視聴結果 : 「仮面ライダーガヴ」
以前から何度か書いているんだが、自分はドラマでもアニメでも2話まで見て、「合わないな…」と思ったら視聴を辞める事にしている。
コレは今や大コンテンツとなった「ガンダム 」や「仮面ライダー」なんてのでも同様。
結果、ここ数年のライダーに関しては、軒並み第2話で視聴終了というのを繰り返してきていた。
只、今期より始まった「仮面ライダーガヴ」に関しては、当初は「お菓子がモチーフ」って事で、期待薄で見始めたのだが、何か「ヒーローもの」というか「仮面ライダー」の「本質めいたモノ」を久々に感じて未だに視聴を継続している。
「仮面ライダー』っていう位なんだから、バイクに乗らないとダメだ!」なんて事は「RX」の頃から言われてきた事だが、バイクに乗る・乗らないは、自分には正直なところどっちでも良い。
自分にとって、「仮面ライダー」の本質は「ライダー」の部分では無く、「仮面」の部分なのだ。
石ノ森章太郎の原作「仮面ライダー」の最終話のタイトル「仮面の世界(マスカーワールド)」に因んでいる訳でも無いのだが、昭和のウルトラやライダーで育った「老害」の一人としては、ヒーローとしての重要な要素に「正体を隠して戦う」というモノが、確実に遺伝子に刻み込まれているのだ。
仮面を被る事で「人でないモノ」、即ち「異端者」であるというのを隠して戦う「孤独」な存在こそが「仮面ライダー」だと思っている。
そういった意味で「ガヴ」は、「仮面ライダーらしい仮面ライダー」だと、自分は思うのだ。
既に2号ライダーも出てきたが、共闘しつつも今の所はお互いに素性を明かさず、どちらも孤独だ。
願わくば、最後まで「イヌブラザー」のように、正体を明かさずに頑張って貰いたい。
(あっ、因みに「戦隊」はココ数年は視聴してます。)