ジャンクBBE Opto Stompを修理しよう
ハードオフおじさんが行く。
今日はコンプです。
光学式のコンプレッサーが欲しいなあ。作ろうかなあとぼんやりと思い続けていた所に颯爽とジャンクオプティカルコンプが現れました。
これは、、、守護らねばならぬ、、、。
BBE Opto Stompですが、古き良き光学式コンプの塩梅で、昔にジャズベースに繋げた際にコイツは最高だぜ!と思ったのでした。
試奏ブースにはジャンクのストラトとアイバニーズタイプのベース。
どちらも繋いで試してみたところ、エレキギターはかなりアッサリ目、エレキベースは凄く良い効き方をしてる気がします。
わざとらしくないのにいつの間にか筋肉ダルマになっているようなそんな感じ。イイヨ~
もしかしたら、ギターを繋げる場合は少しだけブーストしてから掛けた方が良いかもしれませんね。なんていうか、スレッショルドに達し切っていないというかそんな感触がします。
後で試してみましょう。
さておき、状態はフットスイッチに難あり。回路やノブの方は大丈夫そうです。
スイッチはカチカチと動作するものの、押す部分をグラグラすると音が途切れたり、ONOFFの後に音が出なかったりします。
このエフェクターはディスクリート回路かつトゥルーバイパスなので、9Pフットスイッチが入っているのでしょう。掛けっぱなしのエフェクターな分、スイッチの中にある板バネ的なアレがへたっているのかも?
まあ、ストック部品もあるので変えてしまえばええんやで精神。
そんな妄想をするものの、本当に3PDTスイッチなのかは分かりません。
店員さんに「普通のフットスイッチなら買うので開けてみていいですか?」と伺ったところ快諾を頂き、ドライバーとマグネット小皿をお借りしたのでした。
神対応凄い。さすが俺たちのハードオフ。一生、ジャンクコーナーを巡回します。
ネジを外してみると、、普通の3PDTスイッチですね。これなら全く問題無し。守護るの決定。
初めてのハードオフおじさんをするなら、ハードオフ謹製の接点復活剤も買っておくと良いでしょう。
右上の大きなコンデンサは1000uF!!
回路図を検索してみると電源部分に入ってるみたいですね。
測ってみると770uFまで衰えていました。さすがに1000uFは持っていないので、電子部品を購入する際には忘れずに買っておきましょう。
左下にフォトカプラが見えますね。おお~光学式~
オペアンプを変えるMODとかもあるみたいなので、ベースプリアンプを作ったときの余りと入れ替えたりして長く楽しめそうです。
後継基盤だと一部のコンデンサが変わっていたり増えてたり、それに、、フットスイッチの交換がしやすそう、、、
なんと箱付きでしたが、この拭い切れない適当な雰囲気が良いです。
ジャンク修理としては、まず、スイッチの隙間から接点復活剤を流し込んでみます。
やや復活したものの、何か心もとない。
テスターを当ててみると切れたり繋がったり、妙な抵抗値を示したり。
分解して、今度は定規を当ててみたりします。すると接点の高さがおかしくなっていました。
恐らく、前の持ち主がスイッチの交換を試みたものの3PDTスイッチを外せず、熱を加え続けている間にバネのテンションで接点を押されてしまったのでしょう。そしてハードオフに放流。
という訳で、新品のスイッチに交換して無事復活。
ギターの場合は、ハムバッカーのギターだとまあいい感じに効いていて、P90ピックアップだと神、シングルだとやっぱり少しブーストしてから掛けた方が良いかも?という気がします。もしくはギターのボリュームフルテンにするか、、?
パッシブベースならもうこれだけで最高の筋肉感が得られます。
アクティブベースだとちょっと効きすぎ。後継機種にはPADスイッチが付いたのも納得の塩梅。アクティブをオフにするかベース本体のボリュームを凄く絞るか、PADスイッチを増設するか、、。
もう中古でしか手に入らないエフェクターですが、BBEは面白いものが多いですねえ~
点数も少ないので自作してみても良いかも?
海外勢のBBE opto stomp自作談義スレ⤵
というわけで、今後もハードオフおじさんして行きましょう~
~~~~~余談~~~~~
光学式のコンプレッサーですが、なんとDonnerから発売されてたんですね(安い)。
ハードオフジャンクコーナー価格で新品が買えてしまうという恐ろしい値付け感ですが、試奏してみたところ、こちらもかなり良かったです。
ただ、ワイにはつまみの少ないBBEを適当に使えた方が良いかも?という感触もしなくもない(Donnerはつまみが多くて使いこなせない勢)
後日追記⤵
やっぱりコンデンサーを乗せ換えました。