

まさか我が子が不登校になるとは。

小1の壁とはよく聞いていたけれど、

なんか思っていた壁と違うぞ？

仕事中、留守番をしている我が子から
何十回も着信が入る…

電話に気づいても、毎回は出てあげれない…

こんなに電話がなっているということは
きっと不安でかけてきているのに。

私、何のために働いてる？

我が子が不安でたまらないときに
そばにいないで何してる？

毎日毎日心苦しかった…

そんな時、1番目っこが言った。

「お母さん。私の時はお母さんが一緒に行ってくれたり、家にいてくれているから安心できたんだよ。けど今はお仕事でいないから、〇〇（真ん中っこ）は不安だと思う。」と。

その瞬間、もう目が覚めた。

そうだよね。
ありがとう。

今の時期を大事にして、
寄り添ってあげたい。

五月雨登校や不登校ってほんといろんな面で
お金がかかるなーと実感…

毎日の昼ごはんもいる

病院代、電車代

いついくやらわからないから、
払っている給食代

行くかもしれないと準備したプールセット。

不登校…寄り添っておられるママさんたち。
皆さんお仕事どうされているのかな…

きっとそれも十人十色。

みんないろいろなんだろな。

私は仕事を辞めることに決めたけれど、

家にいて、何が変わるかはわからない。

この決断で良いのかわからない。

だけど、ある人に言われた。


「仕事をしていたら、やっぱりどこかで行かないとっていう使命感で家庭に集中できなかったかもしれない。お母さんが家にいて、楽しそうにしているだけでこどもは安心できるんじゃないかな？そして、何か話したい時にお母さんがいて、すぐ話せる環境も仕事を辞めて家にいるメリットかな。今、ちゃんとお母さんにSOSを出せたのはすごいこと。応援しているよ。」と。

本当にありがたかった。

どうなるかわからない、

何が正解かわからないけど、

とことん寄り添って、一緒に夏を楽しむぞ！