Ori and the Blind Forestはコロナ禍にあっても良い夏の思い出になった
Ori and the Blind Forest: Definitive Edition買いました。止まらずにクリアまで突っ走ってたので感想をば。
■Oriって?
ス〇ィッチみたいな白いのが主人公のオリ。最初はシンプルアクションしかできないけど、2段ジャンプやダッシュができたりどんどんできることが増えて行ける場所が増えてくる。そして暗闇の森がこのゲームの舞台。
映像も綺麗でテレビでプレイしたら映画のような映像と素晴らしい音楽が流れて感動。
オリのサイズでわかったんだけど、場面によってカメラが引いたり、寄ったりして世界の広さを見せてくれる。慣れてくると広い場所でオリがすごく小さくなったりするけど、操作が変わるわけでもないのでシンプルに広さを感じたりできた。
こんなに素晴らしい映像と音楽で始まるストーリー切なくもあり泣ける。
音楽はカノンみたいなやさしくも切ない雰囲気。
■楽しみ方
ストーリーが進むごとに新しいアクションが増えてどんどん楽しくなってくる。止められずに進めるんだけど良くやられる。場所によってはパズルアクションといった感じで一工夫しないと先に進めないマップがあったりするけど、どこでもセーブできるのでリスタートが苦じゃない。現代のアクションゲームはここまで快適になったのかと驚いた。
ここはやられそうだなポイントがちらほらわかってくるので危険を察知したら迷わずセーブが最初は安全。ストーリーが必要なやられる可能性があるシーンではたいてい自動的にセーブされる。
やられたら落ち着いて考えないと何回も同じやられ方をしてたりする可能性もあるぐらい快適リスタートなんだけど、どんどんサクサク進めてればふとした時にクリア方法が見えたりするのが良い。
制作者の方々はアクション得意だったのか、微妙に行けない場所や頑張ったらぎりぎり本来と違ってそうな行き方ができる場所があったりと、非常に良く作りこまれてる。Steam版では開発ムービーもあったからクリアしたら見るのがおすすめ。
良くやられるのって実は悪いことではないんだってこのゲームは教えてくれた。そうだよね1度でも失敗したら未来はないなんてはるか昔しか通用しなかった常識デスヨ。
それをもってするとこんなにスピーディで緊張感の途切れない脱出シーンが実現できてしまう。もうほんとずーっと脱出し続けたいくらい。(半分は冗談でできています)
まぁ、よくやられますけども。
基本は危険そうな場所でセーブ。だけどアクションシーンが数回あって途中でセーブしたいけどエナジーが足りないって時は一度戻って集めてから再挑戦はあり。自分も即死ゾーンが続くところではエナジー集めに戻ったりしてたし。
アクションは下の画面の左の円の数だけある。未解禁の2つはDefinitive Editionで追加されたものみたい。なくてもクリアできた。
アクション以外にも能力ツリーってものがあって、セーブする時に使うエナジーが少なくできたり、セーブするとライフが回復したり、攻撃を強くしたりできる。必要なポイントは敵を倒すかマップで見つけるか。
このゲームはまさにメトロイドヴァニア系で隠し通路や新しく覚えたアクションを使っていけるようになった場所ではライフやエナジーの上限を増やすアイテムを見つけたりできる。
ってことでクリアまでは8:19でした。後で見返すとライフやエナジーを探し回ったりして増やしておけば結構楽に行ける場所もあったかも。
■クリア後
実績集めてどこまでも。アクションがあらかたそろったからマップをあちこち徘徊してた。最初はライフとエナジーだけMAXにしようかと思ってたはずが、暗いマップばかりではなく明るくきれいなところや苔がきれいな場所もあったりするので、ついつい全部集めちゃった。(なぜか秘密のごほうびってのは埋まらなかったけどねっ!)
あとDefinitive Editionではマップが結構追加されてたから、まだ行ってなかったら行った方が楽しめる。クリア後じゃなくても行けそうだったけど、たぶん難しかっただろうなー。
あの技を使って敵を何体倒せみたいのもやった。
敵を倒す系はクリア後であればこちらがおすすめ。
マップもすべて100%
クリア後も遊んでたら11:17だった。一段落してからのマップの方がライフやエナジー集めやすいけど、卒業後の学校みたいだった。やっぱりできるだけ新アクション覚えたら探し回るくらいの方が色々楽しめそう。
宝探しが好きな人とかアクション好きな人とかにおすすめ、みたいな話はよく聞くけど、たぶんやらないとわからないものもあると思う。どこでもセーブできるからアクション苦手な人でも手を出してみてほしいし、プレイスキルのせいで先に進めないって結構少なくって、たいていヒントが見つけられれば、ここはあのアクションで、ここは2段ジャンプみたいに進める。あとは少しの慣れがあればいけるので、その慣れは快適なリスタートで続けられる。意識的に休憩しないと疲れたけどやり続けてるってことがあるくらいずっとコントローラー持ったままだった自分。
宝探しも実はマップをよーく見てるとヒントがあったする。ここに杭があるけど、なんかたどっていくと、、、みたいな感じ。
ライフもエナジーも多いに越したことはないからね。
困ったらyoutube見ると結構違う方法で進んでる人たちがいて結構驚くかも。頑張って違うアクションで行ける場所もあるんだって知った。
1つだけ見えるのに取れないのがあってネットで調べてなんとかたどり着けた。
基本的に宝探しと色々方法試してのパズルアクション風味があるからかもしれないけど、しっかり全部の攻略サイトってないみたいだった。
■それからそれから
ハードモードや一度もやられないでクリアとか短時間クリアの実績もあったけど、周回プレイは心が折れそうなので、楽しむレベルで止めた状態。自分はSteamだったけど、Switch版もある。
かなり人気なゲームだったようで続編が出てた。Switchは2020/08/09時点でまだだけど、時間の問題じゃないかなと。
3か月で200万本くらい売れてるみたい。
こんなにすごいゲームが2000円で、ましてやセールをやることもあるなんて信じられないくらい。ほんとに買ってよかった。
ゼルダとかメトロイドとかドラキュラというか月下の夜想曲とか好きだったけど、なかなか好みに合うメトロイドヴァニアって見つけられなかったんだ実は。宝探しだけじゃないし、アクション増えたほうが良いし、かといって難易度が高いだけのゲームがやりたいわけでもなかったし。
Dead Cellsとかハクスラっぽくて魅力的だったけど、1面くらいしかクリアできてなかった気がする。
プレイ時間とかマップの数とかゲームの良さの1つみたいなところあるけど、スペックだけのスマホよりも防水って書いてあるだけで一番になるような、そんなことに気づけた感じのゲームでした。
プレイ時間が11時間なんて短く感じるくらい、コロナで遊びに行けなくてもとても良い夏の思い出になったよありがとうOri and the Blind Forest。
脱出シーンサイコー♪
2022/03/21追記
SteamDBによると2021年2月8日からSteam版は528円になってました。すべてのレビューで圧倒的に好評だしほんとおすすめ。
https://steamdb.info/app/387290/