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備蓄米放出とオーガニック給食と食料自給率を上げろは矛盾が多いと思う

さあ!2/14、政府からのバレンタインいただきましたね!その名も「政府備蓄米」です。
決まったものは仕方ないですが、なんか矛盾してるところ多いですよね。米が足りないと騒いだりオーガニック給食化するぞとか食料自給率を上げろとか。どれも関連付いていないような気がします。また、米が足りないと騒いでるのにオーガニック化なんてしたら更に足りなくなるし食料自給率なんて上がりません。また、こんなニュースもあります。品川区小学校の給食の全野菜オーガニック化!です。

子どもの事を考えつつ公費で助成するのであれば、それ以前に化学調味料なども使って低コストでおいしい給食を供給することを考えるべきだと僕は感じます。まして、オーガニックが健康にいいだったら今までの給食を全て否定することにもなるとも感じます。

農水省何したいんだって言いたいですよね。
けど、良くも悪くも「農業」が注目されるのはいいことかもしれません。なんでもポジティブに考えます。

けどです。やっぱり矛盾してることが多すぎると思います。当然のことですが現場は混乱します。

だから、これからは「自分で考える」がより大事になってくると思います。政府の言うことなんて聞いてられません(笑)

自分で作って自分で売る!これに限られると思います。今やSNS時代です。やり方によってはほんとすぐにお客さんを見つけることができます。必ずどんな商品でもニーズがあります。そんなお客さんを見つけることができるかどうか。あとは売り方ですね!

例えば、今日のタイトルにある「給食のオーガニック化」です。オーガニックだから健康にとか美味しいは違う話です。エビデンスがないです。だから、そんな売り方で売るのは僕は嫌です。ましてオーガニックだから売れるというのも幻想です。しかし、使う肥料によっては本当に味が変わります。僕個人の経験では「魚粉や微力要素」を入れてる作物は美味しいです。窒素分が少ないとえぐみが少なくなります。

そしてですね、人間の舌には「味蕾」という味を感じるセンサーみたいのがあります。子ども時代に発達し、その数が多いほど味覚を強く感じることができますが、ある時期を過ぎると減少し、40代頃には子ども時代の約3分の1まで減少すると言われてるんです。つまり子どもの方が大人よりも味覚に敏感であると言えるのです。

ニンジン嫌いな子も食べてくれたんです!親も大絶賛でした。無肥料無農薬ニンジンです。

だから、子どもの頃苦くて食べれなかった「ウニ」や飲めなかった「ブラックコーヒー」が飲めるようにもなるんですね。ある意味では子どもに好き嫌いが多いのは自然なことなのかもしれませんね〜

いつも通り余談入りました!笑
けど、今回はサクッとまとめちゃいます。

去年から米が足りない!と騒ぎ、それにも関わらずオーガニック化!みどり戦略!といい、それに食料自給率を上げなければならないとも言っています。相当、農水省は迷っています。もしかしたら、財務省から予算をぶんどるためかもしれませんが。

こんなことを1から10まで聞いていたら、現場が混乱するだけです。だから、自分たちはどこを目指すのか。どう経営していくのか。これからは今以上に重要になってくると思います。

まして、これからは農業従事者が減少します。そうすると耕作放棄地も当然増えると思います。それをやるのかやらないのか。当然、機械効率が悪いところもあります。しかし、そこまでしてやる必要もあるのか。という考えもあります。それは、日本は食品廃棄大国だからですね。賞味期限切れ食品を蛇蝎の如く嫌ったり、同じく不揃いの野菜をよく思わなかったり。
 
そもそも北海道を除く農地面積が狭い日本で食糧自給率をこれ以上上げたら、単に食品のコストが上がって生活苦になるだけだと僕は思います。「上げること」が良いことなのかを考えるべきです。米や野菜の値段が倍になってるだけでニュースになる日本ではなかなか大変なことだとも感じます。

機械倒してますが(笑)こんな山奥にも畑あるんです。
さぁこれからどーするのか

最後に。もし僕が耕作放棄地をやるなら里山ですよね〜(そんなところしかないですが笑)
何を植えるかは別として別荘化します。おそらくですが究極の昔っぽさをイメージすると思います。

さて、備蓄米放出とオーガニック給食と食料自給率上げろは矛盾が多いことがなんとなくわかってくれたでしょうか。

わかりませんでしたらもっと具体的に述べますのでご連絡よろしくお願いします🙇

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