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スペインマラガ テニス大会観戦までの日記 後半

10/26
Stub hubのアプリをダウンロードして売りに出そうとしたが、最後のクレジットカード認証の所でどうしてもエラーが出てしまい断念。問い合わせたところシステムに問題があるようだ。

そこでもう一社のViagogoで売りに出してみた。Viagogoの方が全体的に価格が安めだ。手数料はこちらの方が少し安い。

改めてStubhubのサイトからチャレンジ。今度は無事に完了。ちなみに売りに出すところまでは無料。この二社はどちらも世界展開しているので広い顧客の可能性が期待できる。さぁ、どうなるか?

10/29
Mさんの所にStubhubからメールでチケットの購入証明を送るように連絡があったそうだ。19日のチケットは私が3枚大会のサイトからオンラインで買ったので、その時の確認メールを転送して、送ってもらう。Mさんの娘さんたちがこのようなサイトで売り買いして詐欺にあわないかと心配していると言う。販売価格が高いだけに心配もごもっともだ。私も初めての体験。しかし価格が高いからこそ、このようなサイトを通して売ることで、売り手も買い手も安心なのではないだろうか。現にこのような確認が来るのもきちんと管理している証拠だと思う。Mさんが苦情が上がっていると言うので読んでみたが、どれも買い手らしき人が書いているが、会社側が解決に向けて連絡を取ろうとしても連絡が取れなかった人たちばかりだった。やれやれ。ちなみに売れた場合は、買い手が問題なくチケットを使ったことが確認されてから4-5日で手数料を引いた金額が私の口座に入金されるそうだ。

10/30
昨日からスペインのバレンシア地方で記録的な大雨による大変な洪水が起きている。18時から19時の1時間あたり降水量が174.4ミリメートルを記録。かつてない集中豪雨にあちこちの街で行方不明者や死者が出て、水道電気のライフラインも断たれ、車はごみのように水に流され、道路や線路は機能せず、多くの人たちが孤立した。スペイン史上最悪の災害。私の住むマラガでも、大雨による被害が出た。カルタマという街の知人の家にも浸水。アロラの下の方も大きな被害があったそうだ。今日(11/23)時点で死者221人、行方不明者8名。復旧作業は続く。11/14から高速鉄道AVEのマドリッド・バレンシア間の復興。鉄道会社RENFEは復興作業に向かうボランティアを無料で輸送。スペイン中の多くの若者たちやスペイン全土はもとより、モロッコ、フランスなどからも消防士など復興の専門家たちが駆けつけている。スペインの軍隊も全力で復興にあたっている。

 バレンシアの洪水で流された車

11/4
デビスカップスペイン戦まであと2週間になる。StubhubとViagogoのサイトには沢山のチケットが色んな値段で売りに出されている。相談して600€値下げしてみることにする。売り値が高くてどうも実感がわかない。

11/12
いよいよ試合当日まで1週間になった。Mさんが2800ユーロに値下げしたと言うので、私も同じ金額にする。

夜間にマラガに大雨の最高レベル赤の警戒警報発令。携帯に警報が響き渡った。明日は120mmの集中豪雨が予測され、危険なので学校会社などは休み。バレンシアでの災害が記憶に新しいだけに、明日は外に出ず厳重な体制で過ごすように朝から報道されていた。今日は買い出しなどを済ませ、車を安全な所に停める。

11/13
BJK杯初日だが、大雨のためこの日のスペインvsポーランドの試合は15日金曜日に延期。朝のうちは嵐の前の静けさ。しかし10時ごろからすごい雨と風。友人たちからあちこちの洪水の映像が届く。予報は当たり、あちこちで道路が川になっている。しかし車も人もほぼ出ていないので、バレンシアで起きたような車が沢山水に流されるような事にはなっていないようだ。南スペインではあまり雨が降らないので、このような大雨が降ると下水のキャパシティをすぐに超えてしまい、道路が冠水。友人のマンションの二階ではトイレの水が逆流してきそうになって焦ったそうだ。普段は全く水の無い川が氾濫する恐れがあり、マラガでは4000人が避難した。明日は朝8時まで引き続き赤の警戒警報。しかし会社員は明日は通常出勤するそうだ。学校は休校。夜遅くに大会からメールが来て、翌日10時の日本vsルーマニアは12時開始に変更され、開催の予定。応援用に日の丸を二つ作る。

11/14
曇りのち晴れ。BJK杯初日。嵐で日本vsルーマニアが大会初の試合になる。詳細は観戦日記に書くが、結果は2-1日本の勝ち!

11/15
昨日の試合で日本が勝ち進んだので、16日の日本Sイタリア戦のチケットをM夫妻と購入することにする。しかしカード支払いの時にサイトの問題があり、私は二種類のカードを試したが買えず、MさんにSOS。彼女は何度か挑戦してフランスに口座があるクレジットカードでようやく買うことができたそうだ。(-_-;)

11/16
BJK杯日本第二戦は前回優勝のイタリア。柴原選手が第一戦で勝ったが、結果は1-2で日本敗退。この時点でスペインはポーランドにストレートで負けたので、18日に買ってあった対戦はチェコVSポーランドになり、見たかったスペイン戦は見られず、19日からはデビスカップが始まるので連日は疲れるため、18日のチケットをViagogoで売ることにする。この日の私たちのカテゴリーのチケットの売値は最低30€だったので、29ユーロで3枚売りに出す。

11/17
22:40Viagogoからチケットが三枚売れたと言うメールが届く。やった!

11/18
明日のデビスカップのチケットは、一時は高く売れるかもしれないと夢を膨らませたが、息子からは「売れても売れなくても楽しめるのだから良いじゃない」と言われ、本当にその通りだと納得。BJK杯を見て行くうちに、やはり生でスペインのナダルやアルカラスが見られ、あわよくばナダルの引退に立ち会えるのだから、明日は思う存分満喫しようということになる。

応援のため、Mさんとスペインの大きな国旗を買い、金色の襷と赤いフェルト、布用ボンドを購入し、Rafa♡と書いた襷を二人で二個作る。楽しみだ。気分は盛り上がる。

応援グッズ

11/19
スペインvsオランダ 1-2でスペインは負け、ナダルの最後のあいさつを聞いて帰宅したら夜中の2時。色々なシーンや思いが頭の中で交差して4時まで眠れなかった。

11/26
Viagogoからチケット代が入金された。手数料をひいて一枚25,49€。購入価格は24(割引価格)+1,5(手数料)=25,50€だったので、原価が戻ってきた。

最終的に今回のチケット代は、合計223€。贅沢な出費だったが、ここマラガで4日間も世界トップクラスのテニス三昧を友人たちと楽しめて、本当に幸せな日々でした。詳しくは観戦日記に。
BJK杯   日本vsルーマニア   13,50€                                  日本vsイタリア    25,50€
Davis cup   スペインsオランダ   122€
                    イタリアvsアルゼンチン 62€

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