見出し画像

「母子保険はぐ」の産後うつ保障に込めた思い

Finatextホールディングス代表の林が9/27に投稿した、産後うつの実体験に関するTweetが、多くの反響をいただいておりますが、
「母子保険はぐ」の産後うつへの保障はこの体験を元につくられました。

そこでここでは、「母子保険はぐ」の産後うつ保障に込めた思いと、その商品設計上の工夫について、ご紹介したいと思います。

*「母子保険はぐ」は、Finatextホールディングスとあいおいニッセイ同和損保が出資するスマートプラス少額短期保険が提供する、妊娠~子育てをサポートする女性向け医療保険です

はじめに:産後うつの実態

産後ママの6人に1人が産後うつを発症

弊社の独自調査(注1)によると、産後ママの実に17%が産後うつを発症しています。また一般的にも、10-20%の産後ママが産後うつを発症すると言われています。

少しご自身の身の回りを思い浮かべてみていただければと思いますが
「6人に1人の産後ママが産後うつを発症している」と考えると、意外と大きい数字ではないでしょうか?

また、産後うつまでは行かなくとも、約半数(48%)の産後ママが、
「精神的につらい・解放されたいという状況を経験した」と言っています。

これらを合わせると、6人に4人(約7割)が精神的つらい状況を経験しています。

画像1

地獄のような「産後うつ」との戦い

実際に産後うつを発症するとどのような状況になるのか、冒頭でご紹介した林のTweetの内容の一部を引用してご紹介したいと思います。

胸の動悸、漠然とした不安、味の消失、睡眠障害、匂いがしない、口の違和感などさまざまな症状が次から次へと出てきました。よくなってるかどうかわからない状態がずっと続きました。僕も気づいたら泣いてたとか、そっちにいく一歩手前までいきました
この病気のしんどいのは出口がまったく見えないというところです。最初は1ヶ月くらい、そのあと3ヶ月、半年、1年。調べると20ー30年たっても治らないとか、ぞっとするような情報が出てきます。
うちの妻は10ヶ月くらいの月日を経て、やっとなんとか子供の面倒を見始めれるように回復しました。あの地獄のday 1から約1年3ヶ月。まだ完治とは言えないかもですが、なんとかなっています。周りから全力でサポートを受けれた妻でもそれくらいかかっているのです
もし親の助けがなかったら?旦那さんの助けがなかったら?経済的に余裕がなかったら?それで命を断つことになっても「まったく不思議でない」くらい産後うつというのは本当に地獄にいるのです。でも産後うつに社会の理解がもっとあったら?お金をあまり気にせず心療内科行けたら?

「まさか自分が…」誰でもかかるリスクがあるのが産後うつ

前述の通り、約7割の産後ママが精神的つらい状況を・17%は産後うつを発症するにも関わらず、
いざその状況になるまでは「まさか自分はならないだろう」という捉えられ方をしていることも多いようです。

画像2

実際に産後うつになった方にお話しを伺ってみると、

「出産がゴール」という意識で、産後の大変さは考えていなかった。
「どうにか出産を無事に乗り越えたい」というところで頭がいっぱいになっていて、産後までは気が回りきっていなかった
ポジティブ思考の自分には関係ないと思っていた。
「まさか自分が。まだ大丈夫だろう、まだ大丈夫だろう」と思っているうちに、徐々に悪化したのでなかなか病院に行けなかった

といった声が聞かれました。


画像3

弊社独自調査(注1)でも、
妊婦さんの産後うつへの理解度別(縦軸)に、産後うつへの心配度(横軸)を見てみると、
「理解度が低い人ほど、「心配じゃない」と答える人が多くなる」という傾向が見られます。

上の産後うつを発症した方の話と合わせて解釈すると、
この結果の背景には、「よくわからないけど、自分は大丈夫だろう」という意識があることが推測されます。

「母子保険はぐ」に込めた思い

画像4

産後うつや産後の精神的につらい状況を和らげるためには、
何よりも周囲が気にかけたり協力したりすることが最重要だと考えています。

「周囲が気にかけたり協力したりする」状況を作るためには、
本質的には、みんながもっと、産後うつに対する知識を持ったり、意識を高めたりすることが大事ですが、
保険でも、これをサポートすることができると考えています。

まず一つめに、
妊娠~産後・子育てをサポートする医療保険の保障の一つとして「産後うつの保障」を提供することで、
出産後に向けた心の準備の一つとして「産後うつになる可能性があるんだな」「周囲がしっかりとケアしてあげよう」という意識を持っておくことを促せると思います。

また、もし万が一、産後に精神的な不調を感じた際にも、
「保険もあるんだし、病院に行ってみたら」とママ自身が早めに受診しようと考えたり周囲が早めの受診を促したりするきっかけをつくれる
のではないかと考えています。

「母子保険はぐ」の商品設計上の工夫

以上を踏まえて「母子保険はぐ」の産後うつ保障を作る上で、特に大事にしたことを二つご紹介したいと思います。

1.簡単に保険金請求ができる

「保険もあるんだし、病院に行ってみたら」という形でこの保険を使ってもらうためには、「簡単に保険金請求ができる」ということがとても大事だと考えています。

そこで「母子保険はぐ」では、産後うつの1回目の受診については、診療明細書だけで保険金をお支払いできるようにしています。

また、その手続きもとても簡単です。
スマートフォンで必要な書類の写真を撮って、オンライン上の請求フォームから申請いただくだけで、保険金の請求が完了します。
すぐに保険金支払いの審査を行い、最短で当日に保険金をお支払いします。

2.明るく前向きな世界観

もう一つ大事にしたことは、シリアスになりすぎないことです。

「医療保険」というと、どうしても病気のリスクや不安を強調して、加入の訴求をするものが多いように思います。

しかし、基本的に妊娠・出産・子育てはおめでたく幸せなことなので、
「母子保険はぐ」も、産前~産後のママやパパの「妊娠して嬉しいな」「生まれてくるのが楽しみだな」という気持ちを応援しながら、その心の奥底にあるつかみどころのない不安感に寄り添うことを大事にしています。

そのために、イメージキャラクターの「はぐちゃん」を中心とする明るく前向きな世界観を大事にしています。

【PR】

画像5

(注1)
独自調査の概要
[調査時期]2020年6月
[調査対象]妊娠中の女性 929名 うち初産の方603名 第二子以降の方326名
[調査方法]ウェブアンケート
[調査協力]トツキトオカ


ご注意事項
・「母子保険 はぐ」は「女性医療保険」のペットネームです
・商品内容は2020年9月28日時点の情報です。最新情報は「母子保険はぐ」サービスサイト( https://hug-hoken.com )にてご確認ください
・この記事は商品の概要を説明しています。詳細は「約款」「重要事項説明書」を必ずご確認ください。

                  募集文書番号:はぐ_メデ_0004_01