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隠れた名作The Swapper(パズルがムズい)

SFな舞台で頭を使うパズルゲームThe Swapperをクリアできました。プレイ時間は7.2時間。調べると6時間前後みたいなので自分はちょっと長めだったのかも。

独特な世界観でフルCGとも違う映画のような世界を楽しめました。


■ゲームプレイ

Swapperという装置を使ってクローンを4体まで作成できる。クローンには意識を飛ばして自分でそうさできるようになる。クローンは皆プレイヤーの操作通りに動く。自分本体含めて5人でパズルを解いていく。高いところから落ちたら終了なので落下中にもクローンを作り出して意識を飛ばしたり。

きれいなだけでなく、通信状態が悪いような場所もあってちゃんと画面が乱れたりするのも含めて良かった。

いきなりこんな場所に放り出されることも。宇宙とはわかっていたけど、無重力を味わえるゲームって珍しい。

実際にどういうゲームかというとパズルゲーム。

青いライトは向こう側にクローンを作り出せる、意識も飛ばせる。だけど青いライトの中にクローンは作れない。最初はライトなしでスイッチのみだったり、こんな流れがあったり、クローンは飛ばせるけど意識は飛ばせない赤いライトや紫のライトも出てくる。宇宙船だけに重力反転装置みたいなものも。

このゲームのパズルが難しいのはクローン数の上限があるから一回消してからみたいな手順が必要になることがあったり、上の時みたいに少しの移動がからむところがあるのが結構難しいかも。

実績の方はクリア時点で0。隠し部屋の見つけ方がわからないまま二週以上クリアしても全然取れなさそう。


■ストーリーについて

Steamは英語しかないのでわかる範囲で理解しながらプレイ。パズルは困らないけどSFなストーリーを楽しむには必要だよね。

宇宙船でswapperという入れ替える装置を使うことになり、意識を飛ばして飛ばす前の体はどうなるのか、swapperデバイスの基になったものは何か、最後はどうなるのか。(最後に選択肢が出てくるけど、あなたはどっちを選びますか?)

映画になりそうな話だった。プレイ時間のほとんどがパズルタイムなんだけど、ログの内容を映像化すればパニックものみたいな描写とかなぞかけみたいなシーンがあって、今の時間軸はどこに置くか、あたりの見せ方を考えてたら観たくなってくる。


プレイ中に表示されるメッセージやログファイルの内容はテキストファイルでちゃんと置いてあった。

わかる範囲で翻訳したりしてみてた。

テセウスの船って話が有名らしいけど、それを構成する全部の部品を入れ替えてもそれのままなのか、というようなパラドックスが元ネタみたい。

客観的に見たらそれの位置づけは変わらないだろうけど、主観的に見たら部品が変わった時点で違和感は感じそうだし、ただ生物のクローンとして見たら意識という観点で交換前の意識はどうなるのか気になったり。

英語でわかる範囲での理解なのでオーブの位置づけや主人公の位置づけ、swapperデバイスでできる意識を飛ばすことと交換することがストーリーと関係するあたりが微妙にわからなかったかも。

言語の幅が思考の幅を制限する、みたいな言葉もでてきたので考えてみると面白いかも。


■まとめ

パズルゲームなんだけどストーリーはSF好きにはとても魅力的。ストーリーを進めて先をもっと知りたくなるけど、結構手ごわいパズルが多かった印象。難しいパズルではまってしまうとストーリを知ることを止められているようでもったいない感じもしたかも。

Steamでは2013年発売だけど、確かに名作って印象。こうやってnotesも書いているので個人的にはおすすめ。

ストーリーメインで楽しみたいなら攻略を見ると思うけど、こっちのページに攻略があった。ただし「top left switch」とか「upsidedown left bottom」みたいな感じになるので英語慣れしてないとちょっと難しいかもだけど。


Steam以外にはPS4にもあったり。

Nintendoの方はWiiUだったみたい。


そんな感じでLet's Swap!


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