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一番最後


おはようございます


今日も書いていきます

たまーに思い出す小さい頃の事とか



あとで


幼稚園の年長さんの時にあったお泊まりを今でもたまに思い出す

みんなが布団に入って、先生が真ん中で本を読んでいたり

眠るまで話したり、様子をみてた

大半があっという間に寝て

あと少しは寝れなかったり甘えたかったりで先生に話しに行ってた

みんなが寝静まってきて、起きてるのは自分とあと二人位になると灯りは消えた

灯りがあると寝れないだけだったみたいで

あとの二人位も直ぐに眠った


自分だけ眠れなかった

本当は布団が部屋に並んだときから不安だった

けど、先生はいつもみんなの相手で手一杯で

大変そうだから最後で良いやって思ってみてた

実際に最後になって思ったのは

先生がやっと休めると思ったところで、自分が眠れないと声をかけたら迷惑をかけてしまう

自分一人なら我慢したほうがいい

みんなが寝たと思って職員室に戻る先生に声をかけることができなかった


凄く静かなのに、心はずっとざわざわしてた

誰かのほんの少しの寝返りが目蓋を閉じてもみえる


親から離れて寂しかったからなのか

みんなが寝てるのに、自分だけ眠れない事が辛かったのか

もっと単純な理由かはわからないけど

泣いてた


どのくらいかわからないけど

時間が経って、先生が見廻りに来た時

体をおこした

声は出なかった

思ってることは言わなかった


先生が自分をタオルケットごと抱き抱えて

教室から出て、夜風に当たりにいった

虫の声が優しくて

月が柔らかく先生の横顔を照らしてて、少し安心した

ただそれでも眠れなくて

そのまま職員室で園長先生と一緒にテレビを眺めたり

先生達が色々と話しかけてくれた

嫌な顔はされなかった

その事だけはしっかりおぼえてる


マラソンというか走るのが嫌でいつも最後を泣きながら歩いてる子を先生と二人で励ましながら歩いたり

物を取り合うこともせず、誰かが遊びたそうにしてたらそれを渡して別の遊びを始めたり

自分でもなんでかおぼえてないけどドッジボールの最中に真ん中の線の近くで砂遊びしたり

みんなといるときは特に、他の子より自分の事を先生に話すことをしなかったから

子供が自分一人になって、やっとみんなと同じように先生と話した


いつ眠ったのかはおぼえてない



いらない



勝負事で悔しいと思ったことはあんまりない

熱がない訳じゃなく、負けても勝っても

自分が全力でやれたらそれだけで楽しい

だから一方的にライバル視してくる人の相手をあまり出来ない

勝ちたいなら勝てばいいと思うから、こんな狭い世界で張り合ってもたいして上達しないと思ったから

自分なんかよりもっと上手い人に向かっていけばいいのにって


負けて味方が悔しがってるのをみて、悔しがる振りをした

頭の中は次勝つために必要な事がどんどん浮かんできて早く練習しにいきたかった


誰かが欲しいと言うなら、自分は次か後でで良いと思ってる

二つくらい、絶対に何があっても譲らないものはあるけど

それ以外にたいしてはあまり拘らない



人と人がいて

誰かが勝つこと、意見を通そうとすると

誰かが勝てず、意見が通らないことを知ってる

どちらも勝てない時も、意見がまざる事も

他人同士ならどうでもいい

けど相手と自分なら、自分がなにも思わなければ相手がやりたいことが出来る

相手がなにもしなければ、自分が考えてなにかする

お互いがそれぞれ持つ異なる意見を

いちいちわかりあうのがめんどくさい

それに、とりあえずやってみたら面白いと思える事が

自分は多いからそうする

自分の意見が通らなくて不満たらたらな人が一人いるだけで全部嫌になる

自分のやりたいことが不快なことになる


自分が無いって言われても別にいい

自分の意見を通すより、みんなが納得することの方が重要

船が山に登らないようにするだけ

思ったことをなんでもかんでも言って、話し合うんじゃなく押し通すのが目的なのは好きじゃない


自分の意見を通したい上に全員が納得しないと気が済まないと言って

自分がそれでいいからと黙っていると突っ掛かってくる人がいた

その人が求めてるのは同意であって、他人がもつ意見を聞くことではないのに

話し合って、出来るだけ皆の意見を尊重しようとする人とそうでない人

自分の意見を勝たせる事が目的の人が沢山いて本気でぶつかるから良いものが出来ることもあるけど

そればっかりだと、あくまでも自分は疲れるから受け入れた方が楽

窮屈になったら自分で勝手にリフレッシュする


譲れない事は自分にもあるから、わからないって訳じゃないけど

なんでもかんでもそうだと大変だなって思うだけ


皆のやりたいことをやったあと

自分一人で、小さなしたいことをする

それだけでバランスはとれる


大事なのは、嫌なことは嫌だと言うこと

自分はそもそも合わせるのは特に苦でもなく、とりあえずやってみたら面白いかもって思う事が多いから

自分の意見は、必要なときだけ考える


なんでも、そればっかりは直ぐに飽きてしまうってだけの話




読んでくれて、ここに来てくれてありがとうございました


何考えてるのかわかるような、わからないような距離感がちょうど良い

わかるとその度嬉しいし

わからないと知りたくなるし面白い



理解して欲しいなんて思ってない

その途中が楽しいから

それになにより、あるがままが素敵だ

素って意味だけじゃなく

その人がやりたいと思ったことをやることが



色々あるけど、そう思う



おしまい

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