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夢 忘備録「クライムドラマ」
クリスマスの夜に見た夢がかなり記憶に残っていて、ちょっと面白かったので書き残します。
私はカナダに住んでいる。高校に行くと、車いすに乗って、半身不随になっている金髪で金色のシャツを着た男が中心となっている半グレのような集団に誘われた。私は拒否したが、暴力によって無理やり犯罪に加担させられた。
ガソリンスタンドとコンビニが併設しているところに強盗に行った。店員が抵抗してきたが、暴力で制圧した。ひれ伏した店員を私が殺すよう、車いすの男が命令してきた。私は殺す必要はないといったが、背中をナイフで切り付けられ、店員が死ぬか私が死ぬかの二択で、私は人を殺した。
家に帰り、目が覚めると冬休みになっていた。気づくと私はまた半グレ集団の中にいた。今日は近くの公共施設を爆破するようだ。私はいい加減抜けさせてほしいというが、車いすの男の指示で周りの仲間が私をいたぶり始める。参加するというと、ぴたりと攻撃は止み、車に乗せられた。
公共施設に入ると、職員が何人かいたが、皆殺しだった。私も一人殺した。
ボイラー室に行き、ガス管に爆弾を貼り付け、外に出た。
駐車場にて、私は爆弾を止めようと再び公共施設の中に入ろうとするが、周りの男に取り押さえられ、私は叫ぶことしかできなかった。爆破によって建物がどんどん燃えていき、黒焦げになった。
目が覚めると私は部屋のベッドにいた。
これまでのことは悪い夢かと思い、近所の公共施設に行くと、それは確かに壊れていた。すると半グレたちが私の周りに集まり、車に乗せられた。
車の中で、車いすの男の首を絞め、殺そうとしたが、なぜか意識が遠のき、気が付くと廃工場で縛られていた。私はナイフで切られ、殴られ、蹴られ、焼き印を入れられた。かなり痛かった。意識が遠くなる。
気が付くとまた部屋のベッドにいたが、焼き印はあるし、体が痛い。
いきなり景色がおばあちゃんの家になり、目の前におばあちゃんが現れた。私はおばあちゃんに無理やり犯罪に加担させられており、日本に逃げてきたことを説明した。
もはや何が夢で何が現実なのかわからんくなっていた。せめてあの半グレたちは夢であってほしいと思ったがまだ体が痛いし、公共施設が爆発して燃えていく様子を鮮明に覚えていた。このおばあちゃんの家が夢なら、目覚めたくなかった。目覚めるとまた連れ去られ、何かの犯罪に加担させられる。
私は思い悩んだ。
意識が遠くなった。
気が付くと私は公共施設の前にいた。周りに半グレはいないが、施設の敷地内にはスポーツなどを楽しんでいる人たちがいた。次の瞬間、公共施設が爆発した。私は警察に電話した。
本当の本当に目を覚ました時、かなり焦ったが、一瞬で今までのが夢でこれが現実だと理解できて安心した。
思い返すと、建物が燃えて叫ぶところとかこの間訪れた美術館で見た冷戦期の東側諸国の芸術作品でこんな感じの映像作品みたなぁと思った。似てるのは画角と叫ぶことだけだけど。