紹興酒おじさんの晩酌 『紹興酒レモンボールとカニスナック 』
「紹興酒が苦手!」という方におすすめしたい工夫
好き嫌いがはっきりと分かれるお酒。それが紹興酒。
今回は、「紹興酒苦手だな」「買ってみたけどダメだった」という方におすすめの飲み方を紹介します◎
作り方いたって簡単。紹興酒にレモネードを投入!紹興酒はレモンを入れる飲み方もあって、相性がいいのでレモネードを選びました。
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成城石井にて購入。この炭酸水は炭酸があまり強くなかったのでどこでも買えるウィルキンソンでよいと思う
これだけでも美味しいのですがちょっとレモネードが濃ゆいので、さらにソーダで割ります。このあたりのバランスはお好みで。濃い方がよければ炭酸は入れなくてもよいです。
とりあえず
飲みやすすぎて瞬殺です。
「上海ボール」「ドラゴンハイボール」は中華料理店にあるのですが、これは基本的に紹興酒をソーダ割りしたものなんですね。
ハイボールって蒸留酒を割った方が理に適ってるなと。元々強いお酒がいい感じに柔らかくなって飲みやすくなるからです。
紹興酒は醸造酒です。日本酒やワインと同じです。それを割ってしまうと薄いだけになってしまって物足りないなというのが個人的な意見です。ただ、フルーツを入れたりするなどして原液(使う紹興酒)を濃くすればイケます。
昔の思い出に耽りながら購入したおつまみが予想外に
おつまみは同じく成城石井で見かけた、このカニのお菓子。
前にいた中華料理店。僕が入った頃は深夜営業をしていて、営業を終えた朝にそのまま築地の市場へと仕入れに行っていました。
眠い目をこすりながら、お店に戻ったら、買ってきた海鮮たちを冷蔵庫にしまっていきます。物によっては仕込んでおかなければならないものもあるので、帰る時間が9〜10時になったりすることもありました。
とあるシーズン。サワガニを使った料理をやることになりました。紹興酒漬けのサワガニを素揚げするという料理(これかなり美味しいです!)
サワガニって築地ではパックに詰められて売られてたんですね。生きてます。
購入してお店に帰ってきたら、営業に備えてサワガニを紹興酒漬けにしなければなりませんでした。パックからサワガニを移し替える作業が必要でした。
パックの中でうごめくサワガニたち。紹興酒の入った大ボールに入れようとしたそのとき
見事に失敗!
「今だーーー!!!」(サワガニたちの声)
と言わんばかりに、サワガニたちが一斉に逃げ出したのです!僕はもうてんてこまい。。。眠いし早いし焦るし。。。彼ら結構動きが早いんです。。。あのときのサワガニたちの疾走感は未だに忘れられません。。。なんとか、全部捕まえました。。。
という思い出が一瞬にして蘇りました。
気づいたら、このお菓子を手にレジに並んでおりました。前置きが長くなりましたが感想は一言で。これは苦手です。。。後味がとても臭いです。。。ごめんなさい。。。
というわけで、もし「部屋で紹興酒が眠ってしまっている!」という方、この飲み方でぜひぜひお試しください。酒は飲んでナンボです!
以下、おまけです。
YouTube更新しました!
去年中華居酒屋へ行ったときのことです。トークがしょうもなすぎて全部カットしようと思ったのですが運営者である僕ら2人の紹介も兼ねておまけ&本編の予告編としてアップしました。今回は見てくださいというのも恐縮なぐらいな内容ですが・・・
今日の紹興酒豆知識「原料カラメルについて」
紹興酒の規定に唯一許されている添加物がカラメルです。これは必須ではなく、使ってもいいとされています。今日本に流通しているものはほぼカラメル入りと思ってよいでしょう。これは着色の意味合いが強いですが味にも重厚感など影響は少なからずあるように思います。現在はカラメル無添加の製造にチャレンジしている酒蔵もあったりするので今後どうなっていくのかが楽しみです。