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ロック式じゃないストラップピンの比較とストラップピンをつくろう

先日、Fenderアメスタのベースを弾く機会がありました。
お!と思ったのがストラップピン。
とてもいいなあと思い、家に帰って調べてみました。

Fender American Standard Series Strap Buttonsという製品でストラップピンだけ購入が可能なのですが、真横から見た形状はこんな感じ。

頭はスタンダードタイプのようなすり鉢状なのですが、ストラップが掛かる所だけ1段細くなっています。
ここにストラップが掛かるためとても安定感ありました。

なるほど、ストラップが掛かる平たい面があると安定するんですねえ。
それで調べてみたところ、おおよそこんな形のものがありました。

アメスタの他にGOTHOとSCUDのやつ。
定番SCUD EP13は平たい掛かりが少ないですが、ストラップロックと併用して使ったり、シャーラーのロックピンも掛かります。
SCUD HK-13GOTOH EP-B3は頭が平たくて大きいタイプで、いずれも直径17mmもあります。これは安心感あるものの、定番ストラップロックの使用はできません(頭が大きすぎて通せない)。

GOTOH EP-A1はギブソンっぽいエレガントな形をしたもので平たくないのですが、素材がアルミ製という変わり種。

立体で並べてみるとこんな感じ。
ずいぶん雰囲気が変わりますね。

それで、それぞれの寸法関係がわかったことで、ちょっと作ってみようと思い立ちました。

というのも、以前に購入したこのストラップのピンのところがかなり分厚くて、ストラップロックを併用しようとするとなんかもう壊れそうなのです。

寸法調整したのがこれ。

左側のやつがオリジナルサイズ。
SCUD EP13と同じ高さですが、SCUD HK-13GOTOH EP-B3ほど頭が大きくないという塩梅。

ストラップロックを通る大きさかつ、ストラップをつけられる頭のサイズ。
ストラップとストラップロックの厚みを足し合わせて丁度よい高さ。
ストラップの穴に丁度よい太さ。
M4サイズのビスが通る内径。
という塩梅です。

これを3Dプリントするのですが、現在、DMM3Dではメタル系素材が70%オフ!!
というわけでアルミ製にて注文してみました。

左が自分で磨いたもの。右がプリントしたままのマットな感じ
高さがあるので、厚手のストラップ+ストラップロックでもOK
鋳物みたいな感じですね
ストラップロックがギリギリ通るサイズにしています

宜しければこちらからどうぞ~

https://make.dmm.com/item/1626959/


ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!