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そもそもピンチがチャンスだった

素晴らしくポジティブな言葉があるけども

     ピンチをチャンスに変える

ちょっと待って、めんどくさいこと言っていい?
こんな綺麗事さ、本当のピンチのときにできるか?
って思ってたんですよ。

自分はこんなスーパーポジティブにはなれませんと、冷ややかに捉えていたんだけど。

自分なりによく考えたら
ピンチをチャンスに変えるのではなく
そもそもピンチがチャンスなんじゃねぇか?
と思ったのですよ。

はい。今日もなに言ってるかわかりませんね。
いつも懲りずに来てくださって本当にありがとうございます。

ピンチな状況に何かを加えるからチャンスに変わるんじゃなくて、ピンチはもともとチャンスなんですって話です。しつこい。
この類の話は過去の記事に書いていますが、プラスアルファとしてお読みいただけたら嬉しいです。

不当解雇、交通事故、長期入院など、人生単位の大きなピンチの際のお話をします。これらの悲劇は偶然だと思えば被害者になって終わります。でも、何かのために起こった必然だとえば学びになります。経験上、断言できます。←過去の記事「訴訟という天罰」に記したのでよかったら詳細はそちらでご覧ください。

これらの悲しく辛い大事件は、実はジャンプの前の「しゃがみ」みたいなもの。一度凹むからこそ、その反動で上に跳ね上がる力が生まれるんですね。だけど、その凹んでるときに「なんで自分ばっかり…」とか「もう無理だ…」って落ち込むだけだと、ただ下がるだけで終わっちゃうんです。もったいにゃい。

じゃあ、どうすればこの凹みをチャンスとして見れるのか?

ズバリ 一旦見直すことです。
え、何をって?

偶然だと思っていた目線から必然だった場合の目線で見直す

例えばこんなふうに
「こんなことが起こったということは、、手放すべき何かがあったということか?」
「今までやってきたことって、自分が本当にやりたかったことなんだっけ?」
という具合に立ち止まって考えてみる。

この見直しの時間を持たずに挽回を急いだり、被害者意識を持ち続けていると、ピンチが「怖かった出来事」でしかなくなり、同時に周囲を呪い自分の不運を嘆くだけなってしまうんですよぉぉぉ。実は凹むときって、潜在意識が「もう無理してやるのはやめようよ!」ってメッセージを送ってきてるときなんですよ。頭(顕在意識)ではまだ気づいていなくても、心(潜在意識)は先に「これ、本当はやりたくないよね?」って察知しているんですね。

だから、ピンチって実は人生の中で大事なサインとして捉えることができるんです。自分の中で「どうするべきか?」ではなく「どうしたいか?」って選択を迫られてるんです。ピンチをよ〜く見たらチャンスだったんですよ。

営業職でバリバリ業績をあげていた、ある男性の話。
同僚からは慕われていたがなぜか経営者からは睨まれていた。
ある日男性が望んでいないのに不当解雇される。

男性は不運を呪い自分を責めた
「なんでこんなことが起きるんだ!」
「自分の何が悪かったというのだ。。。泣」

とても辛く悔しかった。不当解雇も許せなかった。
しかしふと立ち止まることで初めて見えたものがあった。「本当に俺はこの仕事を一生続けたかっただろうか」という疑問。如実にその気持ちが湧き出てきてようやく「あぁ自分はここでこれををやりたくないんだ」と気づけた。こうして自分に正直になれた瞬間、日頃の業績を知っていた他の取引先から声がかかり新規事業の社長として抜擢されたのだという。彼は大きな凹みを気づきとして捉えることで結果的にさらなる飛躍を遂げた。

ここで選べるのは2つの道:
・危険かもだけど、楽しさ・ワクワク・冒険の道を選ぶのか
・危険はないけど、我慢・苦しむ道を選ぶのか

どっちを選ぶかはあなた次第。でも、多くの日本人がガンになるのは後者を選択した結果だと思えてなりません。でも、この凹んでるタイミングでちょっとだけ勇気を出して「これ、やめてもいいのかも」「もっと楽しいことに挑戦しよう」って選べたら、その選択が未来を変えるきっかけになるんです。

だから、落ち込んでるときほど「これは本当は自分に何を教えようとしてるんだろう?」って考えてみると、次の一歩が軽やかになるかもしれません。


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