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壁打ち作家への片思いをやめたい

私のジャンルには壁打ち(正確には2桁フォロー4桁フォロワーの厳選フォロー)絵馬がいる。その方は別ジャンルでも好きなカプが同じで、私とカプの好みが見事に合致している。自分でもストーカー染みていて気持ち悪いとは分かっているが、その方と仲良くなりたい、あわよくば相互フォローになれたら…と想像しては、無理な現実を突きつけられて落ち込む。その方の呟きを見るだけで片思いが辛くなるので、好きな作家なのにもかかわらず普段はミュートしてしまっている。昨日の記事でも書いたが、こんなことに悩んでいる暇あったら、クロッキーでもデッサンでもして画力を上げたり、コンスタントに作品を投稿した方が僅かなりとも仲良くなれる可能性は上がると思うのだが(それでも1%にも満たないと思うが)、しょうもないモヤモヤや焦燥感に創作意欲をかき消されてしまう。
一方的なファンという当たり前のことに悲しくなるなんて自分でも馬鹿馬鹿しいと思うし、どうしてこんなことでクヨクヨしてしまうのか考えてみたのだが、結局カップリングというものに強く帰属意識を持ってしまっているのではないだろうか。「同カプ」「自カプ」というものに何か繋がりや輪のようなものを感じているから、仲良くなれないときに疎外されたと感じて悲しくなるのだ。でも普通に考えてみれば、同カプなんて好きなカップリングが同じというただそれだけのことでしかない。別に価値観や性格が合うとは限らないし、仲良くしなければならないという義理もない。
これはcremuという創作お悩み掲示板で見つけた書き込みなのだが、とてもタメになったので引用させてもらう。

同じように思ったことあるよ。自分は性癖っていうか解釈少数派だったけど。
自分は帰属意識をなるべく削ぐようにした。
まず「自カプ」って呼ぶのをやめて「私の好きなカプ」って呼ぶとか。
「この人達は、たまたま好きなカプが被って人生ですれ違っただけで、コミュニティでも、団体でも、同志でもなんでもない、嗜好も考え方も全く違うただの他人だよ」って自分に言い聞かせた。
一つの共同体だと思ってるから、その中での順位とか立ち位置とか気にしちゃうんだと思うので。
自分が住んでる市町村で、あなたの収入は何番目です!せめて1000位には入らなきゃ!みたいなこと考えないよね?(考えてたらごめん)
そのレベルまで「カップリング」と言う枠組みを希薄にする。
2ヶ月目くらいから「言うて赤の他人だしな。性癖が違う人と比べても仕方ない」って思えるようになったよ。
実際、冷静になれば自分よりニッチな趣味の人に「私は趣味がニッチなだけで、あなたより技術はあるんです」って言われても「はぉ、大変ですね…?」ってなるしね。

出典:「主流になり得ない性癖と上手く付き合っていく方法を知りたいです。 ...」https://cremu.jp/topics/64423

カップリングというものに帰属意識を持つのをやめれば、多分過度にライバル心を抱いたり逆に湿っぽい憧れを抱くことも少なくなるんじゃないだろうか。

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