なぜ、バリー・ボンズ氏の打撃感覚は「トップハンドでボールをキャッチする」になるのか? を初動負荷理論を応用して説明する【その1】
世界最高の打者、人類最強打者との呼び声高いバリー・ボンズ氏は、以下のような感覚を強調されている。
1.「トップハンドでボールをキャッチする」だけで打てる。キャッチできるボールなら180km/hでも打てる
2.バランスを保った状態(重心が両脚の中心にある状態)を作って打つ。そのためには「軸足で着地まで支え切る強さ」が必要だ
3.トップからインパクトまで最短距離で振り、ヘッドを先に出す。グリップが先に出るとヘッドが出てこない
今回の記事では、以上のうち「1.」の感覚について私が思うところを解説する。
なぜ、人類最強打者・ボンズ氏は「トップハンドでボールをキャッチする」意識・感覚・イメージをメインとしているのだろうか?
そして、なぜこの感覚が合理的だと言えるのだろうか?
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