【自己紹介】41歳。燻ってても、燃えてます。
2019年で会社を辞め、独立して3年が経過しました。プロフィール用に改めて自己紹介しておきます。
※2023年2月9日改訂
▼現在
フリーでさまざまな仕事を請け負っております。それは後半で紹介するとして、一番重きを置いている「中国酒」のことからお伝えします。
中国酒活動①2023年秋、黄酒の本を出版します。
昨年、某出版社さんからお声がけいただき、現在黄酒の入門書となるような本を執筆させていただいております。
黄酒の本は日本にも何冊かはあるのですが数える程度。それも出版された年が古くて、絶版になっていたりします。
常々、黄酒の本は必要だと思っていました。まさか自分が書くとは思っておりませんでしたが、選んでいただいたことに感謝し、なんとかやり遂げたいと思っております。加油!
中国酒活動②「八-Hachi-」運営
2018年秋から黄酒専門WEB「八-Hachi-」を運営しています。
ざっくり言うと、中国最古の醸造酒である「黄酒(ファンジョウ)」についての知識や情報をまとめています。
黄酒と聞いても「?」と思われるかもしれませんが、紹興酒をご存じの方は多いと思います。紹興酒は最も有名な黄酒です。
「紹興酒が好きな人と繋がりたい」「正しい情報を発信したい」そう思ったことがきっかけで始め、日々配信しています。
ちなみに、2020年は中華メディア「80C」(ハオチー)さんで『中国酒ラビリンス』という連載もさせてもらいました。
中国酒活動③YouTube「毎天干杯!」運営
2020年、YouTubeを始めました。
これも、「中国酒に興味を持つ人たちと繋がりたい」ということから取り組むことを決めました。
紹興酒や白酒は、これまで凝り固まったイメージがあります。それをいい意味で壊していきたいなとも思っています。
その思いがひとつの形となったのが「フリーカンパイ」。紹興酒好きな人と繋がるため、街へ繰り出して僕が美味しいと思う黄酒を振る舞って干杯(乾杯)していくという企画。
ふざけてるように思われるかもしれませんが、僕としては真剣です。直接的な啓蒙活動になるし、酒をきっかけに人と出会えていくのは、「酒は人を繋ぐ」ということを体現していることにもなります。すごい緊張しますが(笑)
黄酒の知識や情報はサブチャンネルでお伝えしていこうと思っています。メインもサブも更新がかなりマイペースですが(笑)よかったらご覧いただけたら嬉しいです。「もっとこんなこと知りたい!」などあればぜひぜひお伝えください。
▼サブチャンネル「八九酒」(はちきゅうじゅう)
中国酒活動④中国少数民族料理店スタッフ
毎日ではありませんが、代々木上原で少数民族料理や発酵料理を得意とした中華料理店「Matsushima」にて、お手伝いさせていただいております。
中国酒を出すだけではなくて、飲み方を変えてみたり、ブレンドしてみたり、いろんな試作もさせてもらっています。新しい中国酒の楽しみ方を提案できたらなと思っています。
2022年、嬉しいことに黄酒ペアリングをテーマに雑誌にも出させていただきました。
飲食店の仕事は、僕の今の原点です。お客さんに料理やお酒を提供し、直接反応が見られる貴重な場所。
29歳で初めて踏み込んだ業界ですが、僕の今の軸となっている中国酒活動はここから始まっています。これからも現場には出ていたいなと思っています。大切なものを忘れないように。
中国酒活動⑤紹興酒専門家資格のテキスト編集部員
今、紹興酒のソムリエ的な専門家資格を作ろうという動きがあります。僕もその一員として、主にテキストの編集や、入門セミナーのお手伝いをしております。
主導は紹興酒最大手酒蔵「古越龍山」の東京支部長である夏さん。夏さんの精力的な活動によって、紹興酒も大きく変わろうとしています。
本当は去年2022年にスタートする予定でしたが、コロナの影響もあって一旦ストップに。しかし、2023年再び動き始めようとしています。おそらく、年内にスタートしていくでしょう。そのために僕も尽力していきます。
以上が僕の中国酒活動です。
僕は中国酒に関して、やりたいことがあります。いずれお話できるときがくるのかこないのか、それは自分の行動次第です。ただ、これが僕の燻りの源でもあります。
日本酒酒蔵の見習い
2022年10月から、週に数回、酒造りを学ぶために酒蔵で働かせて頂いております。
日本酒と黄酒は、共通点がたくさんあります。日本酒を知ることで、黄酒についてより深く知ることができます。
酒造りは、予想以上に大変です・・・最初は酒について知る前に業務を覚えるのに必死でしたが、最近はようやく慣れて、酒についていろいろ学べる余裕も出てきたように感じています。残り3ヶ月ほどですが、しっかり学習していきたいと思います!
WEBライター
実はあまり公にはしておりませんが、WEBライターもやっております(笑)
現在は主に飲食店のDXを推進する「トレタ」さんが運営するオウンドメディア、そしてデリバリーフランチャイズのポータルサイトで専属ライターをやらせて頂いております。
ライター業は2020年に独立してから生計を立てるために始めましたが、SEOライティングの経験を積み重ねて、今では検索上位の記事を書けるようになってきました(八-Hachi-もいくつかのキーワードで1位を獲得しています。まぁ、かなりニッチですが)
得意ジャンルは、飲食業全般・酒・料理などですが、未経験のジャンルも多数書いてきたので(100本以上は書いたかな)専門的な部分でなければある程度は書くことができます。
ライティングのご要望があればいつでもご相談ください(笑)
以上が現在の僕の活動です。
ここからはこれまでの自分についてまとめます。
▼過去
中国郷土料理店で勤務(9年)
2019年12月まで都内の中華郷土料理店「黒猫夜」というお店で勤務していました。
ホール、調理場、マネージャーを経験しながら、兼任で別事業「酒中旨仙(うません)」という黄酒専門ECサイトを運営。紹興酒を始めとした中国各地の地酒の個人への販売と、全国の中華料理店への卸販売をしていました。
黒猫夜は29歳のときに入社しました。飲食業界は初めてでしたが「自分で何かやりたいな」という根拠のない情熱が膨れ上がって、最初に受けたのがこのお店。即採用していただいたことが縁です。
初めての業界、慣れるまで本当に大変でしたが、とても楽しい面もあって今までで一番長く働くことができました。お客さんからよく「楽しそうに働いてるよね!」って言ってもらっていたので、本当に楽しかったんだと思います(笑)挫折もたくさんしましたけどね・・・いい思い出です。
中華業界に至るまでのことをザックリと。
ふらふらといろいろなことをしていました。年に1回転職ペース。模索し続けた20代でした。
書籍の編集アシスタント、ビジネスマン向けWEBサイト運営のベンチャー、デジタルカメラのレンズ研磨、WEB製作会社、新卒就職情報サイトの営業、クーポンの広告営業、八百屋・・・etc
とにかく、迷走していました。自分に合うものは、もっと他にあるんじゃないかって思って、すぐに辞めてしまっていました。
20代半ばには、メンタルも落ち込み、精神科に通っていました。薬も飲みましたし、車に轢かれたこともありました(かすり傷)。
死にたい。でも、死ぬ勇気もない。中途半端な人間である自分が、嫌で嫌で仕方なくて、ずんずんと堕ちていきました。
今は、全く問題なくて、むしろ、人生これからという感じで、漲っております。
これ、というエポックメイキング的な何かがあったわけではありません。少しずつ、少しずつ、歩き回った結果です。
30代に入る頃には長く通っていたカウンセリングを必要としなくなり、「昔うつ病だった」といっても、誰も信じてくれなくなるぐらいまでには回復しました。
「燻る男」について
恥ずかしい話ですが、正直に伝えていくと、39歳にもなり、まだ誰かに胸を張って伝えられるスキルや経験、実績がありません。
その中でひとつ、掴めたもの。それが中国酒です。
元々お酒が好きで、お店に立ってお客さんにおすすめするため、黄酒や白酒はたくさん飲んできました。現地中国にも行きました。もっともっと行きたいです。
中国酒は日本に情報があまりありません。だから、自分が収集して発信していきたいし、可能性を追求していきたい。そして、いずれは・・・と、これはまたそのうちお話するときがくるといいなと思います。今は自己紹介なのでこの辺で。
今は、日本酒を学んでいます。紹興酒と密接な繋がりがあるので、日本酒を知ると紹興酒を知ることに繋がっていくからです。
中国語も勉強中です。これはマスターしたい。英語もやりたい。
20代はうつ病と闘い、30代でようやく社会で闘える力がついてきました。そして間もなく40代へと突入します。周りと比べて10年遅れているようです。
今までずっと周りに怯えながら自分の感覚に蓋をしてきて、埃がかぶりまくって錆びついてしまっていました。これも少しずつ、戻ってきています。そう、思いたい(笑)
僕のふらふらとした歩みに対して、前にこうやって言われたことがあります。
「燻った人生」
確かにその通りかもしれない。
でも、今の自分が思うことは「一応燃えてるじゃん」です(笑)まだまだこれから、です。燻った思いをどんどん大きくしていきます。
【その他】どうでもいい自己紹介
▼好きな酒
苦手な人がいたとしても、苦手な酒はございません。日本酒、ウイスキー、ビールなどなど。
家ではチューハイやハイボールが多いですね。缶はなるべく飲まないようにしています。悪酔いするので。
▼好きな食べ物
タコ?
▼好きな音楽
日本の音楽は基本的に好きです。60年代〜年代問わず。
初めて買ったCDはスピッツ「空も飛べるはず」です。中学〜高校がオリコン全盛期でした。大学の頃はメロコアやパンクロックのインディーズバンド全盛期時代で、ライブハウスに通いまくってました。首タオルキッズ。音が好きというより、ただ暴れたかっただけのような気がします。。
好きな野外フェスは蝦夷ロックです。地元神奈川から青春18切符や東日本パスを駆使してローカル線で行くのが好きでした。
ただ、そこまでno music no lifeではないです。最近、ああ意外と自分は音楽好きなのかもなという実感が湧いてきました。遅咲きです。22歳からSaxを吹いています。下手です。酔っぱらったときに聴くSka musicが最高です。
▼座右の銘
子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之。
(子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)
僕には好きなことや好きなモノという感覚がありませんでした。というか、感覚としてわからないのです。他人の目ばかり気にしていたからだと思っています。感覚が錆び付いたんです。
好きなものがない、と悩んでいた時期は長くありましたが、この言葉にぽっと光を見出しました。工夫をすれば人生は楽しむことができる。楽しいが最強。でもまだ体現できてはいないかな。
▼住んだ場所
家族は妻と息子がひとりずつ。
代々木上原→狛江での一人暮らしを経て、地元神奈川県へ戻っております。息子は9歳になりました。体力が底無し。休日の鬼ごっこは、特訓です。試練です。鬼ごっこをした日は、20時頃に就寝です(子供より早い)
こんなところでしょうか。
ときどき更新していくかもしれません。自分のためにも整理として。