最新の現代が詰め込まれたゼンレスゾーンゼロが楽しい
ゼンレスゾーンゼロ楽しいですね。2024年7月4日にリリースされて2週間。ストーリーは3章まで終わったのでご紹介。詳細なゲームシステムなどは攻略サイトなど大量にあるので楽しいポイントをメインに。
どんなゲーム?
ポップなUI、しっかり戦闘、キャラクターとはかなり仲良くなれる、それがゼンゼロ。原神を作ったHoyoverseがオープンワールドからターン制バトルのスターレイルを通して、新たに作ったのがゼンゼロでかなりクオリティがかなり高い。
登場キャラクターも個性があって独特。
ストーリーを進めるとアメコミ風で動きのある紙芝居のように描かれて進んだり戻ったりしながら見て行けて、ストーリーが終わった後も部屋に戻ればいつでもまた観られる。2章は個人的には鳥肌ものでめっちゃ好き。
思い出コレクションと言うのがあってボードにストーリーなどで撮った写真を貼って置ける。こうやって様々なところに愛着が持てる愛のあふれるシステム。
NPCもただいるだけでなく、こうやって何かやってる人もいる。
プレイアブルのキャラクターのエレンは普段はメイド服で戦闘モードだけど、街中で見かけると普通の学生。
シリオンという亜人のような位置づけだったと思うけど、こんな見事なサメの尻尾があるキャラクターなんて初めて見た。
FairyってAIのようなのが出てくるんだけど、それすら面白いこと言ってくる。
みんな個性ありすぎというか、世界が濃過ぎと言うか。あちこち気になっちゃう。
仲間のイノシシをバットで打ち上げて敵を攻撃するなんて愛があるのかないのか価値観がかき混ぜられていく。
新エリー都という大都市が舞台だけど、ホロウについてだったりの世界観はこちらを見るとかなりわかりやすい。
戦闘が楽しい
たとえ負けても戦闘中は本当に楽しい。きれいなグラフィックやパリィの爽快感はほんと病みつきになる。3人のキャラクターを入れ替えて戦うけど敵の攻撃は回避して反撃しても良いし、他のキャラに切り替えるとパリィができるからそこから反撃しても良い。フィールドキャラだけではパリィができなくて、パリィも気持ち良いから入れ替えることも増え、意味も出てくる。良くできた戦闘システム。
スマホで遊ぶ人は戦闘が難しいかもしれないけど、ちゃんとモード選択もある。自分はPCだけど今のところチャレンジモードで遊んでる。
いや、でも、ほんとパリィが(語彙消失
パリィ支援などは無敵時間もあるようで結構使いやすい。敵の集団に囲まれると一方的に攻撃されるものが一般的だと思うけど、ゼンゼロではこんな感じで気持ちよくあちこちの敵に攻撃しながら戦える。画面外の敵がいても攻撃されるときに矢印が光ってくれる。順番に一体ずつ倒してから次とせずに目の前の敵を攻撃、後ろの敵の攻撃を回避するかパリィ、と言った感じで常にその瞬間に意識を向けていられる。
キャラクターの特性(役割)が撃破のキャラなどで攻撃しまくると敵のHPゲージの下のゲージがいっぱいになってブレイク状態になる。ブレイク状態になるとゲージがグレーの間一定時間動かなくなってダメージ倍率も上がる。倍率は敵によるみたいだけど例えばこの場合はダメージ2倍。
他にも混沌というダメージが出るものもある。属性ダメージを当て続けると状態異常になるけど、状態異常を2属性で同時に発生させると混沌ダメージが発生する。
他にも観点はあって、戦闘についてはこの動画を見たら印象が一気に変わった。
継続して攻撃してくれるキャラの場合はすぐに次のキャラに入れ替えたほうが良いとかあるけど、一番の学びはDPアシスト。
DPAssistは今のキャラで回避反撃(Dodge Assist)するのと同時にキャラを入れ替えてパリィ支援(Parry Assist)するというもの。猶予は3フレーム(約0.05秒だっけ?)でかなり難しいということだけど、成功すると強いし楽しい。
スローで見たらこんな感じ。
失敗するとパリィができないのでこうなるけど、これはこれで悪くない感じ。
実戦でも使えると嬉しいよねDPアシスト。
特に誰も言ってないみたいだけど、ルーシーは1セットの通常攻撃コンボtが終わった後の2セット目は炎属性多めの攻撃に変わる。
今の時点で唯一の特性が防護のキャラクターのベン。動きが全体的にもっさりしてるけど、特殊スキルでできるガードは出始めから有効でちゃんとガードできてる。
DPアシストが広まるまでは意味のある入れ替えや爽快なパリィを楽しめるゲームだと思ってた。DPアシストが広まってからは戦闘時に常にDPアシストできるように目指しつつ戦うアクションゲームになった気がする。
爽快なパリィで快適な戦闘かと思いきや、DPアシストなんてそれなりのプレイスキルが求められそうなものまであるし、上の敵のように強いのも出てくるし、でも難しいならモードを変更すれば良いだけだし、戦闘に関してはかなり懐が広い。
キャラクターの組み合わせ
楽しく戦闘をするために考えておきたいのがキャラクターの組み合わせ。現在使えるキャラクターは16人、次に朱鳶が来るみたいなので合わせて17人の一覧を作った。
ブレイクすると敵に攻撃するチャンスなのでブレイクしやすい撃破の特性のキャラは欲しい。ブレイクすると自動的にキャラクター切り替えになるので原神の入れ替えなどとはちょっと違う。ダメージを出すなら強攻のキャラでダメージを出すか異常キャラで状態異常を狙いたい。防護はまだベンだけだけど、スキルで会心率を16%もあげられるので攻めのメンバーとしても使えそう。
コアパッシブは同じ属性か同じ陣営のメンバーがいると追加能力を発揮できて、例えばブレイク中にダメージ35%アップなどかなり強力。
初回分はヴィクトリア家政(ハウスキーピング)の執事とメイド軍団が強い感じ。2章で盛り上がる白祇重工は4人もいるのに2属性しかないのでちょっと他とつなげにくい。カリュドーンの2人はそのまま2人使えるので使いやすい。邪兎屋は最初から使えるメンバーなので役割も揃ってて使いやすい、はず。
邪兎屋メンバーはみんなもらえるキャラなのでまずは使いましょうってことだと思う。ストーリーなどを進めて集まった恒常ガチャを回すとたくさん出てきた。うちはこんな感じで使おうよって圧力がすごかった。音動機っていう丸いのがゼンゼロでの武器にあたるもの。
モチーフ武器は多分そうって思う性能だったけど、調べたわけじゃないので正式な物かわかってない。
全員モチーフ武器出てるってどうなの。
ガチャで最初は最大50連でSランクキャラが一人もらえて、それが白祇重工のクレタだった。そうしたらSランク使いたくなるよね?育成素材も最初は多くないし。って思って邪兎屋のメンバーは圧がすごかったけどほとんど強化してないです。
まだ始まって2週間なのでガチャのキャラは少ない状態。そんなに育てる余裕はないけど、とりあえずAランクのキャラは全員揃いました。
所感ですが、属性と陣営と特性の3つの軸でメンバー3人を考えると強くなるので考えるけど、かなり大変な印象。組み合わせられるメンバーが少なく感じる。今後もっと増えると思うけど、白祇重工の他の属性キャラはいつ出るのか、さらに他の陣営のキャラも出てくるのか、など興味が尽きないですね。
次に来ると言われている朱鳶(しゅえん)はストーリーを進めるとお試しで使えます。まるで柔軟に動けるクロリンデ。エーテル属性はまだニコ1人しかいないし、みんな欲しくなりそう。
キャラクターとの親密度
キャラクターと仲良くなると報酬がもらえたり、街中で会うことができたりする。1日に3人までDMを送って遊びに行くこともできる。
街中で会わないと持っているキャラでも好きな時に写真を撮れるわけじゃないとか、街中で会っても操作できないとか、色々思うことはあるけど、ゼンゼロではキャラクターとかなり仲良くなれる。
DM送って遊びにいくだけなんだけど、クレタの大変なことの相談に乗ったり、ベンさんの代わりにミルクティーを注文してあげたり、背中を押したら想像以上に頑張れちゃうカリンだったり、なんか愛が溢れていて、溢れてくる。
みんな仕事などで忙しくなったりして、断り文句が上手な人がいたり、未読スルーされたり、したり?とか色々あるのが現実だろうけど、ゼンゼロの世界では秒で返事くるし、夜でも「今から遊びにいこう」ってなるし、連絡しただけでも嬉しいって言ってくれるし。
原神などではプレイアブルのキャラを操作して感情移入だったのが、ゼンゼロではすぐ目の前にそのキャラクターとしての個性を持って存在していて、会話をしたりするイメージ。自分と同一になるのは戦闘中だけ。この距離感が絶妙。
仲良くなれるのはもっているキャラだけってのもずるいよね。みんなガチャ回すでしょ。持っていないキャラについてはストーリー上のキャラしか知れないけど、ガチャでゲットしたキャラについては日々仲良くなれて、他の人(持ってない人)が知らない一面を知れる。
写真以外のものを残してくれるのがゼンゼロのキャラクターと言った感じ。ある程度仲良くなると会話はほぼ見ちゃったみたいなので、この会話のボリュームがもっと増えるとさらに好きになって「もっと凸を進めてあげたい!」ってなりそう。
ちなみに仲良くなるのが難しいキャラもいます。。。どうしたら喜んでくれるの?
ホロウという名のすごろく
新エリー都からホロウに入るというのは戦闘シーンだけでなくすごろくみたいなものがある。プレイヤーはボンプというロボットと通信しながらキャラクターをフォローするといった位置づけ。
こんな感じでマスを進み、パズルを解きながら進むイメージ。敵のマスに入ると戦闘シーンに切り替わる。
かわいいボンプ。
ホロウのこのすごろくは個人的にはいらないものだったんじゃないかと思っちゃう。ベータテストは短期間だろうからどういう反応だったのかわからないけど普通にやってるとどんなストーリーでも大抵ホロウに行くので面倒になって来る。似たような感想をちらほら見たりするけど公式リリースされた後なのでさすがに今からなくなることはないのかな。今後ホロウのすごろくの良さを熱く語る動画がアップされたり、すごろくならではの楽しい要素が出てくるのかな、と期待しましょう。(オープンワールドの開発費に比べたら何倍も違うとか大人な事情でないことを祈りながら)
下の戦闘マップはホロウの中なんだけど、依頼によってはこういう障害物を壊すようなものもあった。
ちなみに通信しながらのフォローする主人公の役割はプロキシ(proxy)。異なるネットワークを仲介するからまさにそうなんだろうけど、通信系の専門用語が普通に出てくるとは思わなかった。
零号ホロウはローグライク
鳴潮だけでなくゼンゼロにも来ましたねローグライク。遊ぶたびにプレイ感が変わるという意味で言うとマップは変わらず、選択肢によって強化内容が変わる、というものでローグライクと言ってます。
一時のデメリットを取って、その後の大きいメリットを狙う。永続強化もあった。繰り返し遊んで右上の青、黄色、赤のい素材を集めてきて解放する。
上の選択肢のカードがレゾブレム。resonant 共鳴とemblem 象徴の組み合わせたイメージでしょうか。キャラクターの特性や属性に合わせたものを集めていき、4枚集まるごとにその上級のものがもらえる。炎属性のメンバーが多いなら炎系を取れば一発で熱傷にできたりするし、会心を上げれば会心ダメージが発生しまくる。
オープンワールドだと移動が速くなる風元素キャラ入れたり、素材を集めるために複数属性のキャラを入れたりしてたけど、敵の傾向を見てキャラクターを選択するので判断基準がシンプル。
何回か零号ホロウに遊びに行ってたらボンプがもらえました。エネルギーをためやすくなって助かるボンプだったかな?
ローグライクはやられることもあったけど、零号ホロウは基本的にクリアできるレベルを遊ぶ形なのでクリアできるローグライク。やられて終わるのが嫌な人でも楽しめる親切設計。
最後のボスとの戦闘が一番楽しいからまた行きたくなるけど、それでもすごろくなホロウのシーンがあるんだよねって少し気分が下がっちゃうけど(個人の感想です)。
ギミックやイベントなど
街中でボンプが故障してることがよくあるので直して上げましょう。
最初に来た期間限定イベント「子供たちの交流を見守り隊」。とある目的のためにボンプたちが集まって何やら画策。お手伝いをしながらも暖かく見守りましょう。
全部クリアするとAランクのオマネキボンプが完凸できる。物理のキャラを入れる人は嬉しい。
心温まる系は癒されますね。
六分街という主人公のビデオ屋がある街にゲームセンターがある。何種類かのゲームが遊べて、アチーブメントももらえる。
2つ目のイベントは「暴食禁止」というスネークゲーム?でゲーセンで遊ぶ。
どうやらマルチで対戦するものみたいだけど、PvP系は得意じゃないのでまだ遊んでない。
知っておくと良いものなど
時間経過で貯まるスタミナ。スタミナを使って育成素材をもらいに行くけどスタミナの残量によってスタミナ消費量を変えられるから行きやすくて良い。
街中でキャラクターに会うことができるけど、どこにいるかわからない人向け。画面左上の3つ目のように「付近に信頼イベントあり」って出ることがあるのでそのあたりの店に入って出てくればイベント発生する。お店だけでなく、ビデオ屋の場合もある。
写真を撮ってってお願いされることがあるけど、画面右側に「ターゲット発見」って文字が出た状態で撮りましょう。そうしないと撮ったことにならない。
信頼イベントなどどこで発生するのかわからない時は、この移動先選択画面で下の方を見ると青い(!)イベントマークと信頼イベントのキャラがわかります。
インターノットレベルを上げるのが大変になって来るので早めにクイック手帳の目的のものをやっておくのがおすすめ。
クイック手帳の目標はNo.8だとSランクのディスクが一式もらえる。
UIがすごいから逆にわかりにくいものもあるかもしれないから良く見るのが良いのかも。
考えを広げる動画など
楽しいゼンゼロ!毎日遊んでるゼンゼロ!!って人はもうわかってるかもしれないけど、プロのデザイナーさんから見たUI(ユーザーインターフェイス)はかなりすごいらしいです。この動画を見れば何がどうすごいのかを知れる。
原神、スタレ、ゼンゼロを作ったHoYoverseという会社がやってきたことなどを知れる。崩壊3rdはアクション重視みたいだったので気になったけど、こういうゲームって追いつくまでがかなり大変そうだよね。
HoYoverseってすごかったんだ、と思う。
現代が詰め込まれたゲームゼンゼロ
2週間くらいたったけど、自分の場合は現時点のストーリーの最後の3章まで11日くらいで行けました。まだ遊んでない人でもすぐ追いつけそうですね。イベントはまだ2つ目だし。
ゼンゼロのすごいところは現代ならではの要素が散りばめられているところ。寝るって言ったら普通どんなゲームでもすぐ寝るよね。寝る前にスマホをいじるなんて現実世界だけだと思ってた。
「ゼンゼロは若い人が作っていると考えられる」ってUIのデザイナーさんが言ってたと思うけど、感覚的にもそうなんだろうってものが多々ある。
インターノットはインターネットとほぼ同義で、ネットが当たり前であること。ホロウに行くと命がけの場所のはずだけど、主人公として選択するアキラとリンはどちらも実際には行かず安全な場所から応援するので現実的。昔からあるゲームでは「行け、勇者よ!」みたいな感じとか「ハンターさんならできるできる!」って危険な場所に送り込まれるようなスーパーヒーロー系が多かったと思うけど、そこに違和感があるとすれば、普通に戦ってるだけなのになぜかヒーロー扱いされていたり。ゼンゼロで主人公として描かれるのは人より力が強かったりすごい魔法が使えるわけでもなく日常を送るビデオ屋の店員。だけど、知っている人たちをつなげたり、AIを使ってみんなをフォローする。そう、現代で求められているのは一線を超えるようなスーパー○○ではなく、必要な人や場所などを必要な時につなげること。(実際にはゲーム内でのAIの位置づけが他の人には無い部分になっているかもしれないけど、要領よく情報を見つける力と読み替えればそこまで現実離れし過ぎてないかなと受け取れる)
インターノット上には「レベルを早くあげるなら自撮り写真を上げればよい」なんてことを危険な書きこんでいる人もいて、ゲームだからできないけど現実世界での危険さを匂わせたりしてる。
インターノットで仕事の依頼を受けたり、DMしたり、ホロウを進むキャラクターに進むべき場所を教えてあげたり。困ったことがあれば知っている人(AI)に聞く、まさに現代。承認欲求モンスターにならないように自分からは投稿はできない。
まさに最新のゲームと言える。
ちなみに他言語対応についてもすごいクオリティになっている。キャラクターの名前だけ見てもこんな感じ。
アンドー・イワノフはロシア系の名前っぽいけど、その下のグレーの文字を見るとAntonになっている。語感は似ているけど、直訳じゃなくしっかりイメージがしやすくなってる。グレーの部分が通称だとしても、日本ではアンドーって呼べば良いし、海外ならAntonって呼びそう。どストレートな脳筋よりでやさしく熱い兄貴、みたいなイメージ。
通称ルーシーはフルネームだとルシアーナ・デ・モンテフィーノ。どこか高級感の漂うお名前。
キャラクター選択画面でルーシーになると「Good day Proxy」って言ってきます。「ごきげんよう、プロキシ」ですよ!?。(英語音声でプレイしてるので、日本語音声だと違うかも?)
猫又は猫宮だけど、全世界共通で猫又(ネコマタ)って呼ばれると思う。
11号は鍵かっこがついてる。グレーの部分はSoldier 11。実名ではなく、ロボットではなく、11号が特殊であることを表せてる、ように感じる。
世界規模での展開を見通しているからこうやってしっかり他言語対応がされいる。すごい。他のゲームだと「誰それ?」ってのが良くあるけど、ゼンゼロだとあんまり自国以外でも違和感が無さそうなクオリティ。
SNSでもファンアートとか良い感じのものを神絵師さんがたくさん公開してくれていたりして、盛り上がってますね。この機会に始めて見てはいかがでしょうかプロキシー。
それじゃ、またねーノシ
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