台湾に超短期語学留学する②-学校編-
本稿は台北市内にある中國文化大學華語中心に2週間通ったレポートです。
経緯は前稿を参照してください。
私の受講したクラス
受講したクラスの概要です。
・クラス: Level 3(初三)
→事前のクラス分けテストによって振り分けられます。授業が始まって難易度に不満があれば事務の方に伝えれると変更できます。
・使用テキスト:時代華語2、作業本(私は2週間だけなので購入していません)
・時間帯: 13:10〜16:00 (2回の10分休憩あり)
・スケジュール: 月曜日〜木曜日は時代華語、金曜日はOpenEduというサイトをベースに進める
→月〜木の4日間で時代華語を1課分、が基本的なペースのようです。
・人数: 先生1人、生徒7人
→生徒の内訳はタイ1人、フィリピン1人、ロシア2人、ベトナム2人、日本1人(私)です。
立地
捷運の最寄駅は大安森林公園で、そこから徒歩で15〜20分くらいです。徒歩が厳しければYoubikeを利用してもいいと思います。近くまで行くバスもあるはずです。交通アクセスは良いです。
ただ、周りにあまりご飯屋さんがないので注意です。
大安森林公園の東側の通りや少し路地に入ったところに行くとご飯屋さんがあります。華語中心の近くにセブンイレブンもあります。
華語中心の中でも軽食等を購入できます。
設備
地下4階
図書館、パソコンで作業できるスペース、小さいカフェテリアがあります。授業前後によくこのフロアで作業していました。1階
昼ごろになると、パンと飲み物が買えるコーナーと弁当を買えるコーナーが出現します。弁当は予約することもできます。弁当はもちろん当日その場で買えますが、あまり選択肢がなかったので予約のほうが便利だと思われます。
また、印刷・製本コーナーもあります。クラスメイトにこのコーナーを教えてもらい、重い教科書を半分に分割して製本し直してもらいました。「切本(qie1ben3)」と言えば伝わります。45元(200円ほど)でした。給水機
各階に給水機が設置されています。水は飲み放題です。
良かったこと
・発話機会がかなり多い
→先生が一方的に話す授業ではなく、たくさん当てられます。テキストに沿っておしゃべりする、という感じです。クラスメイトにはおしゃべり好きな人が多く、私も引っ張られてできる範囲で話すようになりました。おかげで街でむちゃくちゃな台湾華語を話すのに臆さなくなりました。
・各クラスメイトの出身地の文化を知ることができる
→先生はよく「あなたの国ではどう?」という質問の仕方をするので、そのときに色々な文化を知ることができました。面白いです。
・ 新出単語を学ぶ際に、類語や類語との違いも細かく教えてくれる
→語自体は知っていてもいまいち違いがわからず話すときにどの語が適切かわからなくなることがあったのですが、それが少し改善されました。
・台湾華語を”きちんと”学べる
→台湾華語と中国語(普通話)は似ていますが細かい語彙や言い回しに違いが見られます。普通話は学んでいる人口が多いため本やネットで情報を収集できますが、台湾華語はまだまだそういうわけにはいかないです。台湾で勉強したからこそ、正しい台湾華語を学べたのが良かったです。
・先生もクラスメイトもみんな優しかった
→これに尽きます。私以外は前から一緒に授業を受けていたようで知り合い同士だったのですが、全くアウェー感はありませんでした。おかげで楽しく2週間過ごせました。本当に幸運でした。
悪かったこと
特になかったです。強いて言うならば、進度がゆっくり目で2週間で第2課の途中までしか終わらなかったので、3週間受講しても良かったなと思いました。というのはありますが、本音としてはあまりにも楽しかったので2週間じゃ足りなかったなというところです。
総括、今後
2週間、本当に楽しく学べました。
華語中心で強制的に台湾華語を話す環境に置かれた結果、話す能力は2週間という短い期間でも少し上がったので、今後もオンラインレッスン等を探して台湾華語を話す機会を設けたいところです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?