視聴結果:早朝始発の殺風景
たまには「amazon prime」から次に観る連続モノをセレクトしようと思い選んだのがコレ。
30分×6話と暇つぶしに観るのに気合いを要し無さそうだったのと、ミステリーが観たかったから…というのは表向きの理由。
実はこういう青春っぽいのを題材にした作品が自分は嫌いではない…というか結構好き。
恐らく原因はヤンキーが幅を利かせた昭和の末期に男子校で潤いの無い学生時代を過ごした事に端を発しているのじゃあないかと思う。
そう、仮想でも良いので「青春」とやらを追体験したいのだ!…オッサンなのに。
[ストーリー]
朝5時35分。ホームに到着した始発電車に乗り込む高校生の加藤木(奥平大兼)。高校のある終点まで向かう電車はもちろんガラガラだが、なぜかそこに殺風景(山田杏奈)がいた。お互いに話したこともないクラスメイト。早朝始発にわざわざ乗る理由は何か?それぞれの思惑はどこにあるのか?「加藤木君、アリバイづくりはうまくいきそう?」。ガラガラの車内で交わす会話で、2人の高校生は小さな謎を探り合う。
重い話を見たい気分では無かったので、第1話のプロローグで「病んでる系の話か?」と思い、選択を誤ったか?と訝しんだものの、決してそんな事は無く、閉ざされた空間(いわゆる密室)の中でちょっとした謎が解明されていくミステリーだった。
主軸のストーリーと並行して各話のストーリーが会話劇として展開するので、気楽に観る事ができた。
…コレは中々に良かったんじゃあないかな。