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居場所とわがまま HSP/HSE


おはようございます


今日も書いとこうと思います


それはHSPとは違うって思われたりすることもあるかもしれないけど、

自分もよくわかんないです

ただ、自分が考えて、悩んでたことに

誰かが名前を付けてくれたなら、その居場所からもう一度自分や周りをみたいなって思います

あくまで、こう思うようになった一部にあったんだとか

きっかけとかくらいに思っていただければ




知ったこと


小学校に入る位の歳の頃、別の部屋で親とおじさんが喧嘩しているのを

子供部屋で自分も入れていとこの六人で聞いてた時があった

自分はその時、喧嘩していることに関して特になにも思わなかった

思わないようにしてた

大人の喧嘩なんて手に終えないし、

今はそもそも夏休みと冬休みにしか会えないいとこと楽しく遊んでいたから


けど、そうやって

悩んでもしかたない上に、ちゃんと逃げ場がある環境だったから

気にしないようにしていると


なんでそんな平気なのって言われた

親は自分達の事で喧嘩してるのにって


逃げ場はなくなった

あるとおもったから笑えてたのに

子供の名前を出しながら喧嘩しようが、

今自分達に出来ることはないし

そもそも自分達を巻き込まないように側でみてたおばさんが子供部屋にいくように言ってくれたのに、

自分の家で、両親が喧嘩してたら

ずっと聞いてしまうけど


だから言われたように

気にした

みんながいるから誤魔化せてたことをやめて

一人でいる時と同じように


しばらく時間がたつと、おばさんが部屋のすみで小さくなってる自分を励ましにきた

周りが、一番落ち込んでるから助けてって言ったらしい


だから、一番落ち込んで

励まされて立ち直る子供をやった


その時、意外だったのは嬉しかったこと

あんまり泣かなかったから

本当に悩んでた事は誰にも話せずにいたから

本当とは違った悩みでも、自分に一生懸命に寄り添ってくれる人をみて

皆はだから泣くのかって思った


自分が二つの居場所から放り出された気持ちは胸にしまった



言い訳


自分は弟が欲しかった

どうしてかはもう思い出せない


けど年の離れた弟が産まれた時は本当に嬉しかった


弟が産まれることで、母親に会えない時間が出来ることは知らなかった

帰ったら誰も居ないこと、

夜、ベッドから抜け出してキッチンに行っても誰も居ないこと

人生で初めて夜更かしをした

その時にみた映画は今でも覚えてる

映画は父親とみた

たぶん全部再放送とかのやつ

天空の~とかAKIRAとか



『A.I』とか、子供のロボットの話



弟が家にきて、自分は一人になった

産まれたばかりの弟はなにをするにも大変で

小さなお風呂でも両親二人が付きっきり

自分に手伝えることはないと言われたし

大人しくみてた

別の日、おじさんと同い年のいとこが家に来たとき

弟の

自分はさせてもらえなかった世話をしてた


自分はお兄さんになった

それだけ


自分が居なくてもばれないことが面白くて

家の中でかくれんぼするのが好きになった

結構ばれないもので

休日に机のしたに数時間いても気づかれなかった

弟が寝て、一瞬余裕が出来たのか

親が見つけにくる

なにか心配そうに話しかけてきたり

頭を撫でてきたような気がするけど

別に、もうどうでもよかった

ちゃんとお兄さんだから

弟は産まれたばかりなんだから、

子供の心では、そう思うことが限界だった


生まれて初めての嫉妬の相手が弟なんてみっともないと、10歳になる前の自分にもわかってたから

くだらない事だと、自分のこの気持ちは伝わる必要のないものだと思った


ただ、後から思うと親と弟の周りにもしていたのかもしれない



上り坂


弟がハイハイできる頃には、自分は今まで我慢してたぶん

たくさんの時間、弟と一緒にいた

自分は欲しかった弟と兄弟をやった

一緒のお風呂に入れるようになってからは、髪を洗ったり、体を拭いたり

寝るときは、弟より先に寝ないようにしたり

祖母と散歩の帰り道に、疲れて歩けなくなった弟をおぶって下り道を歩いた

それが全部楽しかった

親のお手伝いで弟と接したことはない


けど、思い出すことはあった

あのときになくなった自分の居場所は、何処にあるんだろうって

背中に抱える重さが増えるにつれて

一人の時間をより意識するようになった


だから、中学生のとき

最初の一回目は母親に一言

ちょっと出てくるっていって

夜中に坂をのぼっていった

何時間かぼーっとして、その日は帰った


次からは何も言わないで突然ふっと思い立ったように家を出た


友達の家に泊まろうとしたら、友達の親が家に連絡したことで

帰らないといけなくなった


だから次からは公園のベンチでぼーっとすることにした


しっかりと着込んでも夜中の、冬は寒かった

このままベンチで寝ても面白いなと思った

自分は幸せな人間なのに、家族がいるのに

友達もいるのに

冬の綺麗な星空の下で、無表情でいる


ここは、自分がずっといた場所


零れた瞬間はあたたかいのに、外に触れると急に冷たくなる


ここは自分勝手に来た場所だから、誰もいない

ここには、本当の自分がいるから

誰かが来ても嬉しいのかわからない


来ないことがわかると

寂しさもあったのかもしれないけど

なにより、

やっと一人になれたと思う気持ちもあったんだと知れた


子供が夜中に突然出掛けたら心配するだろうと思ったから

たぶんそうしたんだろうけど

心配をかけることだと知っていたから

本当の意味で、人を気にせず一人になることが出来なかった



だからそのときは不思議だった


寂しいのに嬉しい


自分の心がわからなくなって、

寒いから帰ろうって思った

家に帰るまでの道で

くだらないなぁーって思いながら


滲む


夜中とか、早朝の霧がたちこめる世界も好き

景色にも色んな気分があるから

家の前の軽い坂でよく走り込みをしてた

長いことやってると、親ががんばってるなってみにきたり

すれ違う人とちょっとした顔見知りになって、軽く会釈をするくらい


なんか、どっちも好きだなって思う

待つのも、自分が行くのも

たくさん動いて、疲れて歩いて、冷えてきて

体が冷えきる前に家に帰る

それもいいなって思ってた




寒いと勝手に涙が出る

気づかないうちに



自分の為に泣く日があっても、

わがままでいたい時があっても良いって思う

夜の公園のベンチから見た空は綺麗だった事は

その時初めて知ったから




来てくれてありがとうございました


だんだん自分の下らない話が増えてきたなって思います

どう感じてくれたのかは全くわからないですが

他人からは大したことなくても、自分の中で一生懸命に考えてた事は大事にしたいと思ってます


他人はそんなに他人を見てないって、励ましとかの言葉で言ってくださる方もいるし

そうだなって思います

自分が自分を見てるから休まらないとも

見られてると思って、背筋をピンとのばして生きてるのも割りと好きです


なにかを見つける度に、

今、凄く楽しんでるなーって思います



ここまで読んでくれて、

読もうって思ってくれてありがとうございました

それだけで嬉しいです



おしまい



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