Minimini Hō'ikeに込めた想い
今月予定しているMikinolia Movie Hō’ike
ミニミニ発表会🌱
コミュニティ内だけの共有で、結果的にメンバー様同士で見せ合うわけだけど
実際に踊るのはカメラの前。
普段のレッスンとさほど変化がない環境下で皆さんがどう捉えて練習してくださるか、フラとどう向き合ってくださるか・・・
今回は撮影当日までの過程を、各クラスで注視しています💭
過程というのはレッスン中だけでなく、ご自宅での自主練も含めてです◎
フラを始めた理由、目指す着地点は人それぞれだと思います。
しかし振り付けを覚え、自身の踊りと見本を比べ、細かいところを修正し、Meleの理解から踊りに表現や表情をのせて、
頭をフルに働かせて踊ることよりも
振り付けを身体が覚えるまで反復練習し、心で踊ることができた先に本当のフラの楽しさがあると思っているので、その楽しさを皆さんにも感じて欲しくて今回企画しました。
きっと自主練を努力されているであろう特定のメンバー様に頼らず、同じスタートを切ったメンバー様みなさんが同じ方向を向いてほしい。
ひとつのものをみんなで一丸となって作り上げることにまで意識を向けてほしい。
振り付けをシェアし、細かいところの修正や指摘は私の役目ですが、振り付けを覚えることは私が代わって出来ることではありません。
こればっかりは皆さんの努力次第。
モーハラミキノリアは年に何曲もどんどん教えて数をこなすお教室ではありません。
一曲一曲を大切に、奥深くまで追求していきます。
何よりほとんどのクラスが月2回レッスンなのでそもそもゆっくりペースでしか振り入れが進まないのもあるし、初心者様が多くいらっしゃるのでレッスン自体も丁寧にじっくり進める必要があります。
レッスンとレッスンの間がクラスによっては2週間ほどあくので、この2週間をどう過ごされているかが次のレッスンで顕になります。
1日5分10分でも振り返り実際に体を動かすことができれば、この小さな積み重ねがやがて0ベースの人と大きな違いになってきます。
なぜ自主練の必要性をここまで訴えかけているかというと、私のためでもなくお教室のためでも全くありません。
一番は、フラのレッスンに割いているメンバー様ご自身の時間と、お金を大切にしていただきたいから。
有限な時間とお金を大切にするということは、大きくまとめると自分を大切にすることにつながります。
そして一回一回のレッスンで得た知識や振りを忘れてしまうと、いつになっても曲の習得が進まず、後々苦労されるのはご本人です。
初めて叱った経験
私が9年間ほど学生指導にあたってきた中で、一度だけ学生に対して叱ったことがあります。
それまでの学生たちは、振り入れをしたら次週のレッスンの時までにその箇所をしっかり覚えてきてくれるし、踊り込みも積極的にやってくれてたので個々のレベルも高いところまですぐ成長していました。
お教室の生徒の立場としての私も、一度振り入れしていただいたことは必ず復習し、上手か下手かは置いておいても次週までには間違えずに踊れるように仕上げることを礼儀というか、当然のこととしていましたから、その学生たちの姿勢は特別なものではないものにしても日々の努力を日頃から感心していました。
しかしその年は、大きな舞台の直前になっても上級生が振りを覚えておらず、振りが止まったかと思ったら徐にスマホを取り出し、私を目の前にして全員で動画を見返し振りを思い出す始末。
入部して間もない下級生はしっかり覚えて更なる高みに向かって練習に励んでいるというのに・・・
私は呆れて上級生たちに一言叱った後、諭しました。
「短大生は2年という短い学生生活の中で、勉強し、実習に行き、就活をし、バイトをし、お友達と遊んで、趣味や美容にも時間をかけるから本当に忙しいのは自分自身もそうだったからよくわかる。だったら尚更、この部活に当ててくれている時間をもっと大切にしよう。適当にやって、次までに忘れて、次のレッスンがまた一からでは時間がもったいないからね」
学生たちは素直に聞き入れてくれて、そこからのフラと向き合う姿勢はガラッと変化しました。
(私はそれまでも逐一自主練の重要性について彼女たちに伝えてきたのですが、響いてなかったのか、私がやんわり言っていたのが悪かったのか・・・)
叱ったのは後にも先にもその時だけ。
上級生がいる環境だと、振りを覚え、踊り込む習慣が当たり前のように下級生にも入っていくので、私が教えずとも自主練の必要性が受け継がれていきます。
そこが新規開講との大きな違いの一つ。同じ立場(生徒)でのお手本がいないのであれば、私が伝えていかなければならない。その手段の一つとしてここに書き記しています。レッスンでもことあるごとに「振り付けを覚えたところがスタート」だと伝えているつもりではありますが、振り付けを覚えたところで満足して終わってほしくない。本当に楽しいのはその先だから、一緒に楽しもう!という気持ちで、ミニミニ発表会を企画したわけです🌺
楽しんで踊っていただくのが一番。
そして楽しんで踊れるまでには自分を磨き、時間を有効に使い、フラと己に向き合っていく必要があります。
そんな過程も、「やらされている」という受け身の姿勢では成長に限界があります。どのようなマインドで取り組むかは個々によって違うと思いますが、私が現時点でメンバー様に望んでいる技術面のことに関しては【昨日のご自身を超えて欲しい】ただそれだけ。少しの違いでもはっきりわかりますから、ゆっくりでも少しずつでも良いので、着実にステップアップしてくださることを願います。
KeikiクラスやOhanaクラスのお子様たちは、この撮影でフラガールの衣装や小物を身にまとい、よりリアルにフラを体感してもらい、元気いっぱいで踊ってもらえたらそれだけで花丸です◎
まだまだ小さなお子様たちですので、いつものことながら保護者様のサポートをお願いできたらと思います🙇🏼♀️
私はただ、撮影の日に皆さんが元気に来てくださる事を、フラを楽しんでもらえることを願っています🌼
そして他のクラスの成果を後日鑑賞し、普段会う機会の無いモーハラミキノリアのフラシスターたちと笑顔で日々の努力を讃えあえたら良いなあと思います☺️