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ジ・エンターティナー【ピッコロ・エスクラ・サウルハープ】動画公開♪

8月ですね🌻
みなさ~ん!夏休み、楽しんでますかぁ~?🏝🎆

こんにちは(*^-^*)
今日も、私が来ましたよ。‟天の声”です☆

🎶ハイトーン・トリオ ミニヨン🎶
8月の演奏動画を
アップしました!

スコット・ジョプリン作曲『ジ・エンターティナー』です🎩🎉
それではどうぞ~🎶

映画「スティング」のテーマ曲としても、お馴染みですね🎥

ジョプリンて、誰?


アフリカ系アメリカ人の作曲家であるジョプリンは、
「手に職を!」と、貧しいながらもピアノを買って練習させてくれた両親のおかげで🎹
10代からダンス音楽の演奏家として活躍していました💃🕺
20代後半からクラシック音楽を学ぶために大学へ進み、
ヨーロッパのクラシック音楽と、自らのルーツであるアフリカ系のリズムやハーモニーとのコラボレーションを追求します。
そうして生まれたのが、「ラグタイム」という音楽ジャンルです♪

「ラグタイム」とは?


言葉の意味には様々な説があるようですが、
①アメリカのスラングで「ラグ(Rag)」がダンスホールを意味している
②「ズレた時間(Ragged-Time)」略して「Ragtime」

この二つが有力とされています✌️

今回はに基づいて、この作品の解説をしたいと思います。

💡まず伴奏型は、2拍子音楽らしく、ブッチャッ♪ブッチャッ♪というリズム。

基本は、拍の頭(「ブッ」の方)にアクセントが付く(強拍になる)ように演奏されます。
※オレンジ色で表記

とても規則正しいリズムです💂‍♀️

💡しかし、メロディーラインはこの画像のようなリズムになっています。

拍の途中にもアクセントがありますね~。
こういうのを「シンコペーション」と言います。
本来の強拍である拍頭よりも長い音が次に来ることによって、
(※理論上、長い音が重要な音とされ、重要な音を大きく演奏する。)
ズレた強拍ができています。

規則正しい伴奏型に、このシンコペーション型が乗ることで、
「ズレた時間」が、ワクワクして聴こえますね♪

この作品のオリジナルはピアノなんですが🎹
ピッコロ、エスクラ、サウルハープという、
発音も音色も全く違う楽器でのリズムの絡み合いでは、
また違った面白さがあって、
‟たのしいなつやすみ”感も、出ているのではないでしょうか~🏝

また、19世紀末にジョプリンがアメリカで生み出した「ラグタイム」は、
後にジャズのルーツにもなりましたが、
実はヨーロッパにも伝わっていて、クラシック作品に用いられるようになりました。
代表的なものには、ドビュッシーの組曲「子供の領分」の「ゴリウォーグのケークウォーク」などがあります🇫🇷

宿題の自由研究に困っている学生さんのキミ😃
市販のキットを頼りに理科系に取り組むのも良いですが、
「音楽」、そして「ラグタイム」の研究も、
珍しくて注目されるかもしれませんね~👀

そんなキミの研究はとっても‟エンターテインメント”で、
発表すれば一躍、素敵な‟エンターティナー”になれるかも!?ですね!😁

ミニヨンのメンバーにとっての
‟エンターティナー”とは?

天の声:せっかくなので、音楽という広い意味での‟エンターテインメント“の世界に身を置くミニヨンのメンバーにとっての、‟エンターティナー”について、聞いてみたいと思います~🎤

ピッコロ 樋口裕香(以下 樋口):
音楽で??じゃぁ、、、僭越ながら大御所フルーティスト様で申し上げると、、、
ジェームス・ゴールウェイ氏やパトリック・ガロワ氏が思いつきます。
だいぶオリジナリティを出して演奏されていますが、より強く、そして枠を超えて曲の魅力が伝わってくるので、感動します。音だけでこれだけのエンターテインメントができるのかと…。大好きなお二方です!

天の声:ほぉ~、大演奏家先生は、表現がより個性的なんですね!

樋口:あ、一括りではないのと、そもそも彼らは技術的に卓越していて、きちんと音楽を理解されているうえで…のオリジナリティなんです。
これを例えば、若い学生が憧れて猿真似したところでオカシイもので、
「楽譜をよく見ましょう」とか、「アカデミックな解釈で演奏しましょう」という指導だけをいただくことになります。汗
高校生のころの私がまさにそれでした。笑

天の声:なるほど。プロフェッショナルのオリジナリティには、基盤となる部分がとっても大事なのですね!

サウルハープ 山内悠里佳(以下 山内):
最近ではBrast!さんの公演観て感銘を受けましたね!
一番は演者自身が楽しみ、お客さんに伝わって会場全体が楽しい空間になる、
その空気を共有した時に、真のエンターティナーとはこういう事をいうんだな…と感じました。

天の声:演奏者自身が楽しむ!演奏そのものに必死になってるところだけれど、是非心がけたいことですね!

エスクラ 中山寛子(以下 中山):
私は特に個人ということではないんですが、曲の世界観を、音だけでなく演奏している仕草や表情、また衣装などでも表現している方を見ると、良いなあと思います!
自分がどんなステージにしたいか、明確な意思を持っていて、なおかつそれを実行する実力をもっていることが必要なのだと思います。

天の声:見た目でも表現するための‟演奏力の余裕”も大事なんでしょうか。
確かに、せっかくのステージでも、例えば「イメージと合わなけど衣装がこれしかないから着る」とか「衣装のこと構ってられないから無難に黒にしておこう…」ばかりだと、ちょっと寂しいような気もしますね。

中山:オーケストラや吹奏楽の演奏会の衣装は、だいたい黒や白で統一されることが多いです。
自由なカラードレスにすることで華やかにもなりますが、見た目ガチャガチャすることもあるので。。。
聴衆の意識を演奏そのものに向けさせることも、一つの魅せ方なのかもしれません。

天の声:華やかでもシンプルでも、お客様がより演奏会を楽しめるように考える、ということですね。

山内:当たり前かもしれませんが、お客様やファン優先という姿勢はエンターティナーとして大切だなと思います!
あるアーティストのコンサートに行った時に人一倍動き回ってファンサービスしてる姿にまんまとやられたことありますね!(笑)

天の声:それは、「惚れてまうやろ~!」ですね。

山内:あとプロの方にはもちろん感動しますが、友人や知人、家族からエンターティナーの素質を感じることもあります(笑)
素晴らしいパフォーマンスもですが、まずは身近な人を楽しませるエンターティナーになりたいですね☆

天の声:おぉ、山内さんのコメントで綺麗にまとまりましたね(笑)
ミニヨンの、そしてメンバーそれぞれの今後の‟エンターテインメント”にも期待したいです♪

それではみなさん、
熱中症🌞と、昼夜逆転の「ズレた時間」⏰には、
くれぐれもお気をつけいただいて!
エンターテインメントに満ちた、良い夏休みをお過ごしくださいね~😃🏝

その一つに、ミニヨンのこれまでの動画も、
是非ご覧くださいませ❤️

チャンネル登録もしていただけると、とっても嬉しいです✨
よろしくお願いします❤️

レッスン・演奏等、各種ご依頼は☆こちら☆

Hi-Tone Trio Mignon
ハイトーン・トリオ ミニヨン

Piccolo:Yuuka Higuchi 樋口 裕香
https://twitter.com/fl_yukahiguchi

Es-Clarinet:Hiroko Nakayama 中山 寛子
Non-Pedal Harp:Yurika Yamauchi 山内 悠里佳



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