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クリヤマベースボールアカデミー

対象読者:野球が上手くなりたい人。野球が好きな人。野球を研究している人。
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2019年10月の記事一覧

超一流打者の「見逃し・ハーフスイング」からわかること

今回は、世界ナンバーワンの野球リーグであるメジャーリーグで、突出した成績を残した打者たちの 「見逃し・ハーフスイング」 を観察してみよう。 選出したのは、 人類最強打者と名高いボンズ氏、 安定して高レベルの成績を残し続けているフリーマン選手・トラウト選手に加えて、 近年のトレンドに上手く適応し、シンプルで洗練されたメカニクスの印象が強いブレグマン選手である。

「スプリント能力を向上させたい人におすすめ」のトレーニング種目

「バッターにおすすめ」のトレーニング種目:打撃力向上のための合理的なトレーニング方針を考える

前回の記事では「ピッチャーのトレーニング方針・ピッチャーにおすすめのトレーニング種目」を考えたので、今度は「バッターにおすすめの種目」を考えてみよう。

「ピッチャーにおすすめ」のトレーニング種目:ピッチャーの合理的なトレーニング方針を考える

よく言われるように、「ひとりひとりの身体には違いがあって当然」なのは確かだが、「同じ人間である以上、ひとりひとりの身体構造は、だいたい共通している」のもまた確かだ。 そこで今回の記事では、「高い球速・高い回転数・強靭なスタミナ・ケガ防止・高いコマンド能力・高いコントロール能力」などを求めるピッチャーのために、大まかな「トレーニングの方向性」を提案したい。

高いパフォーマンスを発揮するために必須の「かわし動作」とは何か?

今回は、バッティング・ピッチング・スプリントの動作の理屈を解説する際に大切となってくる「かわし動作」について説明を加えることにする。 「かわし動作」とは何か?「かわし動作」について、小山さんは

「バッティング・ピッチング・スプリントの軸足の使い方は全部同じだ」ということが一発でわかるイラスト

以前、「これでわかる! ピッチングとバッティング、下半身の使い方の共通点 軸足編」という記事で、こんなイラストを紹介した。

ピッチャーのグラブ腕の合理的な使い方は「2種類」想定できる…「現代型」と「オールドスタイル」

今回は、ピッチャーの「グラブ側の腕」の使い方を考えてみる。

スプリント動作における「着地」を考える:合理的な「着地」の3条件とは?

野球というスポーツにおいては、単純に「走れれば走れるほど、有利」だ。 走るのが速ければ、守備範囲が広がり、安打が増え、盗塁数が増え、同じ当たりでもより先の塁に達することができ、ホームに還ることができる可能性も高まる。 究極的には、「コイツは代走で使える」と思ってもらえたりするので、出場機会も増えるだろう。もちろん、試合終盤になって「この選手は走れないから代走を出そう」という判断の対象になる可能性も低くなる。 さらに、「投げる・打つ」動作は、「歩く・走る」動作の応用である

「肩甲帯・胸郭・骨盤・股関節の相互関係」についてのメモ

肩甲帯…ここでは、鎖骨・肩甲骨・上腕をまとめて肩甲帯と呼ぶことにする。本来であれば胸骨も含むが、ここでは胸骨は胸郭に含まれるものとする。 胸郭…ここでは「肋骨そのもの+肋骨に囲まれた空間」と考える。胸骨も入る。 アクセル筋群…もも裏・お尻の筋肉のこと。特に、内外側ハムストリング、大臀筋、腰方形筋。 骨盤・股関節は、一般的なイメージ通りの意味で使う。

「スプリント・走動作のメカニズム解説用のイラスト」が完成した。これからはスプリントの理屈も解説していく

最近は、「スプリント・ピッチング」の仕組みもかなり理解できるようになってきた感触がある。 そこで、そろそろスプリント動作の仕組みやトレーニング法などを解説しようか…と思ったのだが、 「スプリント動作を、フェーズごとに細かく、複数の視点から描写したイラスト」 というのがなかなか見つからず苦労した。Googleで検索してもなかなか「これだ」というものが出てこない。 引用するにしても著作権の問題があるし、せっかくiPad Pro+Apple Pencilという逸品を持ってい