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野球選手にとっての「理想の体型」とは? その1:「まず、骨盤前傾と肩甲帯伸展を手に入れよ!」

一般的なウェイトトレーニングでは「西洋人と東洋人のパワー差」を埋めることはできない

昔から、メジャーリーガーと日本人選手との間のパワーの差は歴然であると言われてきた。

実際に、2019年7月現在の状況では、メジャーリーグで「十分にパワーで通用している打者」と断言できるのは大谷選手ただ一人だけ。一昔前の日本人野手全盛時代から考えれば、実に寂しい状況だと言わざるをえない。

野手よりも多少マシとは言え、日本人投手も似たような状況で、やはり日本人投手は外国人投手に比べて相対的に球速が低い傾向にある。


この状況を前にすれば、一般的なS&Cコーチであれば「日本人よ、もっと鍛えよ! 日本人はトレーニングしないから弱いのだ、差が付いたのだ」と言うだろう。


しかし、私はそれに全面的に賛同はしない。

「トレーニングすべきだ」という点に関しては全く同意見だが、一般的なウェイトトレーニングをいくら行ったところで、根本的な解決にはならない。


なぜなら、

いくら一般的なウェイトトレーニングを一生懸命に行ったところで、西洋人と東洋人のパワー差を生んでいる真の原因である「西洋人:骨盤前傾・肩甲帯伸展体型 ⇆ 東洋人:骨盤後傾・肩甲帯屈曲」という根本的な問題が解決されることはないから

だ。


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