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クリヤマベースボールアカデミー

対象読者:野球が上手くなりたい人。野球が好きな人。野球を研究している人。
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#陸上

「腹圧を入れる・前を短くする」ために最適な2種目

人間にとっての「基準姿勢」は、「前短く、後ろ長い」姿勢である

「快感」を軸にして考えると、スポーツ・勉強・芸術・仕事etc.を統合できる

「動作のコツを掴むこと」と「考えがまとまること」は同質のものだろう。どちらも「大きな快感を伴う」という点が同じだ。 動作のコツを掴めると気持ちいいし、こうすれば良いのか!と思考の筋道が定まったときにも快感が生じる。自転車に初めて乗れたときの快感と、それまで分からなかったことが分かったときの快感は同質のものだ…ということである。 スポーツも勉強も難なくこなせる文武両道タイプの人は、無意識的なのかもしれないが、それを知っているのだろう。 この「うまくできると、快感が生じる」とい

スプリンターの四分類:「前or後ろ」が「短いor長い」

A.「前が短く、後ろが長い」‥ローギアもハイギアもイケる●伸びしろ 前と後ろのバランスを上手に保ちながら、両方をより高次元にまで高めていく。特に、加齢による腹圧抜けと、非合理的動作の反復による背部筋群の硬化をケアする 結局、 ・前の筋肉が短いからこそ裏の筋肉を長く保てる ・裏の筋肉が長いからこそ前の筋肉を短く保てる という関係性があるので、どちらか片方だけに偏ると必ず限界が来る ●わかりやすい例 全盛期ボルト B.「前が長く、後ろも長い」…ハイギアの走り●伸びしろ 「前

陸上短距離走者の主な伸び悩みパターンは2通り:「前長い」と「後ろ短い」

「スプリンターが伸び悩む要因」についてコメントしたので、こちらに共有しておく。

世界&日本のトップスプリンターを「胎児の姿勢」の完成度から分析してみる

アスリートのパフォーマンスを測るとき、私は、以下の3つの観点から見るようにしている。 これを、 抽象度の低い順に並べると:フィジカル→動作→マインド 抽象度の高い順に並べると:マインド→動作→フィジカル となる。つまり、肉体レベルの話=フィジカル、機器を使って測定すれば測れるもの=動作、目に見えない高抽象度の情報処理=マインド…というように、抽象度の高低によって分けているのである。 そして、これは陸上に限らず野球の打者・投手でも同じなのだが、こと「フィジカル」面を見る時に

初動負荷トレーニングの負荷設定についてのメモ:身体の質量比から逆算して考える

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「初動負荷トレーニングへの否定的意見」に対する反論

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