5-14 イギリス編 長期滞在のディープな魅力 ベテランスペイン撮影コーディネーターのぶらり旅
6月25日 14日目 ケンブリッジ
今朝はレモンクリームチーズケーキにりんごパイの朝食。どちらもとても甘さ控えめでおいしい。ヨーグルトにはあんず、ぶどう、ブルーベリー、プラムのコンポートに友人が作った10種類位のドライフルーツをゆっくり炊き込んだものをスプーン一杯入れる。これはナチュラルな整腸剤で、旅で調子が狂いやすい腸を整えるのに良く効く。明日春風さんのお土産にしようと相談する。
今朝はスーパーのデリバリーで丸ごとの鴨が届いたので彼女はローストを作ると張り切っている。これは1,8kgだが、彼女の好みでは2.3kg位のものが脂の乗りがよく、ベストだそうだ。さばいて肉、皮の一部と内臓はオーブンへ、骨はスープに。そしてスープに浮いた油は別に取っておく。焼けたら肉と内臓は薄く切ってお皿にきゅうり、長ネギの千切りと並べる。まずこれを今日は最近天気が良くてよくとれる、しその葉に甜麺醤をつけて北京ダック風に食べる。そしていよいよメイン? 鴨のスープで炊いたおかゆにカリカリにして、みじん切りにした皮、脂を少々これにねぎを加えて食べる。これは中々手間がかかるが、ダックを買うのはこのためと言っても良いほどおいしい。
その間私はちょっと遠くにあるチャリティーショップに友人の誕生日プレゼントを探しに行く。今日は今までで一番暑い。最高気温27℃。スペインほどではないけれど、イギリスの真夏の陽気。あまり暑くならないのでこの国にはエアコンや扇風機は一般家庭には無い。来る前に友人が寒い寒いと言っていたのでほとんど夏物を持って来ていないこともあり、自分用に麻の半ズボンと半袖の涼しいブラウスを買う。プレゼントは見つからず。(笑) 一時に帰るとほぼ準備が整っていた。ありがたい。庭の両扉を全開にして食べる。幸せなひと時。
昨日問題だったnoteの縦写真のアップが、今日はすんなりできて、問題解決。あ―良かった。一気に今まで溜まっていた分をアップしていこう。
夜のBBCニュースで、日本の両陛下のための晩さん会の国王のスピーチが生放送される。19世紀後半にイギリス人登山家が日本におけるレクレーションとしての登山のきっかけを作ったことから始まり、両国の400年に渡る色々な関係を語られ、その中に明日見る予定の「千の千尋..」が今夜ロンドン・コリセウム劇場を満席にして上演されていることも語られました。素晴らしい。
