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アニメ「鬼滅の刃」は中国でも話題沸騰! 「近日上映」のニセ情報も拡散

10月16日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の累積観客動員数が1100万人を超え、累計興行収入は157億円を突破した。同作は興行収入100億円突破をわずか10日間で果たし、2001年に「千と千尋の神隠し」が記録した25日間を大幅に短縮した。これは日本で上映された映画史上、最速となる。

この快進撃が中国で報道されると、アニメファンの間で話題が沸騰し、中国での上映を期待する声がSNS上で高まった。そんな中、中国版ツイッター・ウェイボー(微博)のとあるユーザーが「中国での上映が決まった」と発言。この話題は一瞬にしてウェイボー検索ランキングの上位を占める事態となった。

これを重く見たのか、「鬼滅の刃」の制作会社アニプレックスが、ウェイボーの公式アカウントで以下のようにコメントした。

「近日、一部の非公式アカウントから偽の情報が流され、皆様に大きな誤解を与えています。現在『鬼滅の刃』は中国で公式サイトを開設してないため、最新情報はウェイボーのアニプレックス、WeChatのアニプレックス上海、bilibiliのアニプレックス オフィシャルで随時公開する予定です。ご期待ください」

このコメントにはファンから落胆の声が相次いだが、同時にこの作品の中国での人気のほどを証明することにもなった。上海には早くも「鬼滅の刃」とのコラボカフェ「ufotabl Cafe上海」もオープンしている。アニメの上映が実現した際には、どれほどの盛り上がりを見せるかが楽しみだ。

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