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クリヤマベースボールアカデミー

対象読者:野球が上手くなりたい人。野球が好きな人。野球を研究している人。
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2019年9月の記事一覧

「トレーニング中に何を聴くか?」について:

私の場合、初動負荷トレーニングを一日6ー9時間程度(週6日)行なっている。 この6ー9時間のあいだ、いわば 「耳はずっと暇」 なので、この時間に「耳で何を聴くか」によって、年間6〜9×300=1800〜2700時間を有効活用できるか否かが決まってくるわけである。 ほぼフルタイムでトレーニングに時間を割ける(←トレーニングする時間・お金がない、と言うのは個人的にとても嫌なので、生活サイクル自体をそういう風に調整している)私の場合は特殊なケースだろうが、 一般の方でも、

本当の意味で「下半身を使った打ち方」とは何か? を考える:メジャーリーガーと日本人打者の下半身の使い方はどう違うのか?

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「垂直軸」「斜め垂直軸」はなぜ、バッティングでもピッチングでもスプリントでも大切なのか?

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初動負荷トレーニングだけを3か月行ったことによる下半身の形状の変化(ビフォーアフター画像)と、今後の方針

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なぜ、バリー・ボンズ氏の打撃感覚は「トップハンドでボールをキャッチする」になるのか? を初動負荷理論を応用して説明する【その2】

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なぜ、バリー・ボンズ氏の打撃感覚は「トップハンドでボールをキャッチする」になるのか? を初動負荷理論を応用して説明する【その1】

世界最高の打者、人類最強打者との呼び声高いバリー・ボンズ氏は、以下のような感覚を強調されている。 1.「トップハンドでボールをキャッチする」だけで打てる。キャッチできるボールなら180km/hでも打てる 2.バランスを保った状態(重心が両脚の中心にある状態)を作って打つ。そのためには「軸足で着地まで支え切る強さ」が必要だ 3.トップからインパクトまで最短距離で振り、ヘッドを先に出す。グリップが先に出るとヘッドが出てこない 今回の記事では、以上のうち「1.」の感覚につい

初動負荷理論が誤解・過小評価されすぎているのは、「初動負荷」という言葉の意味が正しく伝わっていないからだ…と思うので、わかりやすく解説する

「初動負荷」と聞いてみんなが想像するもの以下のものは、初動負荷理論とは何か?を説明するときに一般的に用いられてきた説明である。 「動き出しで最大の負荷をかける」 「初動にパワーのピークが来る」 「初動時に負荷のピークが来る」 しかし、これらは、実はすべて「初動負荷」の解釈としては明らかに間違っている。 今回の記事では、とかく誤解されがち・過小評価されがちな風のある「初動負荷理論」について、できるだけわかりやすい説明を試みることにする。

【感覚の法則】一流選手の「バッティングの感覚」には、特定の傾向がある → 〇〇な人は「最短距離」の感覚になりやすい?

一流選手がバッティングを行うときに「どのような感覚が生まれているか」を、言葉として知っておく…ということは、上達のための大きなヒントになりえる。一流選手の話を聞きたがる人が多いのも、この理由によるところが大きい。 というのも、一流選手が語る感覚をモノにできれば、より高いレベルの技術を比較的短期間で身に付けることができるからだ。 そこで今回は「感覚論」というテーマで語ってみる。

「引き手をほとんど使わなくても打てる!?」 「パンチャー的な感覚論」「パワーの源は軸足側の半身」:ある左打者とのやりとり

以下、ある左打者とのやりとりです。 実は「引き手」を使わなくても打てる!?スイング見る感じ、過去史上最高を更新してますね! 振り抜いた姿勢がメジャーの一流打者のそれに似てきてます。 Q.左打者で大事なのは左手か右手か?

「老人の姿勢」と「一流アスリートの姿勢」はちょうど正反対。具体的にどう違う?

一言で言えば、 全身の筋肉が「柔らかく、長い」のが、一流アスリート 全身の筋肉が「硬く、短い」のが、老人 ここでいう「硬い・柔らかい」とは、「負荷がかかったときに、十分な長さまで伸張されるかどうか」くらいの意味。「長い・短い」は筋肉の自然長を指す。 初動負荷トレーニングは、「負荷をかけて、筋肉を伸ばす」というタイプのトレーニングであり、その主な効果は一言で言えば 「全身の筋肉をほぐして、柔らかく・長くする」 というものだ(もちろんパワー向上・瞬発力向上・筋肉量アッ