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【オートチェス】7/1~環境における序盤戦術の基礎の基礎
初めまして。よっしゃると申します。現在キング1で、日本ランキング30位ほどです。S6の戦績はこんな感じです。
この記事では、現在(7/1アップデート以降)の環境における序盤戦術の基礎を紹介していきたいと思います。見苦しい文章ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
方針について
現在の環境では、マッチングシステムの変更やインセクト4やウォリアー9、ウイングス6ハンターの台頭が原因で試合展開が極めて速くなっています。このような環境で上位に入るためには、とにかく終盤までにヘルス(プレイヤーの体力)を削られないようにすることが大切です。
それを実現するために、序盤では次の3つの方針が考えられるでしょう。
①連勝する。
②連勝はできないまでも、そこそこ強い形を作り、ヘルスを保つ(いわゆる利子ポジション)。
③プリーストシナジーでなるべくヘルスダメージを抑えながら連敗する。
③はやや特殊ですが、①と②を目指すのであれば、序盤で強いシナジー、強い駒、強いアイテム、強い配置はどれも知っておくべき重要なポイントです。
序盤で目指す構成
とにかくハンター3とアンデッド2シナジーを出しましょう。
ハンター(3)…味方のハンター全員の攻撃力を35上げ、35%の確率で通常攻撃が必中になります。
ハンター駒の攻撃力を固定値分上げる序盤非常に強力なシナジーです。ライフルマン星1の攻撃力が70ですから、35上がるのは攻撃力が1.5倍になるようなものと思っていただければ強さを実感していただけるのではないでしょうか。
アンデット(2)…敵の駒全員の物理防御を4下げます。
アンデッドは敵の駒の物理防御を下げる優秀なシナジーです。ハンターである『不死の射手』と『アンブラ』がアンデッドなのでハンター3と合わせて簡単に出すことができます。
これらのシナジーを出し、かつ相手の攻撃を受け火力になっているハンターたちを守る前衛駒を用意できれば理想的です。前衛にはドルイド駒を使うのが私のオススメです。
ドルイド(2)…星1ドルイドから星2へのランクアップに必要な駒の数が1個減少 (4)ドルイドのランクアップに必要な駒の数が1個減少
ドルイドは2体集めれば星2にでき、前衛としての性能が高い駒が揃っています。また、現在の環境で高い安定性を誇るウイングス6に向かうきっかけになりうるのもポイントです。
序盤に使うべき駒について
1G駒
不死の射手
単体では決して強い駒ではありませんが、アンデッド/ハンターというシナジーが強すぎます。1Rにショップに並べば、ソールテイカーやソウルブレイカーより優先して取るべき駒だと個人的には思っています(あくまでシナジーが強い駒なので、1Rに2枚来ても基本はロックしません)。また、星3にするとかなり強い駒です。パッシブ込みで言えば、不死の射手星3とライフルマン星3はステータスの差がほとんどありません。
ソールテイカー/ソウルブレイカー
1g駒のなかでは飛び抜けて高い単体性能を持っています。1Rのショップにどちらかが2枚並んだらロックしても良いでしょう(ロックせずにハンター駒を探すのを優先するのもありです)。
禁忌のデーモンハンター
敵駒のMPを奪うパッシブと相手のデーモンシナジーを消すシナジーが強力です。ウイングスなのも○。
一角獣
以前は1g駒最弱候補でしたが、攻撃してきた敵の攻撃速度を下げるというパッシブが追加され評価が上がったように思います(ソウルブレイカーより優先して取る上位プレイヤーもいるほど)。星1だとほとんど役に立ちませんが、最序盤にドルイドシナジーで星2にできれば前衛としてそこそこ働いてくれます。
2G駒
ライフルマン
攻撃面でシナジー、ステータス共に非常に優れたハンター駒です。ランダムの敵1体に400の魔法ダメージを与えるスキルも駒の数が少ない序盤ではかなり強力です。現在の環境の序盤の核になっている駒と言えるでしょう。
光羽のアーチャー
最も自分と離れている駒に魔法ダメージとスタンを与えるスキルを持ったウイングス/ハンター駒です。離れている駒…つまり相手の後衛のハンター、例えばライフルマンを止められる優秀な駒です。
リッパー
自分の周囲の駒に固定ダメージを与えるスキルが強力です。地味に物理防御が他の駒より少しだけ高いのも○。ゴブリン3シナジーも序盤ではまずまず強いですし、メカニック3シナジーも勝てるなら積極的に狙いましょう。
預言者
ドルイド駒です。序盤にショップに並んだら基本的には取りましょう。ライフルマンはドワーフシナジーでHPが低い駒から攻撃しますから、発生したエントが相手のライフルマンの攻撃対象になることで味方のハンターたちの身代わりになってくれる…かもしれません。
他の2g駒だと剣聖や煉獄の騎士、水のスピリットもまずまずの強さです。
3G駒
大樹の賢者
この駒も現在の環境の序盤で核になっている駒の1つです。この駒が早々に重なってハンター3アンデッド2ウイングス3のような形に組めれば序盤の連勝は固いでしょう。星2にしてアイスプレートメールを持たせればほとんど要塞のような耐久力です。言うまでもなくウイングス6に向かうきっかけになる駒でもあります。
不死の騎士/幽霊ガール
アンデッド要員です。不死の騎士については特筆すべき点はありませんが、幽霊ガールの自身から最も離れた敵を近くまで引っ張りダメージとスタンを与えるスキルは、後衛に火力がある相手に刺さる可能性があります。この辺りは『配置について』の項で後述します。
アンブラ
タンクのような性質を持つアンデッド・ドラゴン/ハンターです。アンブラ+不死の射手+何かしらのハンター駒でハンター3アンデッド2シナジーが出せてしまいます。ドラゴン3シナジーを出すのも序盤ではかなり強力です。
裏切りのデーモンハンター
最後まで使わない可能性のある3g駒は重ねるか迷いますが、この駒は迷わず星2にしてしまって良いでしょう。とにかくパワーが高いので序盤で活躍すること間違いなしです。星3にしてスピリットランスを持たせられれば最終盤まで活躍してくれるでしょう。
ウインドレンジャー
ウイングス/ハンターです。ステータスがそこそこ高く、スキルもそこそこ強いです。魔力の結晶やパルスワンドを持たせると悪くないスキルダメージを出してくれます。
羊の騎士
高い物理防御と優秀な固定ダメージ&回復のスキルを持つ駒です。序盤のハンターを守る前衛にピッタリです。
4g駒は序盤で引けばどの駒も強力なので、利子と相談しながら積極的に使っていきましょう。
作るべきアイテムについて
ここでは1~3Rのアイテムで作れる強力な合成アイテムを紹介します。
サンダーハンマー
1~3Rで作れるアイテムの中では最もパワーが高いのではないでしょうか。運が良ければこのアイテムだけで相手を壊滅させてしまえます。多少の構成差をひっくり返せる強さがあるアイテムです。現在はサンダーハンマー+棒が1~3Rのアイテムの取り方で最強だと個人的には思っています。
アイスプレートメール
物理防御(ゲーム内では攻撃力になっているがおそらく誤り)と回避率を上昇させ、攻撃してきた敵の攻撃速度を低下させる優秀な効果を持つ新アイテムです。どの構成でも腐ることがないので、迷ったらこれを作りましょう。
呪われた吸血のマスク
装備した駒が沈黙するかわりに攻撃速度が飛躍的に上昇し、吸血効果も付与するアイテムです。R1~4で禁忌のデーモンハンターか不死の射手が星2になれば迷わず作ってしまっていいでしょう。向かう構成によっては腐ってしまう可能性もありますが、そのデメリットよりも序盤を強く戦えるメリットの方が大きいです。また、このアイテムと冥界の欠片を合成してできる上位アイテム『チャージマスク』では沈黙効果が消えるのも1つポイントです。
パルスワンド
強力なスキルを持つ駒を引いていたり、メイジ系の構成を目指すのであれば作っていいでしょう。メイジが少ない現在の環境では若干影が薄くなっていますが、依然として序盤最強格のアイテムです。
シャドウブレード
ソールテイカーなどの近接攻撃が強い駒が4Rまでに星2になり、かつサンダーハンマー+棒のような取り方が出来ないときは作りましょう。このアイテムも構成によって腐ってしまう可能性がありますが、強力なアイテムなのは間違いありません。
テレポート短剣
星2になった剣聖や裏切りのデーモンハンターに装備させると相手の後衛を蹂躙してくれます。水のスピリットや羊の騎士とも相性○です。意外にどの構成でも腐りませんが、メイジ系の構成や裏切りのデーモンハンターをメインに使う構成がこのアイテムを特に有効に活用できるでしょう。
アイテムの評価は人によって異なる部分もあり、ここに書いた基準が絶対とは思いません。
ただ、1つ確実に言えるのは、連敗を狙う場合を除いて、アイテムはできる限り早いタイミングで取ったほうが良いということです。ほとんどの上位プレイヤーはR4で迷わずにアイテムを3個とも取ってしまいます。最初に述べたように現在の環境ではヘルスを保つことがとても大切なので、早くアイテムを取ることで序盤を強く戦えるのが大きいのです。
配置について
序盤のハンターがとにかく強いことはここまでに述べた通りです。そういった環境である以上、相手もハンター、自分もハンターのようなミラーマッチが発生することも珍しくありません。そしてハンター同士の対決では配置が勝敗を分ける重要な要素となります。
優秀な低コストハンターのライフルマンはドワーフシナジーを持っています。
ドワーフ(1)…自身の通常攻撃の射程が2マス増え、攻撃範囲内のHPが一番低い駒を優先に攻撃します。
文章だけだとわかりづらいので、ライフルマンを左下隅に置いた場合の攻撃範囲を画像で見てみましょう。
低コストのハンター駒はHPが低く設定されている駒が多いです。なかでもライフルマンと不死の射手はHP450で全駒中同率で下から2番目にHPが低い駒です。このため、ハンター対ハンターの戦いでは、配置次第で早々にライフルマン対ライフルマンの対決になることがあります。
もし自分のライフルマンが勝利すれば、相手は重要な火力を失うことになるので大きなアドバンテージです。逆に負けるとこちらのHPの低いハンター駒は相手のライフルマンに蹂躙されてしまいますから、大きな不利を背負うことになってしまいます。つまりライフルマン対決で勝てるかどうかが配置を決めるうえで重要なポイントなのです。
ライフルマンの強さを測る基準としては、上から重要度の高い順に、
・星の数
・シナジー(ハンターとアンデッド)
・装備
これらの要素で判断すると良いでしょう。
自分のライフルマンが勝てるのであれば相手のライフルマンを射程に入れられるように対面配置、負けるようであれば相手のライフルマンの射程に自分のライフルマンが入らないように対角配置にしましょう。
また、『序盤に使うべきの駒について』の項で少しだけ触れましたが、光羽のアーチャーと幽霊ガールは自分から離れた駒にダメージとスタンを与えるスキルを持っています。例えば下の画像のような配置だと、自分のライフルマンが狙われてしまいます。
もちろんライフルマンが止められても勝てる可能性はありますが、危険は避けるのが無難です。キャリーにしているハンター駒は相手の幽霊ガールや光羽のアーチャーから狙われやすい左右の下隅に置くのは避けましょう。
あとがき
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考にしていただけると幸いです。質問等あればコメントにて聞いていただければできる限り答えさせていただきます。感想やご指摘もいただけると嬉しいです。