どうも、ノンキャリ官僚です③
タイトル詐欺でごめんなさい。
今回は大学時代の話を、次からようやく本編…。noteは帰宅中に電車で書くのが好きだけれどもネットが繋がりづらい。
長くて苦しい受験生活の末、迎えたキャンパスライフ!私は間違いなく浮かれていた。入学したばかりの頃、サークル新歓にはちょこちょこ行った。特に思い出深いのが合唱サークルの先輩の顔が好みで新歓に行ったこと。先輩が好みすぎて、愛(大げさ)のために好きでもない合唱をするか考えたことが懐かしい。勿論しなかった。なお、その先輩は後々同じ合唱サークル内の垢抜けきれてない女性の同期と付き合う。今は続いてるのだろうか。
さて、そんな感じで複数の新歓へ行った結果、部活みたいな凄く熱心に活動するでもなく、飲みサーみたいなイケイケでもなく、月1くらいの頻度で何らかのイベントがある留学生支援サークルに入った。しかし、自分のあまりの英語の拙さにガッカリし、早々に留学生との交流を諦め、日本人とばかり交流する。それもそれで楽しかった。なお、留学生との交流から逃げたことも有ってか英語には今も苦手意識が強い。
肝心の勉強だが、せっかく希望して自分の住んでいる県内の大学にはなかった文学部に行ったのに授業では寝まくった。文学部の所掌は広い。文学、言語学、心理学、史学…小難しく興味が持てなかった。しかし、ある日文化人類学の先生がアフリカの呪術について講義し、それだけはかろうじて寝なかった。そのため、文化人類学を専攻した。そしてこれは大正解だった。文化人類学は元々民俗学から来ており、大航海時代以降に西洋人が未開の地アフリカの原住民と共に生活し、その中で研究?記録を残すものである(確か)。社会学とも似ているが、実際に一緒に生活する、現地のコミュニティに入り込む点が異なっている。実際のところ、学部生ではそこまでの入り込みが難しかったが…。私は幼い頃から興味があったセックスワーカーについて調べていた。卒論のため、自分のツテをたどって、何名かの方にインタビューできたことは大変貴重であったが、深く研究することが出来ず、自分の想定していた通りの結果となり、なんとも歯がゆかった。(セックスワーカーへの興味については別途記事を書きたい。)しかし、研究自体はとても興味深く充実していた。
そして大学生の本分の恋愛だが、全く上手くいかなかった。なかなか人を好きにならない自分が珍しく心惹かれた人に片思いで振られてしまった。(別れ間際の駅で告白し、その時は「考えさせてほしい」と言われたが、その5分後にインスタのDMで振られたことはよく覚えている。直接言えよ。)
これまで努力で割と色々な物事がうまくいっていた私には初の挫折だった。また、大学生にもなると、周りの友人にも彼氏が出来てきて、「なぜ自分はダメなんだろう、自分には何か大きく欠けているのではないか。」と自分を詰めた。意外と長く引きずったが、ある時からこれを考えても何にもならないことに気づき、自分を卑下することをやめた。その片思いの人に振られてからも、男の人と出かけることはあったが、特に何も進展はなく、全く羽目を外すことはなかった。
そして就活。幼い頃より、親には「公務員は安定している。会社員と違ってクビを切られることはないのだ。」と強く公務員を勧められ、なんとなく地元で公務員として働くんだろうなと思っていた。当時は国家公務員の存在など全く気にも留めていなかった。
大学3年の夏からインターンに参加し、就職活動なるものを本格的に始めることとなった。インターン先は県庁、市役所と電力会社。民間ならではの押しが強かったのか、インターン生は電力会社のほうが優秀そうな人が多かった。私はインターンを受け、県庁を第一志望として就活を進めることとした。試験のため、並行して勉強も進めた。そんなある日、同じ大学内の就職支援サークルの人と話す機会があり、公務員志望ということで私には公務員内定者を当ててもらったが、その人は国家公務員だった。当初は地方公務員ではないじゃんとガッカリしたが、その人の話を聞くうちに熱意に押され、国家公務員も選択肢の1つだと思うようになる。そして、国家公務員の採用イベントにも参加し始めたところ、その人と似たような熱い人が語るスケールの大きな話に心惹かれ、県庁ではなくここの廊下を歩きたい!この人たちと一緒に働きたい!と強く思い、国家公務員が第一志望となった。まあ、これは罠だが。そんなこんなで勉強や面接対策を頑張り、晴れて第一志望の省庁に内定をもらった。大学受験ほどではなかったが嬉しかったし、ホッとした。
大学時代でぱっと思いつくことを並べたが、やはり高校時代の一瞬一瞬の濃密さと比べると薄かった気がする。それは自分が何かに熱中し、ものすごく努力することがなかったからだと考えている。
それはさておき、ようやく次回から本編!!自分でも書いてて長すぎた。